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第十話 ヴァネッサの炎

世界に満ちるアガルタの魔物。

それは、アガルタの落とす「呪い」が、アガルタの魔力で実体化した異形の化け物。

基本的に単独行動ではあるが、強力な魔物が下位の魔物を率いて集団化することもある。

さらに、魔法や毒といった特殊能力を持つものもいる。

その戦闘力は、一体で一国を滅ぼす不死の王から、一般人程度の犬頭まで千差万別。

共通しているのは、彼らは人間の殺害を主目的として行動するということ。

弱点は、呪いの発する瘴気から長期間はなれる事が出来ないということ。

そのため、強い魔物は呪いから引き離してから、落とし穴等の罠で捕縛し、瘴気切れを待つのが人類の戦闘方法であった。

守護霊は触れるだけで呪いを浄化できる。それは、魔物の肉体を構成する呪いも同じこと。

そして、呪いが産みだした毒や魔法も、守護霊には通用しない。


騎兵と二人乗りのラクダで砂漠を歩き、火の神殿へと辿り着いた。

既に、時刻は宵の口に入っている。

火の神殿は、砂漠の砂に半ば埋もれた石造りの建物。

昔は、かなり大きな建物だったと思われるが、大半が砂に沈んでおり、全体像が見えない。

道々、騎兵たちに聞いた話だと、ここには十数人の人たちが暮らす。


「ほほう、また巫女か。最近は忙しいことだな」

俺たちを迎えてくれたのは、頭をスキンヘッドにした筋骨隆々の男。

「ワシがこの神殿で、神官や巫女の導き手をしておる」

なんでも、ここでは苦行を行うことで宇宙の真理を知ろうとしている修行僧たちが修行をしているらしい。

スキンヘッドの男は、彼らの長も兼ねている、元神官だ。

「早速だが、お主は何のマテリアを持っているのだ?」

男は、ヴァネッサに問いかける。

「氷と風、水です」

「そうか……、じゃ、やめとけ」

元神官は、ヴァネッサを切り捨てるように言い放ち、自分の修行に戻ろうとする。

「やめとけって、なんでですか!?」

ヴァネッサは、懸命に食い下がる。

「マテリアには相性がある。それは知っているだろう?」

「はい。氷が土に強い ってやつですよね」

「そうだ。火のマテリアは、氷に強い。

下手に火のマテリアを獲得しても、かえって氷のマテリアを弱める」

「そ、そんなぁ」

「もう、夜になる。今日のところは泊まっていけ。ゆっくりと、どうするか考えるのが良かろう」


俺たちは、まだ若い修行僧に案内されて、あてがわれた部屋へと向かう。

パルックと騎兵たちは、夕食の確保と身体を拭く用の水を汲みに、神殿の中庭にあるオアシスへ行っている。

ヴァネッサは北国出身のためか、この砂漠の暑さで少しばて気味なので先に部屋に向かう。

部屋は、砂で多少ざらついていたが、乾燥している砂なので、不快感はない。

「タクヤさん、わたし、格好悪いですよね」

ヴァネッサが、ぽつりともらす。

「何が?」

「カリマさんに、巫女の先輩として、いろいろ教えてあげなきゃ とか考えてたのに、初対面がカエルだし」

それはフォローのしようが無い。

「イカ魔物の時も、わたしがもう少し維持できていたら、倒せてたんですよね?」

「う~ん」

あのとき、イカはジェット水流の猛スピードで、遠くに逃げて行った。

時間切れで戻ったのは確かだが、アレを追いかけろと言われる方が困る。

「きっと、カリマさんみたいに、綺麗でビシッとしてる方が、本当の巫女の姿なんですよね」

ヴァネッサは、うつむきながら、言葉を続ける。

「火の神殿に来てみたら、やめとけって言われちゃうし。

わたし、巫女にむいていないのかもしれません……」

そればっかりは、北の寒い地方出身のヴァネッサに、火との相性が悪いのはしょうが無いのかもしれない。

「氷の力を落とさずに、火のマテリアを得られる方法を考えよう。

俺も考えるからさ、明日の昼飯のとき話し合おうぜ」

「はい、そうですね……」

パルックや騎兵たちが戻ってくる音がして、話は打ち切りとなった。


火の神殿は、宗教施設でもある。

スキンヘッドはあのおっさんだけかと思ったが、全員僧侶のように、頭を丸めていた。

彼らは、みんなそれぞれに、なにか、良くわからない修行をしている。

逆立ちしていたり、木から吊るされていたり、傍目には何だか良くわからない。

さらに、朝飯は、粗末な粥のようなものが少しだけ。

ヴァネッサがごねるかと思ったが、無言でおとなしく食べている。

俺とヴァネッサは、アイデア探しと気分転換を兼ねて、神殿の中を探検してみることにした。

パルックは、「のんびりしてくるにゃ~」と何処かへ行ってしまった。

きっと、どこか涼しげな日陰で昼寝三昧をしているのだろう。

ぶらぶら歩いていると、僧たちの私語が聞えてくる。

「今度の巫女様、なんか頼りない感じだよな」

「まぁ、「力」持ちの王族相手じゃしょうがないだろ。

なんでも、カリマ様は守護霊に出会う前から魔物退治をしていた って言うぜ?」

「文字通り、救いの巫女さまだな」

僧たちは、ヴァネッサの姿を見かけると、あわてて修行に戻っていった。


中庭のオアシスの周りには、何本かの木が生え、日陰を作っている。

ヴァネッサはその木の根元に座り込む。

建物を抜けて冷やされた空気が、風となって吹きわたる。

「わたし、何でここに来たんだろ……」

ヴァネッサが木の幹にもたれかかり、力無くうつむく。

そこに、元神官の男が通りがかり、ヴァネッサの姿を見つけて近寄ってきた。

「どうした?巫女よ」

「えぇと、……火のマテリアの事を考えていました」

「そうか。神官や巫女をやっていれば、何れは直面する壁だ。

全てを得られぬのなら、諦めるというのも一つの決断だぞ」

「でも、諦めたら負けちゃうような気がして」

「好きにするがいい」

元神官は、そう言い残して、修行の続きに行ってしまった。

「ほんとに、わたし、何してるんだろ」

ヴァネッサはうつむいて座り込む。


見かねた俺がヴァネッサに話しかけようとしたとき、

オアシスの水を汲みにきた僧が、手に持っていた桶を取り落す音が響いた。

振り向いてそちらを見ると、僧は彼方の空を指さして硬直している。

「アガルタだ……」

彼の指さす方を見ると、そこには、不自然なほどに巨大な雲の塊があった。

雲の切れ間からちらちらと、茶色い空飛ぶ島の姿が見える。

「イズミールの方に向かうぞ!」

建物の中から出てきた僧たちが、騒然とし、神殿の中へと駆け込んでいく。

「ヴァネッサ~」

パルックがこっちに向かって全速力で走ってきた。

「ヴァネッサ!アガルタにゃ」

「う、うん」

「急いで、イズミールに戻るにゃよ!」

パルックは、ヴァネッサの手を掴んで引っ張る。

だが、ヴァネッサは動かない。

「どうしたにゃ?ヴァネッサ」

「わたし、まだ火のマテリアを取れていない……」

「そんなの後でもいいのにゃ!みんなを助けにいくにゃ」

「イズミールには、あんなに強いカリマが居るから大丈夫だよ。

わたしより、カリマの方がずっと強いから、クラリネさんもクレアさんも……」

「見損なったにゃ、ヴァネッサ!」

パルックは、ヴァネッサを突き飛ばして、走って行ってしまった。


夜になり、月が出てきても、ヴァネッサはずっと黙り続けていた。

僧たちもアガルタ出現の混乱からか、俺たちを気にする様子も無い。

「また、あたしたち二人だけになっちゃいましたね」

砂の上に座り込んだヴァネッサが、月を見上げながら語りかけてくる。

「村を出たときは、二人なら何でもできる って思えて、

あんなに楽しかったのに、今は何も出来そうにありません……」

そういえば、あの日も月が綺麗だった。

「出来る事もあるよ。パルックを追いかけて、イズミールに行こう」

「嫌ですっ!」

ヴァネッサが叫ぶ。

「きっと、きっと、また、カリマさんにバカにされる。

クラリネさんも、クレアさんも、わたしみたいに頼りない巫女なんて要らないんだ。

わたしは、火のマテリアを取って、強くならないと、あそこには戻れないんです」

「今のヴァネッサには、火のマテリアは取れない」

「なんで、タクヤさんまで、そんなこと言うんですか……」

「なんとなく、わかるんだ。

ヴァネッサの中の、氷が溶けて、火もろとも消えてしまう」

「じゃ、わたしは、どうすればいいんですか!

もう、みんなと一緒に旅することが出来なくなっちゃう」

ぼろぼろと流れる涙が、ヴァネッサの頬を伝って、砂の上に落ちていく。

俺は、ヴァネッサがの隣に座って、彼女が泣き止むのを待つ。

彼女が落ち着いてから、俺は話し始めた。

「俺が産まれた国には、言い伝えがあるんだ。

真っ暗で、道に迷いそうなとき、青白くてきれいな火が見える。

その青白い火は、人に助けられた狐が、困った人のために灯している。

どんな暗闇のなかでも、その火は人を導いてくれる」

「狐の、火?」

「あぁ。ヴァネッサ、赤くて熱いのだけが、火のすべてじゃない。

きっと、違う火だってあるはずだ。見ろよ、ヴァネッサ」

俺は、オアシスの水面に移った月を指さす。

水面の月は、ヴァネッサの髪と同じ、蒼い銀色に輝いている。

「月が太陽よりも明るくないからって、誰も月を馬鹿にしない」

ヴァネッサが、目をこすりながら、ゆっくりと立ち上がる。

彼女は、俺が差し出した手に自分の手を重ねる。

「タクヤさん、道に迷ったわたしを、導いて下さい」

祈るようにゆっくりと、ヴァネッサが呪文を唱える。

「【具現化】」

俺の身体が、白い光に包まれていく。

白い光が消えたとき、具現化した姿は、透き通るような白い狐に変わっていた。

大きさは1mを少し超える程度。足は、ヴァネッサの腕と同じくらい細い。

爪も牙も短く、狼やワシよりも、遥かに頼りない。

まるで、今のヴァネッサの心細さを現したかのような弱々しさだ。

だが、尻尾だけは、立派でふさふさとしたのが9本、背後に伸びている。

いつものように、体の動かし方と、大量の新しい魔法が頭に入ってくる。

五感とは別の、もう一つの感覚が目覚め、魔力の流れが解る。

新しく使えるようになった魔法と能力を反芻しながら、ご都合の良さに笑いがこみ上げた。

「ヴァネッサ、イズミールに行くぞ。みんなを助けに」

「でも、今からじゃ間に合わないですよ……」

「願ったろ?導いてほしいって。行くか?」

「行きます!」

ヴァネッサは力強く頷く。

ここは、火の神殿というだけあって、滞留している魔力は濃い。

周囲の魔力を使用できる能力【連鎖魔法】。

神殿に満ちる魔力を使えば、ヴァネッサにたいした負担をかけずに、大規模な魔法が使えるだろう。

さっそく、新しく覚えた魔法を発動させる。

「【狐の道(フォックス・ロード)】」

空間に亀裂が走り、黒い穴ができる。

世界の在り方が歪み、火の神殿とイズミールの街を繋ぐトンネルが形成された。

ヴァネッサの背中を押して、亀裂に飛び込み、一瞬でイズミールの街に移動する。

この、白狐の体は肉弾戦には向いていない。

魔法に特化した特殊な形態。

そのせいか、今回手に入れた魔法は、火属性だけではない。

属性を持たない、特殊な魔法を多数使えるようになった。



イズミールの街では、各所でかがり火が灯され、臨戦態勢になっていた。

上空のアガルタのせいで、前に落ちた呪いから再び魔物が発生しているのだ。

呪いを浄化すると、カエル化された人がどうなるかわからない。

そう考えたクラリネ爺さんとクレアの意見で、全員のカエル化を解除してから、呪いを浄化する予定だった。

それが裏目に出た。

第六感で、上空のアガルタから濃密な魔力が降っているのが解る。

その魔力は、呪いを活性化させて、魔物を作り出す。

だが、その魔力の濃さは、今の俺にはとっても都合がいい。

「【送り火】」

俺の目の前に、バスケットボール大の真っ白い火の玉が現れる。

それは一つが二つ、二つが四つと分裂を繰り返し、街中に漂っていく。

増え続ける火の玉の光で、街全体が徐々に明るくなっていき、戦う人たちと魔物を照らしていく。

光を浴びた魔物は、苦しみだして動きが鈍り、そこへ人間がとどめを刺す。

広範囲に火の玉を広げていくと、街の一部で、光と闇が拮抗している場所を感じた。

そこは、呪いが落ちたところ。人間と魔物の戦いの最前線。

俺たちがそこに向かう途中で、撤退のドラが鳴り響く。

急いでオアシスの呪いに駆けつけると、しんがりの部隊が巨人やカエル魔物と戦っていた。

呪いからは、続々と犬頭や人食い鬼が湧き出してくる。

部隊の中心では、クラリネ爺さんが指示を出しており、クレアやカリマの姿も見える。

爺さんとクレアは、俺たちの存在に目を見張ったが、再度戦いに集中する。

「この光は、お前たちの仕業か?」

「そうだよ」

「やっぱりね!きっと、来てくれるって思ってたんだ」

クレアが笑いながら振り向く。

「ご、ごめんなさい、わたし、わたし……」

涙ぐんだヴァネッサを押しのけて、俺は爺さんに問いかける。

「ところで、爺さん。カエルにされた人のほうはどうなった?」

地面のところどころに、例の毒液が飛散している。また、カエルになった人が居るかもしれない。

「この白い光を浴びたら、全員あっさりと人間に戻ったぞ。

我々の部隊がしんがりをつとめている間に、他の部隊に任せて街から退避させた。

さっきのドラは退避完了の合図だ。さすがに、魔物の数が多い。我々も一旦引くぞ」

部隊は、クラリネ爺さんの指示で、密集して円陣を形成する。

「後は俺たちだけなら、大技が使えるな。【九天六道三世一陽】!」

アガルタから降る魔力を消費して、呪いのそばの空間に、亀裂をこじ開ける。

空気中の魔力濃度が急激に希薄となり、呪いから湧き出す泡が消え、魔物たちの動きが止まった。

「さぁて、急いで撤収撤収っと【狐の道】」

俺は、キャンプ地との空間を繋げて、安全地帯にまで兵士たちを誘導する。

魔物が追いかけてこないよう、しっかりと亀裂を閉じる。

「この魔法、便利だねぇ。後で教えて」

「魔力消費が結構かかるぞ」

「ところでタクヤ、さっき、何の魔法をつかった?」

俺が爺さんに答えるより先に、さっきまで居た街の中心部で、巨大な火の柱が立ち昇る。

十分に距離が離れていても、轟音と熱がここにまで伝わってくる。

「太陽のかけらを召喚した」



翌朝、街を見に行った探索隊は、干からびたオアシスを発見した。

俺たちも朝食前に見てきたが、魔物も呪いも、灼熱の中で全て焼けたようで、跡形も無かった。

周囲の焼き煉瓦の家は全てが溶解し、痕跡だけが残る。

「やりすぎじゃない?」

冷や汗を垂らしながら、クレアが語る。

「気になさらんでくだされ。呪いに侵された水が残る方が危険ですからのう。

こうするのが一番じゃ。それに、ほら」

一緒に来た古老が指さした所からは、綺麗な水がどばどばと湧き出して、水たまりを作っていた。

数か月もすれば、また元のオアシスに戻るだろう。


パルックが到着したのは、そろそろ太陽が昇り、本気を出し始める時間帯。

徹夜で夜の砂漠を旅してきたせいか、パルックも騎兵も汗だくで、疲れを隠せない。

ヴァネッサが、水をたっぷり入れたカップを持って、パルックに駆け寄る。

「パルック、わたし、変なこと言っちゃって、ごめんなさい」

「何で、もうヴァネッサが、ここに居るのにゃ!?」

「許してくれるかな?」

「あたしの、徹夜で走ってきた努力は、いったい、なんなのにゃ~!」



2日がかりで街を確認し、魔物も呪いも残って無い事がわかった。

オアシスは順調に水がたまり、もうひざ丈くらいまで水が溜まっている。

人々が家を修理する音が聞こえてくる。

カリマを加えた俺たちは、イズミールの街を出発し、イスタルへと戻ることにした。

行きとは違い、すべてを片づけた後の、のんびりとした道のり。

イズミールの人からお土産にもらった酒の力もあって、夜遅くまで騒ぐ。


深夜、皆が寝静まった頃。

俺はなんとなく寝つけずに、周囲を歩いていた。

すると、月の下に、カリマの守護霊が見える。

全身を包帯で撒いたいつもの姿。

もしかすると、守護霊同士なら意思疎通が出来るかもしれない。

そんな淡い期待で、彼女に話しかけてみる。

「なぁ。お前は何処から来たんだ?」

彼女の反応は無い。やはり、守護霊同士でも聞えていないのだろうか。

「ちゃんと、主人を守ってやれよ。

さもないと、俺たち守護霊は不死の王っていう化け物になっちまうからさ」

ずっと俺の方を無視していた彼女が、不死の王 という単語に反応した。

包帯の口の部分がゆっくりと開き、ガラスをこすり合わせるような、不快な笑い声が聞こえてくる。

「くすくすくす。

ワタシも、あなたも、もうとっくに不死の王だというのに?」

彼女の包帯がくるくるとほどけ、その下から、どす黒い皮と骨だけの姿が現れる。

「忘れちゃったの?ワタシたちは、望んでこの姿になったのよ」

彼女の、包帯の下にあったのは、骨と皮だけの顔。紅い眼が眼窩で踊る。

不死の王の、生気の無い腕が俺の方にさしのばされる。

それを払いのけようとした俺の腕も、彼女と同じ、骨と皮だけになっていた。



「タ~ク~ヤ~さん、何でこんなとこで転がってるんですか?」

翌朝、俺は砂の上で寝こけていたところを発見された。

どうも、悪酔いしたような嫌な気分が残る。

朝の光の中で見ると、カリマの守護霊はきちんと包帯を巻いていた。

明日は、イスタルの街に着く。


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