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第二部☆金星のリラ 第五章☆十三月革命
リラシナはなかなか踏ん切りがつかなかった。
「ミリー・グリーン。君はどうするんだ」
「私は。私は十三月革命軍総指揮者、金星のリラ」
毅然と前を見据えてミリーは言った。
「そして同時に火星の王女ミリー・グリーン。これは私にしかなし得ない革命」
「ミリー」
「さあ、行って。生き延びて。いつかまた会えると約束して」
「ミリー」
リラシナはミリーと別れのキスをした。
今こそ全てをひっくり返すときだ。
ミリーの身体は血沸き肉踊った。
「火星の王が死んだ今、火星の王女がその権限を引き継いで、金星の議会と協議をします」
「火星と金星の関係を改善して欲しいのです」
人々は願った。
「火星の金星への侵略は終わりを告げます。金星は独立するのです」
歓声が上がった。
さあ、ここから新しい時代が始まる。




