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まやかしだとは分かっていても

目の前が山と田んぼの平家で育った私は

大人になった今

華やかな都会がとても好きだった


きっと肩に力を入れることなく

ぼんやりと過ごせるのは

生まれ故郷のような環境や

自分と同じような空気感の人達の中


でも私は車窓に片側の(ひたい)をつけて

流れゆく高いビルとイルミネーションを

羨望の眼差しで見つめる


私にとっての君の存在は

この憧れの景観と同じだった


自分を高い意識のところまで

連れて行ってくれる

この街に綺麗に溶け込みたい


甘んじることなく

背筋を伸ばしたくなる

君の前に永遠に現れたい


その感情や実態が

たとえまやかしの一種だとしても

前を向き続けた人生だけが残るんだ

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