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続 コロナ渦の恋

極、稀に訪れる夜道での一人の時間

ペイズリー柄のロングスカートが

忙しない脚の動きに沿って揺れる


楽しい

楽しい

やっぱり夜道が好きだ


黒レースから伸びる二の腕のホクロを

間近で見てくれるあの人はもう近くにいない


そして

毎晩毎晩会いたいと想い続けることに

終わりが全く見えることもなく


私は只々

様々な種類の

瞬間的に高ぶる気持ちを駆使して

生き繋いでいる


だって「会いたい」と

素直に甘えられる立場でさえないから


「夢に出てきてくださいよ」

泣き顔の絵文字付きで誤魔化した

精一杯の告白

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