表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
199/205

発するべき声が繋がってしまった

どうしてこのタイミングなんだろう

と思った


あなたが何の前触れもなく

数ヶ月ぶりに

電話をかけてくれた


私が何度か

「電話できる余裕とかあったりしますか?」

と問う度に

申し訳なさそうに断りながら

次案も出さなかったあなたが


それはもう

「あ、この人はそこまでして私と

電話したくないんだな」

と思うよ


だから私は

あなたの声を聞きたいと

お伺いを立てることを

一切やめてたんだ


なのに




「どうしよう」


その奇跡の電話の中で私は

DMだけのやり取りなら

絶対言わなかったであろうことを

(こぼ)してしまったんだ


「好きだと言ってくれる人が現れたんです」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ