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週刊三題 二冊目  作者: 長岡壱月
Train-130.September 2023
146/283

(1) ブラザーヘッド

【お題】東、西、燃える

 十五の成人の日を迎えた翌朝、育った孤児院を前に彼らは誓いを交わしました。互いに拳

を突き合わせ、希望に満ち溢れた未来を語ります。

「俺は──世界中を冒険して回りてえ。剣の腕をもっともっと磨いて、どんな奴にも負けな

い最強の男になってやるんだ! 想像も出来ないような場所を制覇するにはきっと、俺自身

もそれぐらいデカくならなきゃ駄目だと思うんだ」

 一人は双子の兄・アルバート。やや粗雑ながら、その腕っぷしの強さは多くの街の住人達

が知る所です。幼い頃から詰め所の兵士らに稽古をつけて貰っており、早くから才能の片鱗

を見せてきました。

「兄さんは相変わらずだなあ……。でも、良いと思う。僕も僕で、あちこちを見て回ろうと

思ってるし。先ずは連邦都フェレ・ラガートかなあ? あそこは科学も文化も最先端の街だし、学べることが

いっぱいありそうだ」

 もう一人は双子の弟・エルヴィス。兄とよく似た顔立ちながら、その受ける印象は寧ろ真

逆で、とても大人しく利発な少年です。早速大きな夢を語る兄に微笑ましい苦笑を向けなが

ら、自分は自分でかねてから興味のあった学徒の門を叩こうと決めていました。

「お前も大概だと思うがなあ、エル。まあ、ぶっちゃけ孤児院うちの本だけじゃあお前が満足出

来てなかったのは知ってるし、向いてると思うぜ? 頑張って来いよ」

「うんっ」

「しかし……あれだなあ。そうなると俺とは、まるで逆方向になるのか」

「逆? 兄さんは先ず何処を目指そうと思ってるの?」

「ミヅ平原辺りだ。あっちは武者修行で強い奴がごろごろいるって聞いたことがある。腕試

しに挑んでみてもいいし、誰かに弟子入りしてもっと鍛えられるんならもっと良い」

「あ~……。そうなるとガッツリ東だねえ。ぼくの方は、西……」

 だからこそ、最初エルヴィスは少し眉をハの字にして残念がりました。もうお互いに十五

歳、世間的にはもう一人前として──半ば強制的に扱われる時期が訪れたとはいえ、生まれ

からずっと一緒だった兄と離れ離れになるのだと思うと寂しさが勝りました。

 遠く遠く、街の門の向こう側を仰ぎます。

 そこには確かに、文字通りまだ見ぬ世界が待っていましたが、一方ではたしてたった一人

で大丈夫か? という不安が無い訳ではありません。

「……ならよう、エル。こうしようぜ?」

 だからでしょうか。そんな様子を見た兄・アルバートは、少し考えて次の瞬間とある提案

をしてきます。それはまだ年齢的には“子供”であった二人にとって、大切な宝物のように

輝いていました。「……?」事実兄から告げられたエルヴィスは、ぱあっと希望に目を輝か

せることになります。

「俺は東から、お前は西から。二人でぐるっと世界を回って、いつかまたこの街で会おう。

そん時になりゃあ、お互い土産話の百や二百は下らないだろ? もしかしたら嫁さんとかも

くっ付いてくるかもしれねえしな?」

「よ──っ!? い、幾ら何でも気が早過ぎるよ……」

「ははは!」

 他愛のない会話、別れ際のそんな約束。ですが少なくともこの時の二人のとっては、ひょ

んなことから生まれた未来への地図が高々と揚がっていたのでした。笑い合い、まだ見ぬそ

の“何時の日か”を想像して、別れの寂しさが紛れてくれるまで。

「じゃあ、約束だ」

「うん」

『いつかまた、この街で!』


 生まれ故郷──かは判らない育った街を後にし、兄・アルバートは予定通り腕っぷしに自

信を持つ猛者達の地・ミヅ平原方面へと旅立って行きました。とにかく日々の、旅の資金を

得る為にも先ずは冒険者の登録を……。そうして最初に訪れた比較的大きめな町で、彼は早

速彼らの“洗礼”を受けることになります。

「おうおう? 見てたぜ? お前、新人ルーキーなんだってな?」

「良ければ俺達“先輩”が、色々と教えてやろうか?」

 ぐへへ。明らかに格下と思い込んだ年長の男達による、日頃の憂さ晴らしを兼ねた攻勢。

ただ、故郷に居た頃からこの手の輩とは何度も立ち回っていたアルバートは、結局彼らを圧

倒する実力を発揮します。流石にこれには、場に居合わせた他の冒険者やギルド職員らも驚

きを隠せませんでした。或いは「でかした!」と、別の意味で憂さを晴らせた面々からの快

哉が飛びます。

「こりゃあ、中々活きの良い新入りがやって来たじゃねえか」

「私達からすれば、トラブルの種が増えるだけなんですけどね……。お待たせしました、ア

ルバートさん。これが貴方の冒険者カードですよ」

「おお……っ!」

 ギルドの受付嬢から交付して貰ったのは、褪せた鉄色の平たいカード。登録したてで勿論

階級は最低からのスタートでしたが、夢と野生に溢れる彼にとってはこの上ない悦びに違い

ありませんでした。一悶着こそ舞い込んできたものの、ようやく冒険者としての第一歩が始

まるのです。

「これが貴方の、冒険者としての身分を証明する印ともなります。初回のみは無料ですが、

以降何かの理由で紛失した場合、再発行には手数料が発生致します。ご了承ください。そし

て階級についての説明ですが──」

 以降アルバートは、武者修行と見聞の旅を兼ね、東回りに世界中を駆け回ることになりま

す。往々にして無鉄砲で、しかしながら不思議と偉業を成し遂げては人々を惹き付ける。そ

んな有力冒険者の一人へと伸し上がっていったのです。

 ……本人的には、未開の地への冒険ついでに、湧いて出てくる挑戦者達を片っ端から千切

っては投げ、千切っては投げを繰り返していただけなのですが。


「やっと着いた──連邦都フェレ・ラガート!」

 一方で弟・エルヴィスは、貯めていた資金で真っ直ぐ当座の目的地である西方最大の街、

フェレ・ラガートへの汽車旅を敢行しました。兄とは違い、そこまで荒事が得意ではない彼

が目指すのは、街の至る所にある最先端の技術とその習得です。出発前、兄との約束を忘れ

た訳ではありませんでしたが、基本的に彼はこの街を拠点に見聞を広める心算でした。こと

厳重に守られた技術を目にする為には、相応の組織の中で、相応の成果や地位を得るのが最

善のコースです。冒険者となった兄とは対照的に、当初彼はいち学徒としてその入学の門を

叩いたのでした。

(凄いな……。本で読んだことはあっても、実物を見ると見ないとじゃ段違いだ。いいや、

それ以上にこんなにも知らないことが、沢山沢山あるなんて……!)

 好奇心と行動力の塊。そういう意味では、確かに二人は兄弟であったのでしょう。彼は入

学後、他の生徒達に交ざりつつ貪欲に知識を吸収してゆきました。学内の講義だけでは飽き

足らず、時には遠方に赴いてのフィールドワークにも積極的に参加──その暴走し気味な様

子に、座学中心の講師などはハラハラさせられっ放しでしたが、逆に実践重視や職人気質の

先達らには可愛がられました。

 特に深く学んだのは、当時目覚ましい発達をみせていた蒸気動力による交通網。果ては発

電機構から、火器兵器に至るものまで。兄さんがいたら、どんな反応をしただろうか……?

時折エルヴィスはそんなことを考えながら、次第にこれらの技術が戦場に投入されてゆくさ

まを俯瞰していました。いち技術者、開発のエキスパートとして、西側の連邦加盟国がこん

なにも繁栄を謳歌している理由を知る所となりました。大地から生えるように立ち並ぶ都市

群の中で、少しずつ自らが摩耗してゆくさまを自覚ししりながら。


 ……歳月とは、掻くも残酷なものでありました。かつては互いに見果てぬ世界、夢を見て

旅立ったその世界げんじつも、気付けば西側の連邦諸国と貧困に苦しむ東側の非加盟諸国という二項

対立が日ごとに先鋭化していったのです。鉱物や農産物、ひいては出稼ぎにやって来た人々

から得られた利益で繁栄を謳歌する西側に対し、公然と武力蜂起を始めた各種勢力。始めは

まだ、お互いバラバラで連携も何もなかった散発的な武装衝突に過ぎませんでしたが、次第

にこの緩やかな一方的パワーバランスをひっくり返しかねない存在が東側に現れました。

 彼ら各地の不満分子を束ね、西側への侵攻を開始した“帝国”です。

「──報告します! 第二防衛線突破されました! 現在、第一防衛線の部隊との交戦開始

も確認! こちらに到達するのも時間の問題かと……」

「分かっている! 何としてでも押し返せ! 城壁内うちがわに入られたら最後、住民達を巻き込ん

だ市街戦になるぞ! それだけは絶対に避けるんだ!」

『はっ!』

 明らかに従来の散発的、統率など取れていなかった武装集団のそれとは、異質なまでの攻

撃力。火器や兵士の質、量ともに圧倒的優位であった筈の連邦加盟国を、突如として現れた

“帝国”の軍勢は次々に攻め落としてゆきました。油断があった……と言えばそれまでなの

でしょう。ただそれだけを理由にするには、あまりにも怒涛。あまりにも不自然。

 まるで敵側の兵らが、死傷さえ恐れぬ“化け物”じみた働きをして──。

「ひいッ!?」

「第一防衛線陥落、第一防衛線陥落! 敵軍、飛竜部隊、来ます!」

 巨大な翼と堅牢な鱗、鋭い牙、爪と灼熱の吐息ブレス。爬虫類の怪物。かつて御伽噺でしかなか

った存在達が、今現実に大軍となって街の城壁の上を飛び越えて行きました。ついでといっ

た程度で撒き散らされるブレスだけでも、連邦側の軍勢はあっという間に火に巻かれて壊滅

的被害を被っていました。組まれていた壁が呆気なく砕かれ、爪で握り潰され、進撃が市街

地内部へと及んでゆきます。焼け焦げた死が、充満してゆきます。

「──はあっ、はあっ!!」

 そんな戦禍に包まれた街を、エルヴィスは駆け抜けます。かつて自分達兄弟が育った孤児

院のあった街です。ですが今は、その古里も含めて全てが飛竜などという埒外の化け物達に

破壊され、見るも無惨。寧ろこの状況で生き残っている他人を探し出す方が困難といった状

態でした。

 それでも彼は、先刻受けた情報を元に全身に鞭を打っていました。まさか自分まで駆り出

されることとなった軍服、刀身脱着式の銃を担ぎ、街の中心部へと急ぎます。

「見つけたぞ、帝国軍!」

「いや、皇帝──アルバート!」

『……』

 戦前は流れ出る噴水と人々で溢れていたであろう、憩いの場であった噴水広場。それも今

は周囲を包む炎と破壊された瓦礫の山で台無しにされ、むせ返るような不快感だけが場に沈

殿しています。

 迷いとそれ以上の怒り。エルヴィスが辿り着き、そうして叫んだその名は、飛竜達を率い

て佇むかつての兄・アルバートその人でした。攻撃しようかと身をよじらす怪物らを軽く指

先一つで制し、今や“皇帝”となった彼はスッと振り返ります。

「久しぶりだな。まさかこんな状況で、お前が直接乗り込んでくるとは思わなかった」

「乗り込みもするさ! どうしてだ、兄さん!? ここは僕達が育った思い出の街──あの

時約束した、再会の場所でもあるだろうに!」

「……だからこそ、だよ。此処だけはどうしても、連邦の奴らに獲られたままにする訳には

いかなかった」

「っ! やっぱり、なのか……。本当に兄さんは、一連の……?」

 二十二年前、こんな再会になるとは一体誰が想像していたでしょう? 三年ほど前、かね

てより西側諸国への不満を抱き、闘争に明け暮れていた各勢力が一人の“英雄”によって統

合され“帝国”を樹立。連邦を倒す為に本格的な侵攻が開始されました。その驚天動地の立

役者となった者の名が、東方で数多の武名を挙げていた兄・アルバートだったのです。

 たっぷりと数拍、当の“皇帝”アルバートは、久方ぶりに会った弟の姿をじっと観察して

いるようでした。向こうは一人、こちらは飛竜を含めた精鋭小隊一個。殺そうと思えば、今

すぐにも殺せた筈なのです。

「……お前も、随分と出世したみたいじゃないか。当然だな。昔っから、お前は周りの奴ら

よりも飛び抜けて頭が良かった」

「そうじゃない! 今はっ、そういう話をしているんじゃない! ……兵を退いてくれ。他

の皆が追って来ていない今ならまだ間に合う。これ以上、兄さんに罪を重ねられてしまった

ら、僕は……!」

「罪? それはお前達西側の人間が先ず贖うべきものだろう? 何百年にも渡って、自分達

だけが利益を独占し、俺達を虐げてきた……繁栄を渡さなかった……!」

 正直エルヴィスの側は、まだ兄弟の情が勝っていた節がありました。本来は技術者、国か

らの命令で仕方なく同僚らと共々軍属に下ったとはいえ、討つべき敵が実の兄だと判った時

には彼は酷く迷いました。それは今も、こうして形だけでも銃口を向けている時も変わりは

しません。夢であってくれ……悪い夢で、あってくれ……! なのに当の本人は、今や皇帝

として世界を蹂躙し始めた兄・アルバートは、寧ろ激しい憎悪の念で語るのです。

「お前は西側そっち周りで世界を巡って、さぞ快適だっただろうな。どの街も、衣食住が行き届い

てて技術も発展してる。井戸一つを巡って殺し合いになるなんてことも無いんだろう。今日

の飯の為に、糞みたいな重労働で命を削る必要も無いんだろう」

「兄……さん?」

東側こっちは違ったぞ、エルヴィス! 自然が豊か、人情溢れると言えば聞こえは良いが、逆に

それ以外はねえ! 産業らしい産業も育てられず、かといって毎日生きてゆく為には“身内”

で結束して敵と戦う続けるしかなかった! 勝ち続けるしかなかった! 農場も鉱山も、身

体を壊してまで採り続けた所で肝心な所は全部西側の経営者がもって行きやがる! どうす

れば商品になるのか、金になるのか? 学ぼうとする人間すらあいつらはあの手この手で潰

してきたんだぞ! 自分達のパイが減るからと、殺したんだぞ!」

 そこには、旅立ち以降彼が見た世界の現実がありました。連邦として政治的にも纏まった

西側の先進諸国に対し、技術的に劣り各部族同士での諍いが絶えない東側諸国。その元凶を

彼は、開発にこそ関与せど利益を総取りし続ける西側諸国にあると考えていたのです。事実

連邦の採っている政策は、東方を盛大な“植民地”として固定化し続けること繁栄を維持す

るといったものでした。

「最初はな……俺も東方こっちの奴らも奴らで、すぐ手が出て考えが足りないと思ったことも多々

あったさ。土地柄そういうモンだっていう諦めもあったかもしれねえ。だがよ、あいつらだ

って必死に生きてるんだ。理不尽に何世代も何世代も搾り取られ続けながら、何とか今日ま

で持ち堪えてきた。それでも……暴走しちまう奴らを繋いでおくには限界ってのがあるんだ

よ」

 言ってアルバートは、懐から小さな小瓶を一つ取り出してエルヴィスに見せてきました。

どうやら赫い液体が入っているようです。最初エルヴィスは良く分かりませんでしたが、次

の瞬間兄からの言葉でその正体を理解──激昂します。何事にもやって良いことと、悪いこ

とがある筈だと。

「こいつら飛竜の素だよ。この薬液を呑んだ人間は、以降自分を飛竜の姿に変える力を手に

することが出来る。数を揃えれば、小国の一つや二つ、軽く捻り潰せるレベルだ。俺の仲間

達は皆、これを飲んだ。尤も効果が強過ぎて、寿命が大幅に削れちまうがな」

「っ!? お前──ッ!!」

「キレる先が違えぞ。そもそもこの薬液を作ったのは、お前ら西側の人間だろうが。俺達は

偶々、そこから流出したサンプルと製法を手に入れたに過ぎない。仲間達も、皆寿命の副作

用を承知で飲んだんだ。お前らを……西側連邦を確実にぶっ潰す為にな」

「……」

 しかし、対する“皇帝”アルバートは続けます。“帝国”躍進の要因となった飛竜薬は、

そもそも西側が発明した技術の一端であること。あくまでその力を、自分達を苦しめる連邦

を打倒する為に使っていること。

「だからって……あんたのやっていることは人殺しだ! どれだけ大義名分を付けようが、

正当化なんて出来るモンじゃない!」

「綺麗事なのはどっちだ!? 先に嬲り殺しにしてきたのはどっちだ!? 同じ人間の筈な

のに、まるで家畜みたいに絞り取って、用が済んだり歯向かうようなら棄てる……。てめえ

らのやってきたことの方が、よっぽど虐殺の類だろうよ。数も、質もな」

 ギチリ。強く強く歯噛みをした両者が、暫し睨み合います。飛竜達もこの姿でもちゃんと

自我はあるらしく、アルバートを尊重して傍観している節があります。向けられたままの銃

口、ザラリと放たれた剣。双子の兄と弟、最悪の形での再会がとうとうその火蓋を切ること

になったのでした。

「……あんたはもう、変わってしまったんだな。あの頃には戻れないのか。だったら弟とし

て、僕がけじめをつける!」

「俺は俺さ。あの頃も、今も。……本当に勝てるとでも思ってるのか? 昔っから、腕っぷ

しなら勝負にもならなかっただろ?」

「そうでもないさ。お互い、人を殺す為の武器ならガッツリ持ち込んで来てるだろ?」

 正直傍らの飛竜達が割って入れば、あっという間にボロ雑巾になる──そんなことはエル

ヴィスも解り切っていました。だがそれでも今は、今はだけは、強がらなければいけないと

直感的に選んでいました。「ははっ、そうだな」アルバートもニッと笑いましたが、それも

一瞬。刹那指に添えた引き金と、全身をバネに猛烈な勢いで突進してくる剣が交わります。

「死ねえッ!!」

「う……ああああああああーッ!!」

                                      (了)

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