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第455話 英語教師は二十六歳



八津(やづ)くん、どう? わたしたちだってペルマの三層は初めてなんだけど」


「問題無いと思うし、むしろ大歓迎。それよりメーラハラさんはどうです?」


 ティア様の宣言を受けた接待担当の中宮(なかみや)さんが俺に振ってくるけれど、こちらとしては欠片も不安を感じていない。

 むしろこの場合、たぶん迷宮までついてくることになるだろうメーラハラさんの立場と未だに見えない精神の方が心配なくらいだ。


 料理当番以外で談話室にいる面々がこちらに注目しているけれど、みんな楽しそうだな、おい。


「……お嬢様が望むのでしたら」


「そ、そうですか。メーラハラさんも一緒するってことですよね?」


「はい」


 たったそれだけの返事なのに、これまで聞いたことのあるメーラハラさんのセリフとしては最長だったかもしれない。

 それは置いておくとして、護衛として十階位の【堅騎士】たるメーラハラさんが同行してくれるなら、安全に問題はないだろう。普段の後衛レベリングと違って今回はティア様を積極的に前に出すことになるだろうから、一年一組からも二枚くらい……、【聖騎士】の藍城(あいしろ)委員長と【裂鞭士】の(ひき)さんあたりが適任かな。


 本気の護衛なら滝沢(たきざわ)先生にお願いするのが一番なんだけど、ティア様には師匠の動きをすぐうしろで見せてあげたい。【拳士】は迷宮でも戦えるってところを、存分にだ。



「九階位は絶対ですけど、十階位となると約束できません」


「一度の迷宮で七階位を九階位にする……。相変わらず吹きますわね、コウシは」


「ところでなんですけど、迷宮までその恰好じゃないですよね?」


「コウシはわたくしをなんだと思っていますの!?」


 すごく楽しい悪役令嬢だと思ってる。


 それはさておき、懸案事項だった迷宮までゴージャスなドレスで突入するんじゃないかという疑いは払拭された。

 ならば万事問題ない。あれだけの動きができる前衛七階位のレベリングなんて楽勝だ。フラグじゃないぞ、本気で。むしろ魔獣の数が足りるかどうかの方が心配なくらいだな。


「ただし先約のマクターナさんが了承してくれれば、なんですけどね」


「言わせませんわ!」


 そんな俺の心配事をティア様は一刀両断してみせる。

 マクターナさんとティア様ってどっちが強いんだろう。物理ならもちろんマクターナさんだけど、背後に背負う諸々を乗っけたらっていう意味で。


「それより侯王様の許可は下りるの?」


「まったく問題ありませんわ!」


 俺が思い至らなかった点を中宮さんが確認する。そういえばそこが一番重要かもしれないけれど、ティア様は微塵もブレることはない。


 あの豪快な侯王様の姿を想像すれば……、うん、景気よくティア様を送り出しそうな気がする。

 あとは俺たちがどれくらい信用してもらえているかってところか。



「メシ、出来たぞ。食堂に集合だ。中宮、仕切るんだろ?」


「当たり前よ」


 ティア様が謎の気合いを入れているタイミングで、談話室の扉を開けたイケメンオタの古韮(ふるにら)が夕食を知らせてくれた。

 中宮さんへの一言は、今日これから始まるイベントに向けてのものだ。喜んでもらえると嬉しいのだけど。


「ティア、申し訳ないけど、依頼の件は終わったあとで」


「わかっていますわ。わたくしも楽しみにしていましたもの」


 一気にマジモードになった中宮さんに、ティア様は悪い笑顔を返してみせた。



 ◇◇◇



「おー、すげぇな。本気で丼かよ」


 食堂の長テーブルに並べられた食器を見た野球小僧の海藤(かいとう)が嬉しそうな声を上げる。


「陶器は高くて手が出なかったから、木製なのがね」


「いやいや、ちゃんと蓋も付いてるし、アリだろ」


 クラスのお財布を担当することになった文系メガネ少女の白石(しらいし)さんがちょっと切ない解説を入れるけど、海藤は気にもしていない。


 牛丼大盛りサイズをイメージさせる丼は、アウローニヤからの持ち込みではなく、ペルマ=タの店で購入したものだ。

 一回目の買い出しで綿原(わたはら)さんたちが手に入れてきたブツのひとつで、実際に使われるのは今回が初となる。迷宮産の木を削って作られているらしく、大きさこそ揃ってはいるが、ひとつひとつの飾り彫りが微妙に違っているのが面白い。

 新品な上に、表面になにか塗られているのもあるのか、艶のある白っぽい色合いは俺のイメージする異世界の木製食器とはかけ離れている。使い古した汚さみたいな感じは全くなくて、むしろ清潔感すらあるような。


「こっちだと麦粥とかスープなんかに使ってるみたい。玲子(れいこ)ちゃんが見つけて、丼にちょうどいいって」


「なるほどな。だから蓋までセットなんだ」


「うん。ペルマ=タの家なら普通に持ってるって。海藤くん、お店の外にいたから聞いてなかったでしょ」


「俺に目利きなんて無理だよ」


 自分のことのようにアネゴな笹見(ささみ)さんの手柄を誇る白石さんに、海藤が苦笑いになる。けどまあたしかに、海藤が食器選びに混ざっている姿は想像できないな。



「笹見は今日の料理でも大活躍だぞ」


「言ってくれるねえ」


 サラダを載せた大皿を持った佩丘と笹見さんが思わせぶりなコトを言いながら登場する。


「こちらも面白い趣向になりました」


美野里(みのり)ちゃん、面白いの見つけたね」


 続けて鍋を手にした上杉(うえすぎ)さんと深山(みやま)さんも食堂に入ってきた。今日の料理当番を担当してくれた面々である。


 上杉さんの微笑みがいつも以上なのは、さっきの買い出しで偶々見つけた食材がヒットしたんだろう。

 二人は鉄製のオタマを使って各人の大ぶりなマグカップにスープをよそっていく。うん、どこか懐かしくていい匂いだ。



「準備できたぞ。中宮」


「ええ、ありがとう」


 メーラハラさん以外、ティア様とスメスタさんを含めた全員が着席し、全ての料理の配膳が終わったところで佩丘が中宮さんを促した。

 今日のイベントについては、基本的に中宮さんが進行するというのがクラスの合意だ。


 さあ、はじめよう。


「じゃあみんな一緒に。先生、お誕生日おめでとうございます!」


「おめでとうございます!」


 中宮さんのコールに合わせ俺たちはいっせいに立ちあがり、大きな声でお祝いをしてから拍手を贈る。


「みなさん、ありがとうございます」


 文字通りのお誕生日席に座った先生も席を立ち、少しだけ頬を赤くしながら頭を下げた。



 そう、本日七月二日は道立山士幌高校の英語教師、滝沢昇子(たきざわしょうこ)先生の誕生日なのだ。

 アウローニヤに召喚されてから八十四日目、気付けば三か月が近づくこの日、先生は二十六歳になった。



 ◇◇◇



「今日は特別料理です。それじゃあみんな……、いただきます!」


「いただきます!」


 これまた中宮さんのコールに全員が唱和する。スメスタさんやティア様までもが一緒になって。

『いただきます・ごちそうさま』ムーブを押し付ける気はないのだけど、なんとなく蔓延してしまっているのは、アウローニヤを含めてこの国も宗教色が薄いのが影響しているらしい。会食での挨拶こそあるものの、食前食後の定型句みたいなものは曖昧なのだ。


 さて、今日の夕食は大きく三品。


 あからさまにメインを主張している大きな丼は、蓋が被せられていて正体は判明していない。

 サイドメニューはヒツジを使った肉野菜炒めだ。そこにマグカップに入った野菜がたくさんのスープが並ぶ。こちらのスープは上杉さんが監修して、新しい挑戦がされているはず。

 あとは大皿にレタスとトマトをメインにしたサラダと、山盛りのパン。こちらは各自がご自由にといったところだ。


 さて、この丼だけど、なにが飛び出すのか俺は知らされていない。


「これは……っ」


 みんなの視線で一番手を指名された先生が丼の蓋を開け、一気に驚きの表情となる。


 それを見届けた俺たちも、追いかけるように次々と蓋を持ち上げていく。


「……豚丼。しかも温タマ乗せかよ」


 俺と同じで調理に関わっていなかった坊ちゃんな田村(たむら)が、感極まったように息を吐く。

 今日の料理を担当した面々は上杉さん、佩丘、深山さん、笹見さん、そして小間使いとして古韮とチャラい藤永(ふじなが)だ。普段はアウローニヤで女子力向上に目覚めた先生も混じることが多いのだけど、さすがに今日はお断りされていた。


 中宮さんを筆頭に女子メンバーはそれなりに料理の内容は聞かされていたようだけど、その中でも際立つのはコレのアドバイザーとなっただろう綿原さんだ。俺にまで内緒にしていたのか。

 だってこれって、アレじゃないか。


「『もっとシェフ』とは違います。けれど……、けれど、とても美味しい」


 一年一組のみんなで自作した箸を持つ先生が一口を呑み込み、とてつもなく優しい顔で笑ってくれた。


 そんな先生の笑顔にあてられたクラスメイトたち、とくに調理班はヤンキーな佩丘までもが顔を赤くして照れている。中宮さんや笹見さん、藤永に至っては涙ぐんでいるし、対照的に綿原さんは胸を張って自慢げだ。


 北海道有数のコンビニチェーン、サイコーマートには店内調理場があって、出来立ての弁当やフライドチキン、おにぎりなんかが売られている。その名も『もっとシェフ』。

 カツ丼が有名なのだが、俺などは塩サバのデカいおにぎりが好物だ。そしてこの場合は──。


「綿原さん。わたしの買う物の内容を……」


「お客さんが普段何を買うのかなんて、普通に覚えます。そうよね? 美野里」


「そうですね。羊肉野菜炒め、先生はよく注文されていますし」


 丼を片手に持つ先生が綿原さんに語り掛けるも、我らが鮫女、この場合はコンビニ娘はシレっとしたものだ。小料理屋の娘たる上杉さんに振るくらいまでやってのける。


「わたしがレジに立っている時に三度も買っていったじゃないですか。『温タマ豚丼』」


「まったく、あなた方は」


 答え合わせは終わったようで、先生は薄く笑いながら降参する。すごいな綿原さん、先生に勝ってしまったぞ。


『もっとシェフ』名物にして十勝の誇るソウルフードのひとつ、それが豚丼だ。何気に札幌のサコマでも普通に売っているのだけど、そこはそれ。

 角切りにされた豚肉を甘辛い味付けのタレで炒めてご飯に乗せる。それだけのシンプルな丼だけど、胡椒が強めなのと、オプションで温泉卵を選べるのがサコマ風だ。


 材料の関係で明らかに味は違うのだけど、根底がどこにあるのかは伝わってくる。

 実際に作ったのは佩丘で、綿原さんはアドバイスしただけなのだろうけど、見事なものだ。


 四月の頭から胸を張ってレジに立つようになった綿原さんは、仕事帰りにサコマに立ち寄る先生と出会うタイミングがバッチリで、何度も対面はしていたのだろう。それにしたって、何を買っていたのかまで記憶しているとは。

 俺は気付いていなかったけど、レジにいる綿原さんと三回くらい会っていたって話だし、何を買っていったのかバレているのだろうなあ。見られて困るモノを籠に入れた記憶はないので、まあいいんだけど。



「にしてもまあ、見事に温泉卵だなあ」


 スプーンで興味深そうに豚丼を食べるティア様やスメスタさんを置き去りに、箸で卵を掬い上げた海藤が感慨深そうな声を上げる。


 ペルマ迷宮を抱えるペルマ=タでは、卵があまり流通していない。迷宮産の肉類が豊富なだけあって、それ以外のタンパク質を必要としていないからだ。アウローニヤの王城でもそうだったけど、基本的に鳥の卵って珍味扱いなんだよな。

 それでもガラリエさんの故郷、フェンタ領から卵を融通してもらえるようになった俺たちは、米が貴重になってしまったお返しとばかりに一日一度は卵料理を楽しんでいる。目玉焼き、スクランブルエッグ、卵焼き、ゆで卵などなど。卵がけごはんは衛生面が不安なのと、醤油がないのでチャレンジできていないのが残念。


「俺は手出ししてないぞ。ソレは全部笹見の功績だ」


「随分とまあ、佩丘は持ち上げてくれるねえ」


「ホントのコトなんだから、いいじゃねえか」


 佩丘がツンデレっぽく成果を押し付けているけれど、どうやら温泉卵については笹見さん独自の活躍があったらしい。たしかゆで卵でもそうだったかな。


【熱導師】で【熱術】と【水術】を扱える笹見さんだけど、熟練の方向性が『温度の調整』に偏っていることを自ら認めている。

 もちろん攻撃系術師として急激な温度上昇を作り出す能力も伸びてはいるのだけど、それ以上にお湯の温度を操るのが上手いのだ。しかも三十度から沸騰あたりまでの微調整がとくに。


 魔術に当人のイメージ補正が入るのは間違いなく確認されている。こっちの世界の人でも俺たち勇者でもだ。

 たとえば【冷術師】のベスティさんが細かい氷を作り出すのが上手いのに対し、上位職である【氷術師】の深山さんは、範囲こそ広いものの氷そのものを武器にするのを苦手としている。

 形状がサメでなければ【砂術】も【血術】もまともに扱えない綿原さんもまたしかりで、彼女は『ブラッドウィップ』や『ブラッディソード』なんて使えない。


 豪放な口ぶりとはうらはらに笹見さんは戦いに消極的な方で、そういうのも影響しているのかもしないなんて皆は考えているけれど、だからといって彼女を軽んじるヤツなどひとりもいない。


『笹見の湯』と呼ばれる朝晩の風呂は、一年一組にとって絶対だ。

 人生は迷宮戦闘だけでなく、むしろそうでない時間の方が長いのだから、生活そのものに役立つ魔術使いに文句をつけるなどあり得るはずがない。

 アウローニヤを旅立ち【湯術師】のアーケラさんとお別れした以上、一年一組の健康的な生活は笹見さんの肩にかかっているのだから。


 そんな笹見さんは料理分野でも大活躍だ。俺にはゆで卵と温泉卵の作り方の違いなんてわからないけれど、こうも見事にやってのけてくれる頼もしいアネゴには感謝するしかない。



「こちらも変わった味ですわね。鯛とも違う魚? ミノリが作ったのでしょう?」


 大ぶりなマグカップに入ったスープをスプーンで掬ったティア様が上杉さんに問いかけた。


「はい。街で川魚の焼き干しを見つけたので使ってみました」


「下味ということですわね。悪くはない出来だと思いますわ」


「ありがとうございます」


 ティア様の上から目線な称賛を受け止めた上杉さんは、微笑みながら礼をする。


 これこそがさっき手に入れたばかりの秘密兵器、川魚の焼き干しを出汁に使ったスープ、というか汁物だな。


 山間に立地するペルメッダにはアウローニヤのような大河は流れていないが、山沿いの村には渓流も多く、そこではヤマメやイワナみたいな淡水魚が食べられているらしい。

 それを焼き干ししたものがペルマ=タの店に並んでいたのを、俺たちが偶々見つけたというのがこの一品につながった。


 具材は高級食材なダイコンと安いタマネギ、どちらも煮崩れない程度にシャッキリした食感があって、食べていて気持ちいい。それに加えて焼いてから身をほぐしたタイも混じっているのだから、うん、とっても和風だ。


 食レポだけしている俺が言うのはアレだけど、上杉さんも佩丘も、醤油と味噌のない世界でどこまで走れてしまうのだろう。



「で、残念な報せだけどよ、米が終わりだ。あと一回握り飯を作ったら底を突く」


「えー!?」


 料理に舌鼓を打っていた俺たちに、佩丘から悲報が伝えられる。当然一年一組全員が悲鳴を上げるのだけど、せっかく先生の誕生会でなんてことを。


「事実だ、受け止めろ。どうせ明日伝えたら、それはそれで文句垂れるんだろうが」


 冷酷に現実を突きつける佩丘の言うことはもっともだった。明日になって教えられたら、なんでもっと早くにと俺たちは憤っていたはずだ。


 とはいえ、前回の米騒動はホームシックをかき立てられたが主な要素だったし、しばらくすればアウローニヤから追加の米も届くだろう。届くよな?

 そういうのはみんなだってわかっているので、悲壮な空気というほどでもない。

 本気で深刻なコトになると予想できるなら、あの佩丘がこんな目出度い席で話題にするはずがないからな。


 などというネタも混じりはしたものの、概ね盛況に先生の誕生日お祝いの夕食は進んでいった。



 ◇◇◇



「先生、どうぞ」


「わたしだけというのは、ちょっと恥ずかしいですね」


 中宮さんが扉を開け、エスコートされた先生が談話室に入ってくる。

 食事が終わってみんなは談話室に移動したのだけど、先生と中宮さんはちょっと寄り道をしてきたのだ。


 そんな先生の姿を見たティア様やスメスタさんは驚きの表情の浮かべ、なんとメーラハラさんまでもが小さく口を開く。俺たちからしてみれば当たり前なんだけど、やっぱりこっちの世界の人だとこうもなるのかな。


 なにしろ先生は白いワイシャツとグレーのスラックス、黒い革靴という服装なのだから。

 チャラ子な疋さんのバッグに入っていたヘアカラーや、こっちの世界にあった染め粉を使い分けながら維持しているブラウンヘアーと、伊達メガネがトレードマークな長身美人のお姉さんが、立ち上がって出迎えた一年一組の輪に加わる。

 ちなみに中宮さんは着替えていなくて、俺たちと同じくアウローニヤから持ってきた普段着のまま。


 もちろんこれは俺たちのリクエストによるものだ。


 一年一組がアウローニヤに召喚されたあの日、俺たちは英語の授業中だった。

 教壇に立っていたのは先生で、あえて今日その時の恰好に着替えてもらったのには理由がある。


 はたして先生がどんな顔をしてくれるのか、それがとても楽しみだ。



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豚丼!羊肉野菜炒め!なんてものを出すのですか! 彼ら彼女らの望郷欲求が極まりますね。飛行機に乗れば北海道に帰れる私なんかでも「うわ〜、これは…」とニヤついてしまうのに。山士幌の人に豚丼は…副料理長はど…
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