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全主人公中で最強五指に入りたいダンジョンコア持ちアイテム士の無双界隈  作者: くろのわーる
第2章 夏休み界隈

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42話︰ダンジョンという存在



 母親から説明を求められたが当然、俺に答えられる訳もなく、唯一知っていそうな唯衣に説明を任せる。


『お母様。先程、マスターと私は愛を誓い合いました。』


「説明が違うしっ!誓い合ってないし!」


『そんな・・・、マスター。私とは遊びだったんですか。しくしく。』


「俺じゃなくて、唯衣が今俺で遊んでんだろ!」


「・・・わかったわ。颯夜との仲は認めます。なので唯衣ちゃん、どうして颯夜が神々の敵、ラグナイーター?なんてのになったのか教えて」


『ありがとうございます、お母様。不肖ながらこの唯衣、颯夜さんをこれからも支えていきますのでどうかご指導の程、よろしくお願いします。』


 俺が吸収させたのはダンジョンコアじゃないなんか変な物だったのではと疑わざる負えない。

 そして、母親よ。満更でもない顔をするな。


『それでは多くは推測ですがマスターが迷宮喰いラグナイーターになった経緯を説明します。』


「やっぱり、俺が迷宮喰いラグナイーターなのか」

「あんたは黙ってなさい」


『今回、ダンジョンコアを過剰吸収したことにより、一時的にですが神域へのアクセス権限を満たすことになりました。』


 俺はダンジョンコアを吸収させた時のことを思い出す。


『しかし、その権限は神により拒否されました。それにより、マスターは神の摂理から外れました。』


「唯衣ちゃん、ちょっと待って。は、話が大き過ぎて・・・理解出来ないわ」


 俺も正直よく解らないが腕を組みながら解ったふりをしておく。


「その神の摂理から外れるとどうなるんだ?」


 どうやら父親はまだついていけているようだ。


『神の摂理から外れると神からの干渉を受けなくなります。』


「・・・ふむ」


 どうやら父親も脱落したようだ。現状、全員が脱落している状態だから話の切り口を変える。


「唯衣、そもそもダンジョンコアって何なの?」


『ダンジョンコアは神の力の一端です。』


 何となく解ってきたかもしれない。


「つまり、唯衣もしくは俺がダンジョンコアを3つも吸収したことで神の力が高まり、神域にアクセスする権限が得られたと?」


『その通りです。マスター。』


「じゃあ、なんで神に拒否されたんだ?」


『それは後で話しますが神域にアクセスした際、ダンジョンとラグナロクという単語が流れてきました。』


 俺はスマホを取り出し、ラグナロクを調べる。


「ラグナロク」とは、北欧神話における「世界の終末」を指し、神々と怪物が壮絶な戦いを繰り広げた末に、世界が滅亡する出来事です。


「「・・・」」


 両親も俺のスマホを覗き込んでくるが意味を見て絶句する。


『今回、ワールドアナウンスで《摂理を外れし世界に混沌を招く神々の敵、迷宮喰いラグナイーターが誕生しました。》と言っていました。これは推測になりますが神にとって、神域にアクセスされることに不都合があり、その権限を拒否すると神の摂理から外れてしまうのではと思います。そして、摂理から外れた者は神の支配が及ばない者=敵。よって、マスターはラグナイーターに認定されたのではないかと思います。』


 唯衣の説明を聞き、頭の中で整理してみる。


 神域へのアクセス権限を拒否もしくは剥奪する為には神の摂理から外す必要があった。

 逆説的に神域にアクセスするには神の摂理の枠におり、尚且つ神の力を持っていることが条件。


 じゃあ、なんで神域にアクセスさせたくないのか、アクセス権限を得た俺を摂理から外すし、尚且つ神々の敵にしたのか…。

 アクセスさせたくないのは見られたくない物があるから・・・敵認定したのは神にとって、俺という存在が邪魔になったから…。

 ラグナロク・・・の邪魔になると判断された?


 考えても情報が足りず、上手く整理出来ないのでその間に昔から疑問だったことを聞く。


「ダンジョンって、そもそも何で出来たの?」


『それは分かりませんがダンジョンとラグナロクは関係していると思われます。ラグナロクが何を意味しているのか。マスターが検索した通りラグナロクが《世界の終末》を意味しているならどうして神はそんなことをしようとしているのか、分かりません。』


 両親の頭はオーバーヒートしたのか湯気が出そうになっている。

 俺もこれ以上考えても結論は出ないと終わらせようと思ったがひとつ思い出す。


「そういえば、唯衣」


『はい、何でしょう。あなた』


 今はスルーだ。


「ユニークスキルからアルティメットスキルに変わる時に何とかの加護って、言ってなかった」


『はい、×××の加護です。』


「ん?もう一回言って」


『はい、×××の加護です。』


 ・・・聞き取れない。


『マスター、どうやら制限が掛かっていて発音出来ないようです。』


「どういうこと?」


『私の今の権限もしくは性能では口に出せないようです。』


「じゃあ、権限か性能が上がれば、口に出せるようになると?」


『恐らくはそうです。』


「どうすれば、権限が上がるのかって・・・ダンジョンコアを吸収するしかないか…」


『そうだと思います。』


 神に認定された迷宮喰い(ラグナイーター)が何なのか解らないまま、俺は大きな使命を与えられた気分だった。


 その謎を解く鍵はダンジョンを踏破して、ダンジョンコアを手に入れること。

 こうして、今後もダンジョンコアを求めて、俺はダンジョンに潜ることになるのであった。



なんか章の終わりみたいになっちゃったけど、まだ2章は始まったばかりです。

そして、ダンジョンコアには神の力の一端が含まれているのでミノタウロスロード戦で颯夜は半神化したんですね。

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