ただの高校生がこんなにも死にたいと思う訳。
うだうだ話します。
…どーも。…こんなものを読む物好きがいたとはね…驚きだよ。
…え、俺の名前?そうだな…「K」…とでも名乗っておこうか…あー、年齢は今年で17歳だ。好きなことは、ゲームしたり、アニメ観たり、楽器吹いたりすることかな…あぁ、俺トロンボーン吹いてるんだ、楽しいよ。あとは…ニコ○コ動画を観たりしてだらだらと…え?そんなことはどうでもいい?…あー、そうだな…じゃあそろそろ本題に入ろうか………
…そもそも俺が「死にたい」と思った理由は、生きる理由がわからなくなったからなんだ。みんなはなぜ生きてる?やりたいことがあるから?観たいアニメがあるから?…あぁそうか、そもそも死ぬ理由がないのか…。俺は……
生きるのがつらい。
そう、疲れたんだ。そりゃやりたいことはあるし、観たいアニメだってまだまだある。だけど…それ以上に生きることがつらいんだ。たかが17歳が何言ってんだって感じかもしれないけど、事実だし、俺はそう思ってるんだ。
…死にたい、と言ったら少し過言なのかもしれない。むしろ、
「生きたくない」
こちらの方が正しいのだろう。…ま、事実変わりはないのだがな。
…え?何がそんなにつらいのかって?…別に大したことじゃないさ。勉強や人間関係、それらによるストレス…ま、そんなところだ。別に生活に不自由があるわけでもない。むしろ、比べる人によっては俺の方が幸せな人生を歩んでるくらいかもしれない。
ただ…俺には、強く生きたいと思える、そんな意志が欠けてるんだ。…ある種の病院で診察してもらえば、うつ病だの、そんな診断結果が得られるのかもしれない。だが、そんなことはどうでもいい。今、この時点で、俺は、生きたくないと思うのだ。
そりゃ未来には、もっと生きたいと思う自分がいるかもしれない。…じゃあそこまで生きてみろって?
そーゆーことじゃねぇだろ!
今!俺は!生きたくないって言ってんの!!どいつもこいつも綺麗事ばかり言いやがって…もううんざりだ!!
………少し落ち着きます、すみません。
…それでもだ、みんな、なぜそんな未来に希望を持って生きられる?確信はないのだぞ?…理解できない…。
思い立った俺は、何人かに相談した。
そして、ある者は言った。
「やりたいことが無くなるまでは生きたいと思っている。まぁ、やりたいと思うことが無くなったら、死ぬ、というのも経験してみてもいいと思う」
さすが、いろんなことをしている彼らしい意見だ、そんな感想を得た。確かにそれは魅力的な話だし、要領も得ている気がする。ただ俺と違うところがあるとすれば…
今を楽しんでいる。これからも楽しいことがあると思っている。
そんなところだろうか。未来は確信できないし、もし仮に、未来に楽しいことがあるとしても、俺は、今がつらいのだ。早く終わらせたい、早く楽になりたい。そんなことが先行してしまい、そうは思えなかった…。
また、ある者は言った。
「K君がいないと、また同じメンバーで演奏が出来ないでしょ!!」
これは吹奏楽部ならではの話だ。確かにその通りだ、演奏は楽しいし、いつか再び同じメンバーで吹けることに喜びを覚えるのかもしれない。だが俺は…
(じゃあこのメンバーの一員となってしまったことに後悔だなぁ…)
そんなことを思ってしまった。俺さえいなければ、俺がいなくても…いや、そもそも俺がいないのが本来の姿であると思い、そのメンバーで喜びを分かち合えたのだろう。
…我ながら、少しひねくれていると思わないわけではない。極端なことを言ってしまえば、みんなの記憶に俺がいることに後悔、つまり…
俺が生まれてきてしまったことそのものに後悔しているのだ。
だからと言ってどうにかできるものでもない。だからこそ、これ以上みんなと思い出を作りたくない、みんなの記憶にいてはいけない、そんな思いからも生きたくないと思うのかもしれない…。
他にもいろいろなことを聞いたが、俺にとってはどれも正確には要領を得なかった。あるいは、始めからそんなものはありもしなかったのかもしれない。
俺は人生観として、今を『マイナス』だと思っている。そして俺はそれを『プラス』方向にしたい、とも思っている。そして…
死ねば『0』になると思っている。
簡単な話だ、『マイナス』から『0』になる、これはつまり『プラス』である、そう思い、俺は死ぬべきだと思っている。しかし…
周りの人はどうなのだろうか…?
周りの人を『マイナス』にしたくはない…
そんな思いから、生まれてきたことを後悔しながらも俺は今日も生きている。
……終わり…?
…字数制限で話し切れない所もあり、少し不満です。
…生きてます。