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甘く溶け残る黒糖

大人だから

場数を踏んでいるから

自身の心を適する位置に戻すことなんて

どうとでも出来る


午前の日が降り注ぐ窓際のカウンター席には 

ひとつひとつ天井から

緑色の曇り硝子で覆われた電球が吊り下がる


黒糖アイスミルクコーヒーが

水滴を携えた純銅マグカップの底で

甘くとろけた跡を残す




起きていれば良かったのだろうか


深夜に活動しがちな君を追いかけて

何の定められた予定もない中で

可能性に賭け続けなければ私は


満たされないのだろうか




きっと今の私は

周りからより一層何を考えているのか

分からない状態になっていることだろう


でも別にいいだろう


通常任務を果たした隙間時間に

勝手に夢の中で生きているだけなんだから

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