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恋に生きて恋に死ぬ
おそらく永遠に
相手のタイミングで
瞬時に手放され続けて
おそらく永遠に
後方から肩をちょんちょんと
指先で軽く叩かれ続けて
おそらく永遠に
私は恋に生きて恋に死ぬのだと思う
でも
私の全ては恋ではない
私が私なりに真摯に物事に向き合う隙間隙間に
他人にとっては愚かだと思われざるを得ない
小さな「恋」が詰まっているだけだ
そして
恋は定期的に無くなるべきものなのだ
何もない期間があるからこそ
周りの視界がよりクリアになり
他の素晴らしいものに対する吸収率が上がり
また一味違う私に向上することができる
深呼吸をした
またいつでも君を待ってる




