表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/205

幻想し合いっこ

叶えたい「夢」よりも

ぼんやり見たい「夢」の方が

心地良いと気づいたのはいつの頃からだっけ



僕たちは幻想し合いっこ

オールマイティな人間なんていないことを

身を以て知り尽くしたゆえの関係


ただ明らかに

お互いそれぞれに

叶えたい夢が存在している


それは夢なのか責任なのか

でもやっぱり夢だと

きっとそうなんだと



僕たちは幻想し合いっこ

恋のフィルターの端が風ではためいているよ


あの子は僕の目にかかる

その恋の端を押さえながら

苦しそうに微笑んで言ったんだ


「あなたにだけはあんまり

普段の私を見て欲しくないな」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ