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紳士的

「僕は紳士的な方だと思うよ」



何の男女間の約束もしていないあなたと

二人きりの空間

自己セーフ基準値下で甘えた私に対して

去り際にぼそっと口にされた言葉


「普通だったらもっと身体触りたくなると思うよ」


「そうなんですか……」


請うように唇を重ねて

二の腕辺りから抱き寄せてもらえた後の

予想もつかなかった告白に

私は放心状態気味でそう返すしかなかった


私の身体なんか……

触りたいか?


触りたい対象なのか?


一応こんな私なりに

軽く見られたくないっていうのもあって

あえて隠したんだよ


『胸元が見えそうだよ』


って

「慎みなさい」っていう意味で

言ったんじゃなかったの?


とゆうかこれ……

夢はある方がいいと思って……

盛ってるしな……


それに……


「先生」


誰が紳士的になれって頼んだの?

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― 新着の感想 ―
[良い点] 女の子の微妙な心の中がよく表現されていて男としては勉強になりますね。 [一言] 109話「紳士的」 自分が紳士的だとアピールする男…。 紳士って、そういうところではないような気もします。…
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