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1000年の孤独とそれを愛で埋めた100年  作者:
第二章 守る愛
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第五話 変化とそれを止める光

「先生の魔法やっぱり温かいね」

学校へと帰り温めたミルクを渡すと生徒達から言われた。


シオンの

『母さんの魔法は確かに高度ではないでも、誰よりも温かくて愛が籠ってるの知ってるよ』

という言葉を思い出した。


この子達も私の魔法を好いてくれている。

その事実だけでステラは満足だった。

ガラガラガン!

大きな音、ステラの今の魔力量じゃ、みんなにかけてあげられず獣人の子たちは耳を塞いでいる。


「なんですか?!」

「この教室には獣人の耳を持つ子が多いんです、お願いです、扉を開けるときはもっと静かに開けてください!」


勇気を振り絞り声を上げる。

「おい、ステラこの教室は封鎖することになった」

「な、なんでですか?!」

「お前に苦情がきてるんだよ、」

「高度な魔法は教えられない、生活の魔法すらほかのエルフの先生たちに負ける」

「おまけに声まで小さいときた」

「お前の授業なんてなくても変わらないんだよ」


せっかくシオンが作ってくれた居場所なのに!

なんとしても守りたくてステラがもう一度声を上げようとした時、

ステラの教室にいた魔法が苦手なエルフの子たちが声を上げ始めた。


「ステラ先生は確かにほかの先生より魔法が下手かもしれないけど、なによりも私達のことを考えてくれます」

「そうですよ!それにステラ先生の声が小さいのは獣人の耳を持つ子たちの耳を気遣ってですよね?」

「エルフの僕らが聞いたら少し小さいけど優しくって嫌な気持ちになんてなりません!」


獣人の子たちも続く

「そうだよ、ステラ先生は高度な魔法を使える先生たちより俺等のことを考えてくれてる!」

「ステラ先生の授業がなくなったら僕らが困るよ!」


「みんな…」

怖いはずなのにステラのことを思いみんな声を上げてくれている。

「私はこの子達がいる限り授業を続けます」

「分かったなら帰ってください!」


「もういい、勝手にしろ!」

またバン!と大きな音を立てて帰っていく


「ごめんね、みんな耳とか大丈夫?」

「怖くなかった?」

「大丈夫だけど、先生辞めないよね?」

心配そうにそう聞かれステラは笑って答える。

「うん、辞めないよ、」

「みんながここを必要としてくれる限り私は絶対に負けない」

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