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ブラックコーヒーと苺を口にしながら

何も言わない

というあなたのスタンスを

尊重することにしている


「私たちの関係って何?」

と思わずもらした陳腐な台詞に対しての反応を

受け入れることにしている


こぼした想いが拾われなかった分だけ

無口になる時間を増やすことを

決めている


私が今生きている世界は何だろう


人生で言うところの

どの辺りを漂っているのだろう


今日はどうしようかな


明日はどうしようかな


傷ついている暇はないみたい


私がこれだけ伝えているんだから

何か言って欲しい、は

おこがましい


言葉なんかよりもずっと

何も代わりがきかない程

素晴らしい時間を

あなたは与えてくれている


嫌になったら消えたらいい


耐えられなくなったら

私から消えればいいだけの物語

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