第547話 文系オタが持つ勇気
「うくっ……、十二、階位です」
「すぐに治しますよ。【聖術】と【解毒】を受け入れてください」
「はい……」
最後となったサトウキビから嘔吐毒をもらい、顔に切り傷を付けたメーラさんに【聖導師】の上杉さんが素早く駆け寄り治療を始めた。
それまでメーラさんに【解毒】を連発していた皮肉屋な田村がため息を吐いてから、白石さんのところに向かう。【魔力譲渡】を頼むくらいに魔力を使ったか。
迷宮に入ってからほぼ五時間。この部屋で白菜と牛、追加で乱入してきたサトウキビを倒し、ついにメーラさんが十二階位を達成したのだが、さて、先行されたティア様がどう出るか。
とはいえ、この状況はある程度狙っていたのも事実だったりする。拳士で短剣も使えるティア様と、片手長剣スタイルのメーラさんなら、トドメの手際は後者が上だ。平等に配分してるように見せかけつつ、実際はメーラさんの方に経験値配分を多くしておけばこうもなる。お二人が気付いているかどうか、俺にはわからないけど。
「これで安定しそう?」
「どうだろう。大丈夫だとは思うけど」
小声で問いかけてきた綿原さんに、俺は曖昧にしか返すことができない。
ティア様とメーラさんの同時並行レベリングなんだけど、どうにも守護騎士さんの動きが怪しげだったのがなあ。詳細に表現すれば、自身の戦闘中なのに、メーラさんの視線がちょくちょく主人に向かっていたのだ。
やることはやってくれているから咎めるところまではいかないけれど、どこかで事故りそうな予感があったので、メーラさんのレベリングを早めに終わらせたかったというのが俺の本音である。
前回のレベリングでも、メーラさん単独で階位上げになった時に微妙な空気を撒き散らしていたし、怖いんだよ、アレ。
「わたしが先になど……、申し訳ありません」
「いいのですわよ、メーラ。迷宮ではお行儀よく料理が並ぶわけではありませんわ。この程度のことは誤差ですわね」
「……はっ」
「さあ、わたくしも負けてはいられませんわね。背中を預けますわよ? メーラ」
「はっ!」
さっすがティア様! そうこなっくっちゃ展開をしっかりとこなしてくれる。
俺が心の中でガッツポーズをカマしている向こう側には、美しい主従の姿があった。で、ティア様、なんで邪悪な笑みでこちらをチラ見したのかな。
「八津」
「どうした?」
そんなティア様たちを暖かく見守っていた俺に田村が話し掛けてきた。難しい顔をしてるけど、コイツはいっつもこんな感じだ。さて用件はなんだろう。
「どう思った? 今の。メーラさんのコトじゃねえぞ。丸太戦法だ」
なるほど田村が確認したいのは、今さっきまでの戦闘についてか。コイツがこういう話題で話し掛けてくるのって、結構珍しいな。
ここまでの道中で話題に出ていた『丸太戦法』を、俺たちは今回の戦いで使ってみたのだ。田村は俺と一緒に迷宮の測量をやったこともあって地図に一言あるヤツだし、作戦に思うところでもあったのだろう。
田村は無言で、置かれたままの丸太に親指を突き付ける。わかったよ。
「サトウキビだからこそ効果はあったと思うけど。まだまだだよな」
「八津だって見えてただろうけどよ、丸太の位置取り、もっとマシにできてたんじゃねえか?」
「そんな調整、俺たちにできるかなあ」
「しっかりしろや、指揮官様よぉ」
「もっと地形に合わせた置き方をできるようならアリ……、かな。数を使うのはイレギュラーがあった場合の障害になりかねないから、控えるとして」
解体作業をしている連中を他所に、丸太の下まで移動した俺と田村は意見を出し合う。
◇◇◇
『牛が二体と白菜が五。だけど、その先にサトウキビがいるね。たぶん四体』
『サトウキビに察知されるか?』
『っていうか、とっくに魔力部屋を目指してると思うよ』
数度の戦闘を終えて牛が消えた魔力部屋へと戻ってきてみれば、メガネ忍者な草間が魔獣の存在を伝えてきた。
たしかに三時間くらい外していたけど、補充が早すぎだ。
本来はキツいだろう牛と白菜の混在は問題ない。すでに両者の攻撃は受け止め慣れているし、ミアの矢と海藤の槍で足止めだって可能だ。
突入か待ち受けるかのどちらでも選べるが、サトウキビの追撃が面倒くさいということで、俺たちは初の丸太戦法を試すことにした。
魔力部屋の牛と白菜をこちらの広間に呼び込みつつ、あとから登場するであろうサトウキビの通る扉の前に丸太を二本設置するという手順だ。丸太初心者な俺たちだけに、最初は無難なところから。
後衛術師による遠隔攻撃と強化された物理遠距離攻撃手段を持つ俺たちならば、それほど難しいミッションではない。要は先行する魔獣を手早く倒せばいいだけだ。
実際にやってみれば、ピッチャー海藤の槍が牛の動きを止め、ミアの矢は的確に白菜を無力化していった。ついでに綿原さんのパワーアップしたツインヘッドホワイトシャークが白菜最大の武器である蔓の切断に成功したのも大きい。
そんな様子を見ていた騎士連中が、戦況が安定したのを確認してからサトウキビが来る直前に丸太を置き、ちょっとの猶予のあいだにティア様とメーラさんが白菜と牛にトドメを刺しまくるという展開は確かに悪くなかったと思う。ただし段差の関係で片方の丸太が斜めになって、下に三十センチくらいの隙間があったのがいただけなかった。
そこから順繰り抜けてきたサトウキビが、それなりに被害を及ぼしたのだ。嘔吐感に苦しむ数名のクラスメイトに【解毒】を掛けまくった田村が丸太戦法に対し、難しい顔をしているのは理解できる。
最終的に嘔吐毒がキツいのだからサトウキビをティア様に任せるのは酷だと言いくるめて、メーラさんに処理を任せたという……、我ながら非道な流れだよなあ。
「夜になったらみんなで検討するか。それとだけどよぉ、八津。丸太よりも迷宮の単独行動、そっちこそだ」
「……そうだな」
ガッシリと俺の肩に腕を乗せてきた田村が、顔を寄せて小声で意味深なコトを言い出すが、真意は理解できる。
なるほど、田村はそっちも気にしてこの場に移動したってことか。
さっき俺が見出してしまった迷宮の新しいルール。その影響範囲がどの程度で、どういう境界線を持っているのか、その辺りの擦り合わせは必要だ。
事実、俺と田村が密談めいたことをしているのをチラチラ見ているクラスメイトもそれなりにいて、たぶんヤツらは似たようなコトを考えているのだろう。
「八津、お前なりに考えてはいるんだろうな」
「ああ。田村もなんだろ?」
「当然だ。バカにしてんじゃねえ」
特段バカになんかしてないんだけどな。要はこの時点でちゃんと俺が考えてるかを確認しておきたかったって意味なんだろ?
田村用語は、ヤンキーな佩丘と並んで解釈が面倒臭いんだよな。
◇◇◇
「いいんですか?」
「そちらにも十一階位がまだ残っていますわ。メーラが上がって、こちらは半数が十二階位。依頼は未達成ではありますけれど、『一年一組』の階位を上げる方が優先されるべきですわね」
時間も経過し、三層へ戻る道中で遭遇した三角丸太三体の処理を巡り、ティア様は鷹揚に獲物を譲る発言をしてくれた。
寛大な処遇に一年一組の面々は感服しきりである。一部そんなのを気にもしていないメンバーもいるけれど。
そもそも丸太は素材としてお高いので、九割引きされるティア様たちには倒さないようにしてもらっていたのに、ここにきてこの言いざまはどうなんだというのは置いておこう。
ティア様節は聞き心地がいいからな。
「じゃあ、ありがたくいただきます。さて、そろそろ騎士組も階位が上がるだろうし、ブチのめそう。せっかくティア様から渡された素材だし、丁寧に仕上げたいな」
「おう!」
ドスンドスンと音が聞こえてくる中で出した俺の指示内容にティア様は大変満足そうで、ドレスモードなら扇でも取り出していそうな雰囲気である。さすがに迷宮にまで持ちこんでいないものの、最近では革鎧姿ですら腰にぶら下げているけどな。
ちなみにティア様の隣で油断なく大盾を構えているメーラさんは、十二階位と同時に【広盾】を取得した。とことん守る方向に突っ走っているあたりがメーラさんらしい。
「深山さん、『氷床』を頼む。幅は扉に合わせて。奥行は三キュビ程度で」
「ウン」
三角丸太が三体というのは手強くあるものの、今回は扉が小さいのがラッキーだ。一体ずつ入ってくることになるだろう丸太を滑らせ、横合いからの一撃をブチかます。
「ある程度弱らせるまで盾は交代しながら三枚で行こう。最初は古韮、野来、佩丘で」
「おう!」
「術師は後方から、アタッカーは横から枝を払ってくれ! 誤射に注意」
「了解!」
最後の声と同時に丸太が広間に入り込み、騎士たちが盾を構えて前進する。サメと石が飛び、メイスと木刀が次々と枝を切り裂いていく。
もちろん海藤の槍とミアの剛弓は封印だ。海藤は盾役で、ミアなどは最前線で嬉々としてメイスを振るっている。
俺が二層に転落した時に、丸太相手にこんなパターンの戦い方をしたことがあるけれど、段違いだな。俺たちが強いっていう意味で。
「一体目はそろそろ退けていい。疋さんは【魔力伝導】。トドメは野来──」
◇◇◇
そこから五分くらいで戦闘は無事終了した。数名の怪我人こそ出たものの、展開としては無難なところだろう。
で、丸太が増えた。三角だけに一体につき太いのが三本。やたらと丁寧に処理された丸太が九本追加され、現在十三本だ。
軽い陣地構築くらいならできそうだけど、迷宮にログハウスを建てるには、まだまだ足りないか。
「古韮くんはどうするの?」
「俺はパスかな。野来は?」
大荷物になってしまったのもあって急ぎ三層を目指している隊列の前方で、丸太を肩に担いだ野来と古韮が新規技能の取得について話している。
一体目の丸太で【風騎士】の野来が、二体目と三体目にトドメを刺した【霧騎士】の古韮と、二人が揃って十二階位となったのだ。うん、これこそ今回の戦闘で最大の収穫だな。
迷宮初日でメーラさんとウチのクラスから二名が十二階位を達成したわけで、まずは順調と言っていいだろう。これで残った前衛十一階位は草間とティア様だけとなる。
ティア様のレベリングはお仕事だから優先するとして、明日は柔らかい敵はできるだけ後衛に回したい展開になってきたし、草間の十二階位は微妙かも。すまない、ニンジャよ。
「うーん、どうしようかな。みんなと一緒で温存でもいいんだけど」
「野来は方向性がたくさんだからなあ」
さておき、魔力温存とイレギュラーへの予備として騎士職連中は十二階位での技能取得を見送っている。どうやら古韮もそれに倣うようなのだが、野来はちょっと悩んでいる様子だ。
実際古韮の言う通りで、【風術】をメインに使う騎士である野来は、多くの選択肢を持っている。
たとえば【多術化】を取ることで、魔獣を揺らしつつ自らの速度を上げるなんていうカッコいい系を目指すのもアリだし、【鋭刃】でトドメ力を上げるのもいい。古韮のように【魔力伝導】を取って、高速シールドアタックなんていうのも面白いかもな。
もちろんパスして魔力を温存するのもアリ中のアリだ。
「あのさ、八津くん」
「ん?」
少しのあいだ顎に手を当てていた野来が俺に話を振ってきた。
片手でデカい丸太を担いでいるというのにそんなことができてしまうのは、異様な光景だな。
「僕の戦いを見てどう思った? 騎士職として」
「んーっと、飛び抜けて速い。小型の魔獣を相手にするなら騎士の中では最強だ」
「ありがとう。じゃあ、ダメな部分は?」
普段から大人しい野来が妙に真剣に、そして思い悩んだ顔をしているものだから励ますような返事をしてみたが、どうやら求めていた答えではなかったようだ。何となくそんな気はしてたけどな。
「怪我が多い、かな。野来……、そうか」
「だよね」
ウチのクラスに五人いる騎士職、【聖騎士】の藍城委員長、【霧騎士】の古韮は標準体形で、身長は俺と同じくらいの百七十ちょい。【重騎士】の佩丘と【岩騎士】の馬那に至っては百七十五で体格もゴツい。
そんな中、【風騎士】の野来は線が細くて、ちょっと小さい百六十五。
体格の小ささと体重の軽さは【風術】使いとして立派な武器になりえる。軽めの魔術でも距離と速度を稼げるからだ。魔力のあるこの世界では、体格と体重は絶対的な武器とはならない。
それでも一年一組の面々はフィジカルだって大切なんだからと常日頃から筋トレを欠かしてはいないが、それでも百日足らずでは効果も薄い。筋トレマニアな馬那曰く、向き不向きもあるのだとか。
筋量に劣り、なまじ【風術】も相まって速度型の騎士となった野来は、スプリンターの春さんと似て、攻防において怪我が多い前衛なのだ。
実は委員長も怪我をする騎士なのだけど、あれはもう自己ヒール前提の戦い方が身についてしまっているのだろう。いつかは先生や中宮さんが矯正してくれるかもしれない。
ともあれ細身でなよっちい文系オタな野来には、怪我を恐れず誰かを守るという精神が宿っているってことだ。
俺はこれでもそんな勇気を尊敬しているんだぞ。野来は立派に勇者の心を持っているんだって。
「じゃあ八津くん、前衛の魔力管理ってどう?」
「それは藤永の管轄だよ」
「俺っすか?」
俺から会話をパスされたチャラ男な藤永が首を傾げる。そこで驚くなよ。騎士メンバーの魔力管理って、完全に藤永の役目だろうに。
「騎士の四人が十二階位で技能を見送ったから、余裕はできたと思うっすよ?」
大した考えることもなく語る藤永だけど、なんで最後が疑問形なんだか。
「じゃあ僕、【鉄拳】取るよ」
オタな野来は右の手首を持ち上げクイっと捻ってみせる。どこかで見たようなポーズだよな。
怪我、とくに手首や肘の故障を軽減する効果を持つ【鉄拳】の取得。先生のように攻撃的なものではなく、防御としての【鉄拳】だ。
俺とメガネの草間から始まった【鉄拳】出現レースの結果、現状一年一組は前衛職の全員と後衛の一部が候補に並べることに成功している。【握力強化】もまたしかり。
イレギュラーもあって早い時点で【鉄拳】を候補にできた俺には出てないんだけどな、【握力強化】。ちくしょう。
「野来っちは速いから、合わせるのが大変なんすけどねえ」
「なら自分から魔力タンクのとこまで飛ぶよ。その時はお願いするね、碧ちゃん」
苦労人にして下っ端気性な藤永の肩が下がるが、野来は明るく惚気てみせた。
「う、うん」
ご指名を受けた非公式婚約者にして魔力タンク役の白石さんが、カッコいい雰囲気な野来の姿に頬を赤く染めている。
「けっ」
毒舌田村が露骨な舌打ちをするけれど、同意見なクラスメイトも多いことだろうさ。俺はどっち側に立つべきかな。
◇◇◇
「待っていたぞ」
「よう」
三層の待ち合わせ場所に到着した俺たちを出迎えてくれたのは、『サメッグ組』の組長さんと、アウローニヤにルーツを持つメンバーで結成された『ハレーバ隊』の人たちだ。合計で十六人。
見たことのない人も数名いるけど『ハレーバ隊』のリーダーさんなんかは、すっかり気さくに挨拶をしてくれるような仲なんだよな。
二層に通じる階段から二部屋離れたこの場所を選んだのは、風呂トイレ部屋が隣接しているはもちろんだけど、前回みたいに悪目立ちをしないようなチョイスをした結果だ。
今日はここで一泊し、前半では荷運びを請け負ってくれた『サメッグ組』との親善会、後半は今朝になって追加された国軍に四層魔獣を見せるっていうイベントが待っている。
「結構な量だな。やっぱり増えてるか」
「はい。魔力部屋も見つかりましたし、全体的に魔力量が増えていました。『魔獣溜まり』も二度程」
「そうか。俺たちも明日は四層なんだ。怖えなあ」
「気を付けてくださいね」
「『一年一組』にはいろいろ参考にさせてもらったからな。イザとなればすぐに逃げ出すくらいの覚悟で挑むさ」
俺たちの運んできた素材の多さに驚きながらも、リーダーさんと俺は簡単な情報交換をしておく。冒険者同士のやり取りっぽくて、俺はこういうのが大好物だぞ。
『ハレーバ隊』だって十三階位が四名も所属している立派なエース部隊なのだ。四層に挑むのは当たり前だという態度からは、冒険者としての矜持が伝わってくる。
「え? これだけでいいのか?」
「はい。これ以外は全部ティア様とメーラさんの倒した魔獣だから。あ、サトウキビだけはティア様の名義です」
「なるほど。階位上げ対象者の獲物か」
「はい。丸太全部と、牛が二体。白菜が三体。蟹が二体──」
近くで地上に運ぶ素材について選り分けをしていた組員さんが軽く驚きの声を上げ、綿原さんがどこか誇らしげに解説を入れた。
綿原さんの手には書記な白石さんと副官の奉谷さんが書いたメモがある。
こういうところは正直にやろうというのが、冒険者として『一年一組』が取るべき姿だ。優等生なんて揶揄など気にする必要もない。圧倒的チートを持ち合わせていない俺たちには、周囲との友好的な関係が必要だし、どうせなら気のいい冒険者とは仲良くできた方がいいに決まっている。
うっ、先日の友好度マウント合戦を思い出すと謎の頭痛が……。
「注文の品も持ってきたぞ。俺も運び屋をやって長いが、迷宮にブツを運び込むのは初めてだ」
綿原さんと応対していた運び屋のお兄さんたちが、肩に担いだ革袋をドサリと床に下す。なんでこんなモノをって雰囲気だけど、その荷物が大事なんだ。
「手間をかけさせてすみません。これが今日の主役なんです。美野里、佩丘くん、確認して」
「はいはい」
「おう」
ホワイトツインヘッドサメマスコットを肩に乗せた綿原さんが笑顔で答え、上杉さんと佩丘に声を掛けた。
すでに近くでスタンバイしていた二人がブツを確認するために歩み寄る。上杉さんは普段通りの微笑だけど、佩丘などは一段階アガってる声だ。
「で? なんなんだい、コレは」
「ジンギスカンのお肉です。昨日のうちにタレに漬け込んだ」
「『じんぎすかん』?」
綿原さんの口から出た聞きなれない単語に、お兄さんは首を傾げた。
今日の夕食は、お願いしてまで地上から運び込んだ加工済みの羊肉を使ってのジンギスカンだ。
俺は左腕に装着されたジンギスカン鍋バックラーをパージする。出番だぞ、新兵器。
次回の投稿は明後日(2025/08/27)を予定しています。