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第479話 気の良い連中



「うるあぁ!」


「ひぃぃっす」


 吹き抜けで空が見えるペルマ迷宮冒険者組合の訓練場に、イラつきながらも威勢のいい掛け声と、なよった悲鳴が鳴り響いている。


 四対四で始まった『一年一組』と『雪山組』の『ヤーン隊』との対戦は、三試合が終わって残りは一組。

 チャラ男で【雷術師】の藤永(ふじなが)と、詳しくは聞いていないけど剣士系な『ヤーン隊』の隊長とのステゴロはまだ続いていた。


 状況としては、あっちの隊長が殴りかかり藤永が避ける一方的な展開で、ある意味俺の時と似ているのだけれど、ノリが酷い。

 藤永は後衛職にして【身体強化】と【身体操作】、【反応向上】を持っている。【観察】頼りの俺とは違い、明確に綿原(わたはら)さんと同じタイプだ。だけど、差もある。

 綿原さんは持ち前のセンスでキチンと理屈立てて動くけれど、藤永はそういうのが得意な方ではない。アイツは勘というか謎の危機察知能力みたいので戦うのだ。


 言い換えれば察しが良いとでもなるのか。

 ウチのクラスではワイルドエセエルフなミアも直感で動くタイプだが、彼女の場合は攻撃的本能に偏っている。対して藤永は、危険に対する反応がいいのだ。

 だからこそ、藤永は前線を張る連中の魔力を直感染みた判断で管理できている。チャラい風貌なのに下っ端感が強い男は、細かい気配りでこそ輝くのだ。



「今さら降参とかダメだからねー」


「見せ所だよ。藤永くん」


「あはははっ、アレで躱せてるんだから面白いよねぇ~」


 応援かどうか微妙なクラスメイトたちの声が圧になって藤永を襲っている。


 相手のリーダーの攻撃は拳一辺倒ではあるけれど、ワリと多彩だ。

 大振りの中に細かいパンチも混ぜているし、時にはフェイント染みたこともしている。素手という条件付きだけど、敵方四人の中でたぶん一番強い。組み合わせが田村とだったら、結構危なかっただろう。


「ひやぁぁ」


 そんな相手の攻撃を、藤永は情けない声を上げながらも捌き続けている。たまに被弾もしているが、致命的な攻撃は貰っていない。ギリギリの領域を本能頼りで掻い潜っているかのようだ。


 そして、攻撃はほとんど出来ていない。


 仲間のためなら開き直って前線にだって踏み込める藤永なのだが、今回はタイマン勝負だ。そこで生来の気質、ビビりが前面に出てしまっている。どうしてそこで踏み込まないのか、なんていうシーンがどうしても目立つ。身内の練習なら出来ていたクセに。

 持ち前の気弱さが攻撃に影響しすぎだ。



「藤永クン!」


深山(みやま)っち!?」


 残り時間が一分を切って、このままのグダグダ展開が続いたらタイムアップで判定負けかという空気になったところで、藤永の相方にして薄幸アルビノ美少女な深山さんの大声が響いた。

 驚く藤永だけど、それはこっちもだ。普段はオドオドしているか、【冷徹】を使ってポヤっとしているかの深山さんから大きな声を出すなんて、かなりのレアだぞ。


「おいおい、甲子園に連れてくパターンか?」


 野球少年な海藤(かいとう)が変な笑みを浮かべて、ベタなツッコミを入れた。

 いくら野球が好きだからといって、年がら年中というわけでもない。ゲームをしたり、普通にマンガだって読むくらいはする。野球漫画が大好きなのは、雑談で聞いて知っていた。


「シャキっとなさいまし、ヨウスケ!」


 畳みかけるようにティア様の声までもが飛ぶ。


「わたくしに土を付けたのですわよ。こんなところで無様を晒すなど、許しませんわ!」


 付けたのは土じゃなくて泥だったというのはさておき、深山さんの声が飴ならば、ティア様のは明確に鞭だ。



「ひぃぃ!」


 怒涛の言葉責めで軽いパニックに陥った藤永が一瞬硬直することで、戦いが動く。


 攻め手と受けがハッキリしていたからこそ、この模擬戦はある程度一定の間合いとリズムが維持されたまま続いていた。

 そんなテンポが、深山さんとティア様の声を食らった藤永が固まることでズレてしまったのだ。


 深山さんのは精一杯の応援なんだけどなあ。


「おらぁ!」


「ひょえっ!?」


 その状況を好機と捉えた敵のリーダーは、藤永の硬直時間の分だけシッカリ踏み込んでパンチを繰り出す。

 しかしそこは藤永だ。信じられない危機回避本能で、なんとその場でしゃがみ込むことで相手の攻撃を躱してみせた。凄いな、俺には絶対無理なタイミングだったぞ。


「おわっ!?」


「ひわっすー!?」


 そこからは悲惨だ。思い切り上体を突っ込んだリーダーがしゃがんだ藤永に蹴躓き、二人は絡まるようにズッコケた。

 当然なんとか立ち上がろうとするのだけど、お互いに相手の体を足掛かりにしようとするものだから、なかなか上手くいかないでいる。こういうのは階位や技能でどうにかなるもんじゃないからなあ。


 そして藤永はこういう突発的なトラブルでこそ輝くヤツだ。相手は男の人だけど、ラッキー体質持ちなのかもしれない。

 なんと藤永はジタバタしながらも、相手の背後を取ったのだ。二人ともが地べたに寝転がったままだけど……。


「やるっす!」


 急にマジ声になった藤永は、背後から腕を敵リーダーの首に巻き付けた。繰り返すが横になったままで。イヤな絵面だなあ。



『締めはとても危険な技です。とくにこの世界では』


 滝沢(たきざわ)先生の武術講座での一節だ。


 なんでも柔道の部活なんかで、締め技による死亡事故なんかがあるらしい。所謂『落ちる』っていう状態だな。

 もちろん柔道ならば投げ技だって危ないし、俺たちのやっている蹴った殴っただって十分危険な行為だ。


 だけどこの世界の人間は総じて頑丈だし、なにより【聖術】がある。聖女な上杉(うえすぎ)の【聖導術】にかかれば、千切れた腕すら神経も含めて元通りだ。

 だからといって、止まった呼吸や心臓を動かせるようになるかは……、わからない。試したことがないから。【覚醒】が該当すると良かったのだけど、アレは気絶や睡眠からの復帰であって、心肺蘇生とは違うとされている。そのあたりはアウローニヤで確認済みだ。


 ここまでの決着、綿原さんの関節技ならば実際に折ったとしても、俺の『瞬撃』が相手の顎を砕いてしまっても、そういうのはワリと簡単に治せる怪我とされている。恐ろしい世界だよな。


 だけど今、藤永がやっている裸絞め、もしくはチョークスリーパーなんて呼ばれる背後からの締めは、取り返しがつかない可能性がある技だ。

 完全にキマってしまえば、余程の力業でもない限り外すことはできない。それこそアウローニヤで対近衛騎士総長を想定して、先生の締め技でトドメを刺してもらおうなんて案があったくらいだ。実際にはそういう展開にはならなかったし、あの総長の暴虐ぶりを思い返せば、本気で力だけで外されていたかもしれないけど。


 けれども今回の場合、相手と藤永のパワーはほぼ互角。しかも密着して魔力の相互干渉が起きているせいで外魔力効果が弱まっている状況だ。


 型だけはクラスの全員が一度は練習しているが、実際に使って良しとされているのは先生以外では小器用な藤永と(ひき)さんの二人だけ。奇しくも一年一組のチャラいペアだ。

 器用といえばミアや綿原さん、中宮(なかみや)さんなんかも実行は可能だろうけど、力が入りすぎる面々でもあるし、彼女たちなら締め以外のほかの技で対応できるのだから。


 そんな回想をしているあいだにも、泣きそうな顔の藤永は、必死になって相手の首を絞め続ける。ジタバタしていた『ヤーン隊』の隊長さんの腕が地面に垂れ落ちるのに要した時間は、ほんの数秒だけだった。

 そんな光景に、訓練場は静まり返る。



「上杉っち、【覚醒】お願いするっすー!」


 締め落とした相手を気遣い、涙声な藤永の叫びが響いたところで、時計の砂は落ちきった。



 ◇◇◇



「勝ち頭たるわたくしからの施しですわ。天からの慈雨と思い、懐に入れず飲み食いに使いなさいませ。仕切りは、サーヴィ・ロゥト。わかっていますわね!」


「はっ!」


『一年一組』の全勝に賭け、見事積み上げられた銀貨や銅貨の大多数を獲得したティア様は、投資した一枚の金貨以外の権利を放棄し、冒険者たちにばら撒くことにしたようだ。

 施しとか慈雨なんていう表現を使うあたりが高飛車なティア様らしいが、受け取る側はノリノリで歓声を上げつつ配分係を拝命したサーヴィさんの周りに集まっていく。


 腕を組みつつ見届けているティア様は、器のデカさを見せつけてご満悦の様相である。そういう俗っぽいところが楽しい侯爵令嬢だ。

 賭け事に乗っからなかった『一年一組』の面々は、苦笑いでそんな騒ぎの外にいる。楽しそうだなあ、あっち。


「ありがとうね。大儲けよ」


 そんな喧噪の中、俺たちに近寄って話しかけてきたのはサーヴィさんの奥さんであるピュラータさんだ。実はこの人、勝ち組だったりする。胴元だからという理由ではなく、なんと俺たちの四勝に賭けていたのだとか。


『ヤーン隊』の全勝に賭けた人が少なかったように、『一年一組』の方もそうだった。結局当選者は五人。そのうちの一人がピュラータさんだ。ベットした金額のせいでティア様のような大勝利ではないけれど、それなりのオッズな馬券を当てた形だな。



 素早い治療のお陰で怪我人はもういない。藤永や田村(たむら)と、その対戦相手が土で汚れているくらいで、訓練場は緩い空気に包まれていた。


「恥ずかしいと思ってるなら階位を上げることだな」


「はい」


 少し離れたところでは『雪山組』のウルドウさんが『ヤーン隊』の人たちに、なんかそれっぽいコトを言っている。傍ではグッター組長が腕を組んで頷いているので、まるで圧迫面接のようだ。


 階位なんてものがあるせいで、この世界ではレベルを上げて物理理論がまかり通っている。外魔力による身体強化と新規技能の取得を考えればそうもなるだろう。


「とはいえだ、階位だけではないというのもわかるな?」


「……はい」


 言葉を続けたウルドウさんと『ヤーン隊』が向ける視線の先には、白いサメを泳がせている綿原さんがいた。


 あちらからしてみれば、俺のカウンターは目の良さを事前にアピールされていたから理解もできただろう。田村のマウントポジションは根性、藤永の締め落としに至っては、偶然の産物にも思えたかもしれない。

 つまり、魔術を封印した上で明確な技術を使って勝利したのは、綿原さんだけだったという見方も出来るのだ。


「『一年一組』の前衛はあんなもんじゃない。情けない話だが、ハッキリ俺より上だ」


「そ、そんな……」


 苦笑しながらもキッパリと言い切るウルドウさんの横ではフュナーさんがコクコクと頷いている。

 対する『ヤーン隊』の隊長さんは不満顔だ。


 それもそうだろう。自分たちの組の先輩が同じくらいの階位を持つ他人を持ち上げるのだ。楽しいはずがない。

 俺だって先生が十一階位の誰かに劣るなんて言われたら、素直に受け入れる気にはなれないよな。


 そんな『雪山組』の会話を一年一組の面々は耳を大きくして聞いている。

 とくに前衛、というか『ヴァルキュリアランス』のメンバーはもう、鼻高々だ。具体的にはミア、(はる)さん、そして中宮さん。たぶんだけど中宮さんは自分じゃなくて、先生が褒められたのが嬉しいんだろうな。


「あの男はわかっていますわね」


 そしてティア様までが、一緒になって誇らしげである。



「やあ。良い物を見せてもらったよ」


 俺たちが退場するタイミングを見失っていたところで、賭け金を分配し終えたらしいサーヴィさんが、何人かの冒険者を引き連れて話しかけてきた。


「面白い連中だよなあ」


「やるじゃないか。あんなに戦える後衛職とか、見たことねぇよ」


「ウチの連中に見せてやりたかったぜ」


「『一年一組』だったか。四層狙いなんだろ?」


 好き勝手なコトを言い出す冒険者たちだけど、そこに探るような匂いは感じない。むしろやたらと親しげだ。距離が近いなあ。


「ありがとうございます」


「えへへー。これからよろしくお願いします!」


「おうよ。ちっちゃいのに偉いなあ」


 こちらからも物怖じしないクラスメイトが個別に答えていく。

 やっぱりここでもロリっ娘な奉谷(ほうたに)さんは大人気だ。小さい姿かたちだけじゃなくって、話したり戦ってるところを見たら、もっと喝采されるだろう。『御使い』の奉谷さんは地上と迷宮を問わず、いたるところで輝くのだ。


「なあアンタ、さっきのってどうやったんだ?」


「え、ええっと」


 そんな会話の輪の中に華麗な技を見せつけた綿原さんも取り込まれていく。頑張れ。


 気付けば一年一組のそこかしこで冒険者たちとの対話がなされている。しかもやたらと賑やかに。



「どうだい? 雑で荒っぽい連中だけど、冒険者は面白いだろう」


「はい。想像してたよりずっと気さくで助かります」


 わいわいとやっている冒険者と一年一組を眺めていたら、サーヴィさんが俺に話しかけてきた。


 アウローニヤと違って、と付け加えないあたり、サーヴィさんは気遣いができる人だと思う。俺たちがアウローニヤで友好関係を結んだ人たちがいるっていうことを察しているから、あえてなんだろうな。


「俺は気に入っているんだよ。模擬戦で騒ぎ、賭けをして騒いで、こうして騒ぐアイツらがね」


「そうですね」


 サーヴィさんは騎士職を得られなかったせいでベリィラント伯爵家を追い出されてここにいる。


 けれども騒がしくしている冒険者たちを見る瞳には、一切の憂いを感じない。因縁のある近衛騎士総長の息子さんがこうして楽しそうにしていることに、俺は少しだけ救われた気になるのだ。



 ◇◇◇



 冒険者たちが会話を持ちかけたのは『一年一組』だけではなかった。


「若いうちにやらかしておいた方がいい。繰り返さないようにすればな」


「は、はい」


「なーに、一年後はお前たちが助ける側だぞ?」


「はいっ!」


 彼らが『ヤーン隊』に向ける言葉は意外と優しいものだ。ドジをやらかした相手であっても、どこかサバサバしているというか、嫌味な空気が混じっていない。

 むしろ昨日散々説教されただろうことをわかっていて、慰めるような言い方をする人が多いくらいだ。

 裏ではどうかはまだわからないけれど、この場面だけなら冒険者っていうのは気の良い人たちばかりに見える。



「これが冒険者、か」


「だな」


「最高だよね」


 俺の呟きを拾ったオタ仲間の古韮(ふるにら)野来(のき)は、実に嬉しそうだ。


「どうです? 冒険者たちは」


 笑顔のマクターナさんが、さっきのサーヴィさんみたいなことを言ってくる。まるで自分の宝物を見せびらかしているかのように。


 この光景を俺たちに見せるのも含めた上で、ウルドウさんたち『雪山組』は模擬戦を提案してきたんだろう。勝ち負けはさておき、『一年一組』を冒険者たちにお披露目するために。


「昨日の救援と今日の一件で『一年一組』の名は知れ渡るでしょう。『雪山組』もやってくれますね」


 そう言うマクターナさんは昨日の事故を幸運だとは思っているはずがない。そこからの対応を称賛しているのだ。

 たったひとつの提案で、百人以上の冒険者が『一年一組』を見た。噂好きな冒険者のことだ、瞬く間に情報は広まっていくのだろう。


 しかもたぶん、いい意味で。



 組合の職員や『事務所番』はすでに全員が引き上げた。訓練を再開した人たちもいるし、俺たちにかまってくる冒険者はごくわずかだ。居残った『一年一組』と『雪山組』は自然と訓練場の隅に固まる形になっている。


「『オース組』はいいのか?」


「はい。いろんな組に伝手を作っておけと」


「ウチは伝手どころか、デカい借りだがなあ」


「それはもう十分に返してもらいましたよ」


 そんな中、ウチの藍城(あいしろ)委員長が『雪山組』のグッター組長と交渉していた。内容は明後日に予定している俺たちの迷宮に合わせたホームの警備についてだ。


 そう、俺たちは明日一日を挟んで四層チャレンジをするつもりでいる。明日は予習の時間に使うのだ。

 近くでやり取りを聞いている同行出来ないティア様が面白くなさそうな顔をしているけれど、今日は機嫌の上下が激しいな。


 どうせこのあとすぐにテンション爆アゲするのだろうけど。


「まあいい。それならウチから四人出そう。ちゃんとした指名依頼ってことでいいんだな?」


「ありがとうございます。それじゃあ時間は──」


 どうやら拠点の警備は『雪山組』がやってくれるということで話はついたようだ。

 ナイス交渉だったぞ。さすがは委員長。



「そうだタムラ」


「ん? うおっ」


 そんな折、唐突にグッター組長が金貨を一枚放り投げ、田村が慌ててそれを受け止めた。


「さっきは見事な戦いっぷりだった。ソレは昨日の【聖術】代だ。さすがに受け取ってくれるだろうな?」


「あ、えっと」


 グッター組長の言うとおり、たしかに俺たちは迷宮でウルドウさんやフュナーさんを治療した。


 そういえば迷宮内での【聖術】はお代を払うのが流儀だったか。あえて田村を狙って投げたのは、さっきの模擬戦へのおひねりって意味もあるのかもな。


「素材を放り捨ててまで助けに向かうのも」


 そこまで言って組長はチラリとティア様に視線を送る。対するティア様は不敵な笑顔だ。もう機嫌が戻っているじゃないか。


「活躍した【聖術】使いが報酬を受け取るのも、どっちも冒険者の流儀ってことだ」


 最後にグッター組長は、明るい笑顔を俺たちに向けてきた。


「お、おう。分かった。受け取る。ます」


 普段はふてぶてしい田村だけど今回ばかりは仲間たちを見渡し、皆が頷くのを確認してから、怪しげな敬語で答えてみせる。なんだかなあ。



「さて、わたくしたち、これから予定がありますの。この辺りで失礼させていただきますわ!」


 田村が金貨を大事そうに懐に入れるのを見届けたティア様が、この場の終了を宣言した。ウズウズしてるのがまるわかりの表情になっている。


 本日午後の予定は、ティア様と一緒に街で買い物イベントだ。

 ただし俺は別行動かな。田村と藤永もそうだけど、一度風呂に入っておきたい。


 次回の投稿は明後日(2025/03/27)を予定しています。

 やきうの開幕が近づいていますね。

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