表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/205

ベルガモットの空言

「しかもベルガモットの空言ってこれ、何なんですか?」

「ふぇ?」


芋系のパフェを前にした昼下がり

私は後輩の女の子と

色彩鮮やかな内装のカフェにいた


「メモみたいにゃもんよ、メモ、ひゃ、ひゃつまいもおいひいわ」

「何ですかメモって、ところどころめっちゃ闇深すぎでしょっ」


そう言いながらウケている

可愛いやつよのう


「私に病んでない時期にゃんかにゃいわ、きた、くりょみつー!!!」

「いやいや、さっきから話聞いてるだけでも出会ってきてから一番病んでますからっ」


久しぶりに顔を合わせた可愛こちゃんと

甘い黒蜜のコラボ

幸せな休日である


「でもにぇ、この前数回に分けて泣き尽くしたら『あ、もう今年も終わるなぁ』って思えた。頭の中で除夜の鐘が聞こえてきたにょ、うまっ」

「え?!泣いたんですか?なんで……」


パフェ用に柄の長いスプーンが

生クリームのなくなったガラスに

コツリと音を立てる


「○○○○(某人気ゲームの愛くるしい黄色のキャラクター)のショー観ながら、耐えられなくなってね」

「……相変わらず、病みも闇も深いですね」


その反応にケラケラと笑う私


一生懸命バランス取ろうと

必死なんだけどなぁ


きっと今年もいつの間にか終わってしまう


日めくりカレンダーが

何千枚もめくられた頃に

この何の実体もないメモは

小説化するのだろうか

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 57話 今年ももう残り僅かですね。 日めくりカレンダー、良いですよね。めくるたびに人生をリセット出来るような気がして。 そして、本当にここはなかなか深いところですよね。ただ、それは病みや…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ