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どちらかが好きになった時点でそれは、

通知音の向こうの存在に私たちは“好き”の手前で止まってる

作者:織原梨々衣
彼には、彼女がいる。
その事実を知りながら、私は“少し仲のいい友達”として彼の隣にいた。
ほんの少しの優しさに救われて、ほんの少しの距離を保ちながら…
それでも確かに、心は彼に傾いていた。

だけど、SNS上に現れる“見えない誰か”の存在が、私の不安をあおる。
見えないリプライ、鍵アカからの引用RT。
投稿するたびに現れるその反応に、私は怯え、でも口には出せなかった。

“選ばれる可能性”が目の前に現れたとき、
私は素直に彼の隣へ行けなくなってしまった。

優しさに満ちた彼の存在が、今はなぜか――
少しだけ、怖い。

これは、“報われる恋”ではなく、
“報われてしまった恋”に戸惑う、ひとりの女の子の物語。
どうして私は
2025/08/02 23:47
私の決断
2025/08/02 23:52
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