表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
137/205

何の進展もない恋物語

檻の中のその扉を

閉めておいてくださいね


鍵もしておいてくださいね


そうじゃないと私

出て行っちゃうんですよ


機会を逃せない悪い癖が

ついちゃったんですよ


檻の中も悪くはないんですよ


働きやすい環境なんですよ


本来、物語にはね

起承転結があるものなんですが


私の物語にはね

進めない鍵がまた

新たにしっかりと掛けられたんです


何の進展もしないんです


これからも


何ヶ月も何年も


でも私が得意なことは

「諦める」ことなんです


一生懸命諦めて生きてきたので


そんな状況でただただ残るものは

読み手にとってはつまらない

自分だけが救われる

何の進展もない恋物語

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ