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空言、第二章

空言の第二章が

始まった気がした




私と彼は

元々出会っていた


出会う順番さえ違っていれば

なんていうことは全くない


私と彼は若い頃

出会いながらも

友達として以上に繋がることはなかった




それには決定的な理由(わけ)があった


それは


どちらも支える側の人間であった

というものだった




もしかしたら最近の私は

以前より少しだけ

オトナになれたかもしれない


人生を長期スパンで考え始めた

距離感をより一層大事にした


季節ごとに会いたくなる煩悩を

きらきらと流れる小川に

捨てた




遠い果ての地で

会わないと決めた彼の幸せを

ただただ願う日々の

始まり

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