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プロローグ
これが初めての作品となります
至らぬ部分だらけとなりますが長い目で見ていただけると幸いです。
人には生きる理由がある
それは誰しも同じではなく、むしろ誰一人として違うと考えたほうが妥当だろう。
生きる意味がわからないまま命をすり減らす者がいれば、また逆に生きる意味のために命を燃やす者もいる。
1人の少年少女のために死力の限りを尽くす者がいれば、金のためにどんな手段も選ばない者もいる。
形のないものであるからこそ、それが自分にどれだけの影響を与えるかはわからない。
わからないならば生きている理由すらも曖昧になってしまうのではないだろうか。
その少年には幼い頃から願望がなかった。
願望がないということはつまり感情がないというわけではない。ただただ欲がなかった。
友達と集まりゲームで通信対戦をしたいからゲーム機が欲しいとか、明日は誕生日だからケーキが食べたいとか、その少年にはそういった感情は芽生えなかった。
少年が5歳の誕生日に父親が仕事の事故で亡くなった。少年は泣きじゃくった。ただひたすらに。
そんな自分に問いかけた
『僕はなんで生きてるの?』




