表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
145/205

どちらかというとダメな方の人間

もし人間が

二種類に分けられるとするならば

私はどちらかというと

ダメな方の人間だと思う


若い頃あと一歩で

恋人にならなかった男友達が

「自分で分かってるならいいんじゃない」

と最近の私に言った


分かってる

分かり過ぎている


自己の在り方に悩み患い

唸っている


どちらかというと

ダメな方の人間である私は

いつまで経っても好きな人が好きで

明けても暮れても好きな人が好きで

切ない曲を聴いては回想を繰り返し

人のために生きようと真面目に裏方に徹し

人が話したい時には徹底的に聞き役に回り

人に欲しいものがあれば根気強く与え


油断すると

あなたとのキスを欲している

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ