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恋が美しいわけがないだろう

行動規範を歪ませる程の想いが

私をいつの間にか悪魔にしていたの


いや、もとがそれだったのかもしれない


周りを幸せにすることに精一杯だった私は

あなたのこととなると一転

全身が体の線に沿って

黒く覆われていることに気づかされた


黒かったんだろう、もともとは


あなたを追うと余裕がなくなって

たくさんの白い羽でできたガウンが

肩から滑り落ちていくの


黒いな、身体も心も


あなたの人生の一部を

軽く私に与えてくれるなら

私の残りの人生は白い羽を撒き散らしながら

皆に愛を振り撒いていくでしょう


白い羽を必要としてくれる可愛い人々

黒い身体で涙を落としてあなたを求める私

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― 新着の感想 ―
[良い点] 恋が美しいわけがないだろう 拝読しました。 白と黒で書かれた世界が印象的でした。 怪しさと柔らかさが同時に存在している感じが好みです。
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