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あなたがいいです
男女問わず
誰と呑んだ帰り道でも
私の心をめちゃくちゃ占領するのは
あなたという存在だけだった
呑んでる最中は
場を完全に楽しんでいても
気が緩んだ帰路では
もう完全にだめだ
あなたと他の人が一体
どう違うのか
何が違うんだ
逆に他の人の方が気楽で楽しいじゃないか
どう違う
何が違う
あの頃
意識下で憧れてた
姿が見えると
目で追わずにはいられなかった
どうして
私と喋ってくれるんだろうと思ってた
あの頃の自分から
抜け出すことができない
気が高ぶって楽しんだ後に
あなたのことを必ず思い出すんだ
「やっぱりあなたがいい。
あなたがいいです」




