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異世界で破局した勇者は魔王に慰められる

作者: うずらのずら

初めまして。いろいろおかしなところがあったりするかもですが温かい目で見てもらえたらうれしいです

「ごめんなさい!」

「え?」

「他に好きな人ができたの...だからごめんなさい」

「え?」


 こうして勇者()は振られた。


俺は飯島(いいじま)雅紀(まさき)、勇者としてこの世界に呼ばれて早半年、はじめは動揺もした、めっちゃしたよ。

でも人間ってすごいね!2、3か月でこの世界に慣れてしまった。でなんで俺が勇者に選ばれたのか聞いたら

魔王を倒すため...ではなく王都の平和を守るために呼んだんだって!おかしいよね!

なんでも前の勇者様が魔王を倒しておかげで魔獣がいなっくなって世界を平和にしたはいいもののまた表れて外はとっても危険!Danger!Gefahr!なのだ!

で、兵士たちは何をしてるのかというと全員もういないんだってさ

なんでって聞いたら

「魔王いないしもう兵隊いらんくね?」

と前王様が馬鹿なことを言って解散させたらしい

実際魔王が倒されて魔獣はいなくなったんだけど100年たった最近また現れだしたらしい。

前の王様馬鹿かよって思ったけどまぁ戦う理由をなくした兵士なんてただの税金泥棒も同じかと

家臣たちも止めなかったらしい。

で、俺は帰ることもできないのでこうして勇者?としてこの王都を守っていたのである。


 交際期間一か月、今日は彼女の誕生日でプレゼントも用意していざデートへと思っていたのに

待ち合わせ場所で急に振られてしまった。なんでも勇者という肩書が彼女に重すぎたこと、

そして彼女が転んだ際に助けてくれた男に惚れたそうな。

なんでやねん勇者いうてもただの警備兵もいいとこの人間だよ俺...

「マサキ~!」

「ん?」

誰だ、傷心の俺を読んでるのは

「やっほ、彼女とはあれからどうなんだい?」

「ぐはっ!」

「おや?その反応はまさか...」

「...想像通りだよ、セリカ」

このいきなり俺の傷をえぐってきた女はセリカ。俺の悩みとかを聞いてくれる俺の数少ない友人だ。

何を隠そう彼女を紹介してくれたのもセリカなのである。もう彼女じゃないけど...

「はっはっは!振られたのか!振られたのか!はっはっはっは!」

「そんなに笑わなくてもいいじゃねぇか...」

「おや、怒ってこないところを見ると結構ダメージがデカかったみたいだね」

「当たり前だろ...初めての彼女だったんだぞ」

「あぁ、悪いねわらっちゃってw」

「まだ笑ってんじゃねぇか」

「ごめんごめん、でもなんで振られたの?」

「他に好きな人ができたんだとよ」

「あぁ...そっかー...そうなのか」

はぁ、なんでこんなことに...

「よし!私が慰めてあげよう!」

へっ?慰めるってま、まさか...!!


~セリカside~

私の名前はセリカ!私には秘密があるのですが、なんと魔王なのです!

あっ、まって痛い子じゃないからまって!

え~、コホンこれマジで魔王様なんですよ私。だから痛い子じゃないってば!

まぁ魔王って言ってもただ魔獣が生まれる原因の魔素を大量に放出しちゃってるだけなんですが。

えっ?十分しゃれにならないって?仕方ないじゃない制御できるものじゃないんだもの。

なんで私が魔王なのかって?そりゃ先代魔王(お父さん)の娘だもの。そこ!今何歳とかおねぇさんに聞かない!

魔王っていうのはもともと、人類に危機をもたらすための装置っていうか役割だったの。だけど人類があまりにも弱すぎたのとお父さんが世界征服なんて考えちゃったせいで勇者様を呼ばれてお父さん倒されちゃったの。

で、その権能っていうか役割の引継ぎに100年ほど要しまして、今に至ります。

...なんでこんな説明を心の中でしたんだろ、自虐ネタ入ってるし。

あれ?あの後ろ姿はマサキ?なんか落ち込んでるっぽい?これは話しかけるしかないね!

「マサキ~!」

「ん?」

やっぱりマサキだった!間違ってたら恥ずかしかったよ。

「やっほ、彼女とはあれからどうなんだい?」

「ぐはっ!」

おっと?この反応は...

「...想像通りだよ、セリカ」

ありゃ声に出ちゃってた?でもやっぱり...

「はっはっは!振られたのか!振られたのか!はっはっはっは!」

「そんなに笑わなくてもいいじゃねぇか...」

「おや、怒ってこないところを見ると結構ダメージがデカかったみたいだね」

「当たり前だろ...初めての彼女だったんだぞ」

「あぁ、悪いねわらっちゃってw」

「まだ笑ってんじゃねぇか」

「ごめんごめん、でもなんで振られたの?」

「他に好きな人ができたんだとよ」

ありゃりゃ、あの子惚れっぽいところあるからなぁ。うーん、人選を間違えたか...

彼女に好かれ続けなかったマサキにも問題あると思うけど、ここまで落ち込まれたらこっちも悪い気がしてきたなぁ。よし!

「よし!私が慰めてあげよう!」

おねぇさんとしては当然だよね!


~雅紀side~

セリカに連れられてやってきたのはスライムカフェ。スライムは魔獣の中でも特別害がないどころか冬場はいい暖かさのヒートスライム、野菜の保存に重宝するコールドスライムのような便利な数少ない魔獣である。ちなみにノーマルスライムはペットランキング堂々の1位である。すべての世代であの柔らかさが愛されている、っていうかあれは麻薬みたいな中毒性がある。

...いや麻薬吸ったことないからしらんけど。

「なぁ、なんでスライムカフェ?慰めてくれるんだろ?どっちかっていうとここ癒されるなんだが」

「ん?私が来たかったからだよ?」

「やっぱか!そうじゃないかと思ってたよ!」

「?そうじゃないかって?」

「あ、いや...その、なんでもないっす」

やっべ、セリカがこういうの(下ネタ関係)に疎くて助かったぜ。

「いや、慰める言ったはいいけど何すればいいかわからなくて、だから落ち着いてしゃべれて尚且つ私が行きたい場所であるここにね」

「私欲絡んでんじゃねぇか」

「えへへ、で、でさ!何をしたら慰められる?私にできることなら何でもするよ!」

うん?今なんでもって...

「ま、まじで?本当に何でも聞いてくれるの?」

「ふっふっふ、おねぇさんに二言はないのですよ!」

まじか、いいこと聞いた。じゃあ...

「じゃあ膝枕してください」

「ふぇ?!」

「膝枕だよ膝枕。膝を枕に寝かせてって言ってんだよ」

「ちょ、ちょっとま、まって!?そ、そういうのはつ、付き合ってからで...」

「おねぇさんに二言はないんでしょ?」

「うっ」


~セリカside~

うぅ、どうしてこんなことに...

「セリカ、もうちょっとリラックスしてくんない?いや、ぷるぷる震えてるのも結構いいしやっぱいいや」

まさか、マサキがこんな、こんな破廉恥なこと要求してくるとは思わなかった...

「な、なぁマサキ?あとどのくらいすればいいかな?結構、ていうかかなり恥ずかしいんだけど」

「すぅーすぅー」

「ね、寝ないでよぉ~!」


~雅紀side~

セリカの脚を堪能した俺はもうぶっちゃけ彼女のことなんかどうでもよくなったけど、セリカがまだやってくれそうだったから耳掃除とかしてもらったりしてたんだけど、流石にしてもらいすぎだと思った俺はセリカの行ってみたいところに行きたいとリクエスト。そしたら

「じゃあ演劇みたい」

とのことなので劇場にいくことに。

「演目は何にするんだ?」

「えっとね、『勇者と魔王の決戦』」

「それもう何回も見たって言ってなかったけ?」

「そうだけどこれは何度でも見たくなるの!」

そういうもんだろうか。まぁ好きなアニメなら何十回も見るのは当たり前だしその感覚か。

「チケット大人二枚お願いします」

「はい、大人二枚ですね。恋人割はなさらなくてよろしいのですか?」

「え、あ、いや別に恋人じゃ「お願いします」セリカ?」

「や、安くなるんだからこうしましょ!」

「それもそうか」

「かしこまりました。では席はこちらになります」

俺たちの席は...ここか

「結構いい席が取れたな」

「うん。ここならよく見れそう」

そして劇が始まった。

劇の内容は演目名通り勇者と魔王の決戦。勇者シリーズの演目の最終章だ。

城を守る魔王の部下の魔獣をバッタバッタと倒していく勇者、そして魔王と相対して掛け合いが始まった。

【フハハハハハ!勇者よ!まずはここまで来たことを褒めてやる】

【邪悪なる魔王!おまえを倒しこの世界に平和を取り戻す!】

【ふん!できるものならしてみるがいい!さぁこい勇者よ!私自ら相手してやる!】

魔王役の人声デカいなぁ

【はぁぁぁぁぁぁ!セイクリッド、ブレイバァァァァァァ!!】

【ぐわぁぁぁぁ!】

え、一撃?

【はぁ、はぁ、最大威力のセイクリッドブレイバーでも体が残るとはさすがは魔王か...】

「なぁ、魔王って一撃で倒されたの?」

「?知らないの、結構有名な話よ?」

まじかよ初めて知ったわ

                      ・

                      ・

                      ・

こうして振り返るとなんかデートしてたっぽいなぁ。そんなことをふと思った。

「なぁセリカ」

「なに?」

「今日はありがとな」

「?なんで感謝してくるの?」

「え?いや慰めてくれてありがとうって...」

「あっ、そ、そうよねそれよね!うん!げ、元気になってよかった!」

こいつ膝枕とか演劇とかで当初の目的忘れてやがった。

「またこうして一緒にデートしような」

「うんまたいっしょにでーってふぇ!?」

やっぱセリカはいじるのが楽しいな


どうだったでしょうか。終わり方がどうしてもでてこなくてこんな感じになってしまいました、、、

個人的にスライムカフェをもう少し話題にしてもよかったなと後悔してます。

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[一言] 勇者節操無いなぁ。
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