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何を話すことがあるの?

私はこの光が途絶えるまで

君と繋がっていたいんだろう


この何の拘束性もない

両手のひらの中の微弱な光


数年前に元同僚が

久しぶりに二人で飲もうとしていた

私と君に向けて言った

何気ない言葉を今でもたまに思い返す


「あなたたち

今さら何を話すことがあるの?」


私はふふふと笑ってしまう


近況話がたまった数年ぶりの再会で

そう思われるのなら

じゃあほぼ毎日連絡を途絶えないように

微弱な光を守っている私は何なのだろう


立場も違うし

悩みも違うし

本質的には趣味や好みも違う


何にも話すことがないなぁって

思う日もあるよ


あぁでもまだ

光がかろうじて残っているんだよ


君からの私への興味が

まだ残っているんだよ

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