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第541話 装備換装は気分がアガる



「アレってタダの意地の張り合いっしょ」


「だよね。ハルもそう思った」


 チャラい(ひき)さんとカラっとした(はる)さんがスクワットをしながら笑い合う。

 さっきのビスアードさんや、ウルドウさん、フィスカーさんとサメッグ組長、ついでにマクターナさんの争乱をそうやって笑顔で評してしまえる感覚が凄いよ。


 組合事務所での騒ぎからなんとか抜け出し、拠点に戻ってきた一年一組を見て、警備をしてくれていた『オース組』のおじさんやおばちゃんたちは何が起きたのかと驚いていた。

 というのも俺たちの戻りが予定時刻よりも早く、やたらとくたびれているように見えたのだそうで。イベントが多い一日だっただけに、個人的にはやたらと長い時間が経過したように感じていたが、結果としては早上がりって形になったんだよな。


 おじさんたちに『赤組』の一件を伝えたところ、大層驚かれ、そして喜ばれた。『赤組』と『一年一組』の両方の無事を。

 それでこそ冒険者だと、よくぞやったと褒められてしまえば、悪い気はしない。



 去っていくおじさんとおばちゃんたちにみんなで手を振り屋敷に入った俺たちは、ガッツリと晩飯をかっこんで、今は談話室で各自が何かしらの活動をしているところだ。

 腹筋やら腕立てやら、体を動かしているのが半数ってところかな。


「対策は必要ですね」


「【冷徹】でもですか?」


「常に使い続けるのは少々──」


 部屋の壁際では滝沢(たきざわ)先生と武術家な中宮(なかみや)さんが深刻そうに会話をしているけれど、マクターナさん対策とか、考える必要はあるのだろうか。あの圧を受けると反射的に体が反応してしまうのがよろしくないとか言っていたけど。


「ふう。二匹で維持するのは難しいわね」


「がんばれ」


 別の場所ではサメが進化した綿原(わたはら)さんが、使い道の思い付かない砂糖ザメを一旦脇に置き、【多頭化】の検証に集中している。

 ポヤっと系の深山(みやま)さんに魔力タンクをお願いしてまでの念の入れようだ。雰囲気クールと物理クールもあってか、何気に仲がいいんだよな、あの二人。



「ここが四で、こっちが三。……八津(やづ)くん聞いてる?」


「ん、ああ。ごめん」


 クラスの書記係をやってくれている、ダブルおさげ文学メガネ少女な白石(しらいし)さんに咎められ、俺は目の前の書類に目を下す。視界は広くて全部が見える俺だけど、会話が耳に入ると気が散るんだよな。こればっかりはどうしようもない。【音観察】とかが出現したりしたら、話は変わってくるかもしれないけれど。


 俺と白石さん、それに加えてロリッ娘な奉谷(ほうたに)さん、そしてメガネ忍者な草間(くさま)の四人でしている作業は、本日測定した魔力量の記録のチェックだ。

 傾向を見出そうというとかいう目的ではなく、明日の午前中にミーハさんと数字合わせをする予定なので、そのための資料を完璧にしておこうってとこだな。


 ビスアードさんたち『赤組』を救出してからの後半は、草間とミーハさんで数字合わせはしていない。戦闘がドタバタしていたというのもあったけど、ミーハさん独自でどれくらい正確な数字を残せるのかという、謂わばテストをすることにしたのだ。

 部屋ごとの魔力を数字で表すという行為については草間が一日どころか十日以上のアドバンテージを持っているが、【魔力察知】の熟練度ならばミーハさんには年単位の長がある。はてさてどうなるか。

 明日の答え合わせがどうなるかがちょっと楽しみだけど、俺は事務所組じゃないんだよなあ。


「さっきのマクターナさん、凄かったよね。こう、ブワって!」


「メガネが割れるかと思った」


 こうして作業をしながらも、やっぱり雑談は混じってしまう。奉谷さんが両手を広げて体全体を使ってマクターナさんのアレを表現すれば、白石さんはオタク的に返す。白石さん、口の端が上がっているぞ? アレだろ、メガネにピシってひびが入るってシーンだよな。


「草間は【魔力察知】使った?」


「うん。八津くんも?」


「まあな。なんも無しだったけど」


「魔力と関係ないのかな。謎現象だよね」


 草間に確認をしてみるが、やっぱり【魔力察知】を使っていたようだ。実は俺もこっそり【魔力観察】をしていたのだけど、マクターナさんの体から広がる魔力とかは見えなかった。

 シシルノさんの【魔力視】ならばもしかして、なんて思わなくもないけれど、たぶん魔力とは関係ないんだろうなあ。アレはどちらかというと『凄味』って感じだし、ウチのクラスならば聖女な上杉(うえすぎ)さんが時折放つ暗黒オーラに近いと思う。


「バカ言ってねえで、とっとと作業続けろや」


「ういっす!」


 すぐ近くでチャラ男な藤永(ふじなが)と一緒にみんなの革鎧を磨いてくれていた皮肉屋の田村(たむら)からツッコミが入る。それに対してふざけた口調で返すのは奉谷さんだ。全然似ていないけど、もしかして藤永のマネか?


「ちっ。ほれ、藤永。とっとと終わらせるぞ。俺は【身体操作】を鍛えるんだからよ」


「うっす」


 やっぱり本物の返事は下っ端っぽさが違う……。じゃなくって、田村お前、露骨に【身体操作】自慢かよ。


「早く十二階位にならないとだね。八津くん」


「だな」


 白石さんが慰めの言葉を掛けてくれるが、俺としてはできれば彼女の方を先に十二階位にしてあげたいんだよな。


 俺は【観察】を守備的に使えばなんとかできる。けれども白石さんは【身体操作】があるとはいえ、守備向きの技能がなあ。【身体強化】を持たない後衛、自称『柔らかグループ』は、奉谷さんには【身体補強】っていう自己バフがあるし、上杉さんなら自己ヒール、深山さんは【冷徹】、リーダーの夏樹(なつき)だったら石で迎撃って感じで、それぞれ防御手段があるんだ。上杉さんのは痛々しくて申し訳ないけど。


 それでも俺はそっちが先だなんて口にはしない。お互いにわかっていることだし、白石さんの気遣いをありがたくいただくだけだ。

 そもそも【鋭刃】と【身体操作】を持っている白石さんの方が俺よりトドメ力は上だから、単純に獲物を回せばあっちが先にレベルアップだろうしな。



「よし。こっちも早く終わらせて、体動かすか」


「だねっ!」


 俺の言葉に元気な奉谷さんが頷いてくれる。


 マクターナさんとミーハさんが一緒だった一日だったけど、今日もいろいろあったなあ。ラストがとくに。



 ◇◇◇



「んっふふー。楽しみデス!」


「まあ、俺もかな」


 まさにご機嫌を体現するかのように調子の狂った鼻歌で笑顔いっぱいのミアと、肩を竦めて同意する海藤(かいとう)の背中を眺めつつ、俺たちはペルマ=タの『外市街』を歩いている。


 メンバーはエセエルフのミアとピッチャー海藤以外に、奉谷さん、上杉さん、陸上女子な(はる)さん、ヤンキー佩丘(はきおか)、寡黙な馬那(まな)、先生、そして俺という九名。攻防に優れるメンツが向かう先は『スルバーの工房』だ。

 よしっ、上手いぞ、俺。


「事務所組はどうしてるかなあ」


「冒険者に囲まれているかもだなぁ」


「あははっ」


 ニコニコ顔の奉谷さんと、辟易って感じな佩丘の組み合わせは、クラスの中でも最大の身長差だ。三十センチ弱ってところか。実に凸凹してる。


 時刻はおおよそ午前の十時。こちらと同時に九時くらいにホームを出発した事務所班は、確かに冒険者に絡まれているかもしれない。

 あちらのメンバーは、代表として藍城(あいしろ)委員長、迷宮委員の綿原さん、魔力量担当として草間と白石さん、護衛係の野来(のき)という五名。『内市街』は治安もいいし、俺たちはもう冒険者組合事務所を恐れてはいない。

 昨日のアレで、別の意味でおっかない場所ではあるんだけどな。まあ、悪いコトにはならないだろう。


 事務所に出向いた連中は昨日の迷宮に関する各種報告書の提出と、各種情報の収集、素材代の受け取り、ミーハさんと魔力量の答え合わせ、そしてティア様のレベリング依頼にサインしてから拠点に戻ってくる予定になっている。たぶんだけど、ティア様とメーラさんを伴って。


 護衛を抽出したせいで後衛術師が多くなってしまった拠点の居残り組は、中宮副委員長とこういう時に頼もしい古韮(ふるにら)が中心となって待機してくれている。


 工房組は道中、内市街にある『サメッグ組』を訪ね、俺たちの拠点の警備と迷宮の荷運びをお願いしてきた。

 サメッグ組長自身が責任をもって請け負うと言ってくれたのが心強い。この手の依頼をできる相手として『オース組』と『雪山組』に続いて『サメッグ組』が増えたのだ。

 昨日はやらかしてくれた『担い手』サメッグ組長だけど、大規模組は人員が豊富なので、付き合いが生まれたのは素直に助かる。さすがに少数精鋭の『赤組』に警備依頼なんてできないからなあ。



「八津君、準備は間に合いそうですか」


「もちろん大丈夫です。任せてください」


「心強いですね」


 周囲への警戒を怠らず、少しピリピリした空気を纏った先生だけど、出来る限りの自信を乗せた俺の言葉に、ふっと笑顔をみせてくれた。


 そう、俺たちはペルマ迷宮に来てから初となる、中一日での迷宮泊を決行するのだ。しかもティア様たちのレベリングもひっくるめて。


『今ならまだ余裕があると思うの。明日の迷宮を見てから考えましょう』


 綿原さんがそんな発言をしたのは、臨時総会を目前に控えた一昨日だ。この国の王様が大立ち回りをしたという話を聞き、ウィル様やティア様と一緒にみんなでコーヒーを飲んでいたあたりだな。


 冒険者をできなくなった人も出ているので不謹慎な言い方になるかもしれないが、現状の四層は俺たちにとっては都合のいい狩場ともいえる。けれども異常がこれから悪化していけば、どうなるか。

 三層の群れと四層の群れでは難易度が桁違いなのは言うまでもない。俺たちがアラウド迷宮の四層で、なるだけ階段付近の限られた範囲で行動したのはその辺りが理由だ。


 俺たち一年一組は急ぐ必要がある。これから魔獣が増えていく可能性が高い四層を、自在に踏破できるだけの力を手に入れなければいけないのだ。

 四層で手こずり、探索が進まなくなってしまったら、帰還への道が見いだせなくなってしまうから……。


 ならばティア様とメーラさんのレベリングなんてやっている場合かっていう話も本人たちのいない時に出たけれど、実際のところ、あのお二人はすでに戦力としてカウントできる。パワーレベリングの促成とはいえ、十一階位の【強拳士】と【堅騎士】ペアなんて、アウローニヤ時代で例えるならばガラリエさんが一・五人分だ。


 二人を早々に十二階位に引き上げてしまえば、強力な盾とアタッカーを『一年一組』は迎え入れることになる。

 なんか、本当に入るって言い出しそうなのはさておき、上杉さんの聖女バレを含めた昨日の報告と一緒に、こういうこちらの思惑も話しておかないとだな。



 ◇◇◇



「コイツが言い掛かりをつけて、強奪したんすよ」


「やめろよ海藤。人聞きの悪い」


 ニヤニヤしながらバカを言う海藤を咎めつつ、俺の視線は目の前に鎮座するブツに釘付けになっている。


 話題に上った五層素材の短剣は、工房長のオスドンさんによるメンテナンス中だ。もらったばかりで壊したりしたら、さすがにビスアードさんたちに申し訳ないからな。


「アンタらが、あの『赤組』を助けるなんてねえ」


『スルバーの工房』のカウンターで海藤の語る昨日の顛末を、店番担当のパーフおばちゃんが楽しそうに聞いているけど、こっちはそれどころではない。


「気に入ってくれたかい? 気の利いたトコなら組章を入れるなんてこともあるんだけどねえ」


「最高です。本当に注文通りですよ」


 新しい『丸盾』を凝視する俺を見て、おばちゃんがこっちに話を振ってきた。

 おばちゃんの声に促されるように、俺はソレを両手で持ち上げる。ズシっとくるな。


 全体の形状は中央が盛り上がった普通のバックラー。ただし表面には途切れた等高線のように複数の筋が盛り上がり、盾の外縁は汁を受け止めるための堀が追加されている。

 なにより色がいい。まさに鉄そのものを象徴するかのような墨色。うん、勇者の色だな。


 二層転落の時みたいにひっくり返してメイスで固定なんてことをする必要はない。革の固定具を取り払って折り畳みの四脚を展開すれば、そのままスタンバイが完了する。まさにパーフェクトなキャンプグッズ……、完璧なバックラーだ。

 鉄の厚みとギミックのせいで、これまでのバックラーより重量が増しているが、俺たちには階位パワーが備わっているから運用はできるだろう。


 サイズは直径四十センチちょいで、今まで使っていたバックラーより少しだけ大きくなっている。これもまた重量増加の要因だな。防御力を重視した面が無いとは言わないが、むしろ一度に『参加できる人数』を増やすのが目的だ。


「『じんぎすかん鍋』、だったかい?」


 そう、パーフおばちゃんの言う通り。これは『ジンギスカン鍋バックラー』だ。


「はい。羊の肉に野菜を乗せて蒸し焼きみたいにするんです。タレは先に漬けてもいいですし、あとからでもイケますね」


「一品料理のために丸盾を特注するとはねえ」


「故郷の、料理なんです」


「そうかい。なら、こだわるのも仕方ないね」


 俺の説明に、一年一組の事情を薄々察知しているおばちゃんが優しく笑う。視界の端では黙ってこちらを見ていた先生が、少しだけ目を細めた。

 大丈夫ですよ先生。センチになんてなってません。むしろみんなでコレを使うのが楽しみなくらいだから。



「ひとつ二十万だ。こっちとしては大助かりだよ」


「超高級品だね。使うのが怖いかも」


 おばちゃんから値段を聞かされた奉谷さんがお手本みたいなびっくり顔をしているけれど、事前に知っていただろうに。彼女はいちいちリアクション芸をカマしてくるのだ。

 まあ確かに、この店で扱う普通のバックラーなら十万弱らしいので、お高いよな。


 発注したのはとりあえず三つ。装備するのは俺と奉谷さん、白石さんという最後衛メンバーを予定している。

 この鍋ならひとつで四人はイケるから、ティア様たちを含めても二交代で回せるだろう。とりあえずはお試しからで、問題なく運用できればバックラー組を中心に数を増やしてもいい。


「うーん、これは感覚狂うかな。ハルはちょっと様子見」


 両腕バックラースタイルで前線を駆け回る春さんは、試しに装備してみた時点で諦めムードだ。

 前衛職でパワーは足りているはずだけど、彼女の場合は走りに特化しているので、とにかくバランス重視型なんだよな。階位が上がるのは仕方なく受け入れることができても、装備関係で悩まされるのは好まないのだ。


「当面は後衛で試すしかないか」


「八津くん、どこかでわたしにも挑戦させてください」


 両手ジンギスカンな春さんは見ていて面白いけれど、本人がムリと言うなら仕方がない。謎に前向きな上杉さんには曖昧に頷いておこう。



「それよかそっちも試さないと」


「おう。俺の出番だな」


 ぱぱっとジンギスカン鍋を外した春さんが、カウンターに置かれたもうひとつのブツに視線を向ける。

 三本ある内のひとつを手にした海藤が、ここからの主役だ。


「ここで投げたりするんじゃないよ?」


「はーい!」


 おばちゃんの声を背に、俺たちは工房の裏庭に向かった。



 ◇◇◇



「おう。来たか」


「ん」


 庭には先行して、クラスメイトが三人。佩丘と馬那、そして──。


「イヤァっ!」


 矢を射るミアだ。


 いつも通りの奇声と共に放たれた鉄矢が、目標の丸太を貫き奥の土壁に突き刺さったところで止まった。

 もう十射もしたのか。丸太の穴も等間隔に十個並んでいるところからみて、射撃が安定しているのがよくわかる。


 ミアが持っている弓は、以前から欲しがっていた五層素材を含む高級品をベースにカスタマイズしたものだ。

 サイズは少し小さくなっているけれど、弦はかなり強めにオーダーしてある。どうやらミアは、ソレを見事に使いこなしているらしい。本当にさすがのセンスだよな。


 ちなみにお値段は驚きの百七十万。


「やっぱりコレは良いものデス!」


「お高いからなあ。壊すなよ? ミア」


「なに言ってるんデス。普段は広志(こうし)が運ぶんデスよ」


 ぞろぞろと連れ立って登場した俺たちの気配なんて、ミアにはとっくにお見通しだったのだろう。ズバっとこちらを振り返ったミアは満面の笑みで剛弓を見せつけるように自慢してきた。


 ジンギスカン鍋バックラーの前にその弓を見たミアは、俺たちとパーフおばちゃんを置いてきぼりにして庭にダッシュをしたのだ。佩丘と馬那はお目付け役ってところだな。

 ミアは今後、敵の種類に合わせて二種類の弓を使ってもらう予定になっている。新しい方の弓は、大物相手か殲滅モードで活躍することになるだろう。運ぶのは何故か俺で内定しているけれど、そこに文句を付ける気はない。前線に出ることの少ない俺だ、荷運びくらいなら喜んでやらせてもらうさ。


「んふふぅ、十三階位一番乗りはワタシデス!」


 まあ、そうなるんだろうなあ。白菜キラーになるミアが、今から楽勝で想像できるし。



「ほらほらミア、場所空けて。ハルと海藤の出番なんだから」


「急かしてはダメデスよ。ちゃんと矢を回収してからデス」


「なんでそういうところだけキチンとしてるのかなあ」


「常日頃からデス!」


 春さんとミアがアホな会話をしているのを他所に、海藤は手にした『槍』をニギニギとしている。


 ジンギスカン鍋、ミアの剛弓に続く第三の新装備。それが、海藤の投げ槍だ。



 次回の投稿は明後日(2025/08/15)を予定しています。

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― 新着の感想 ―
>俺の説明に、一年一組の事情を薄々察知しているおばちゃんが優しく笑う。視界の端では黙ってこちらを見ていた先生が、少しだけ目を細めた。 >大丈夫ですよ先生。センチになんてなってません。むしろみんなでコレ…
ちょっと驚いたと言うか、そりゃそうなるよな!って納得したのは丸盾の汁受けですね。そりゃそうか、汁が脅威になる魔物が多いんだから、それ専用の対策が施されますよね! ミアはいつでも可愛いし、そして投げ槍が…
ジンギスカン!鍋!! やっぱりあの直線の凹凸が大事ですよねえ…… 迷宮でジンパ。楽しそう。 そしてなげやり、いや投げ槍。古式ゆかしくというか、案外と定番武器でもありますからね。 如何に使いこなしてく…
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