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箱庭枯山水
の堕落
始めに
枯山水とは、石を、巨石に見立てて
小さな盆の中に、巨大な自然を、見ることができる形の一つとも、模様や色を、楽しむ鉱物的楽しみもあるだろう
巷には、ピンキリであるが、果ては数百円から数千万の石たちがばっこするが、しかし
適当に、河原の石を、水でぬらしたり、耐水の紙ヤスリで、磨けば、光る泥団子のように、つやを出し、美しく光る
されど、それは、宝石的、美しさであり
その反対的に、コレクションではなく、自然をめでる方法もある
それは、現在では、盆栽という、これも、山の中の巨木を更に人間の手により、ありえない状況を、作り出すことで、自然以上の大木を、夢見るのである。その系譜が、今では、アクアテラリウムや、アクアリウムという、水槽の中に、自然の川や、陸の風景を、渓流を、そこに、表す
現実にない、もしくは、現実そのものを、見ようと、頑張る
では、枯山水は、どうなのであろうか
水槽のように、水を流動させるポンプも植物(庭は、植物とは、切っても切れないものがあるが、今回は、それらを、使わない方向で考える。もちろん、鉄道模型に使うような苔を、使用してもいいが)も、ない、ただ、石と砂を、川と石に見立て
川のない庭に、その雄大な姿を、見ようとする
ある意味、合理的であり、そして、想像力を見る
それは、全く違うものでも、そう思うことにより、それは、それになるのではないかという禅のような姿(違うかもしれないが)そのように、見える
削り取られた思想の最奥
遠くに大きな石、近くに小さい石を置けば
それは、遠近法により、更に、奥深く、その世界を、見せることがある
それは、奥深い構図の世界であり
石や水槽に、長く取り入れられ、そのジオラマのような、緻密な技は、年々と切磋琢磨の証であろう
さて、今回は、気難しい話は、さて置き
今日からすぐに始められる
簡易的な、方法により小さな箱庭のような
枯山水を、適当でも、出来るのではないかという
怠惰的なすすめである。
必要なもの
石の採取
実は、枯山水に、石が必要なのかは、分からない
鉛筆でも、コップでもいいかもしれないが
あえて、石にしたとき
まず、石を、集めなければいけない
そのときに注意しなければいけないのは
その石が、果たして取って良い石なのかどうかという所である。手っ取り早く、市役所に、聞いてもいいし、勿論、国立公園は不味い、普通の河川であれば、個、人利用での採取(明確ではないので、二三個)が、許容されていることがあるが、聞いてみることをお勧めする
そして、採取場所は、河原や海岸が、分かりやすい
石が、地面に露出しており、選びやすい
ここで問題になるのは、枯山水か水石である。枯山水は、その風景
つまりは、全体のバランスや、庭にしたときに生きる石でなければいけない
石単体が、強すぎる個性は、逆に扱いにくく
どれだけ美しい形や模様色でも、庭にそぐわなければ、意味がないように思える
そういう石は、雨の日や、ジョーロで、石を濡らすと、磨いたように、美しく、その姿を、見ることができるのでおススメである
では、枯山水の石とは、、どのように選ぶかであるが
手っ取り早く、山の写真や、枯山水の庭の写真、美しい風景を、見て、それに似ている石を集めたり
実際に、砂地であれば、埋めたり、皿に砂を入れて、その石を、乗せて、その石を、置いた時の、風景を、思い浮かべながら確認すると、分かりやすい
一つの石でも、複数の石を、置いた時の調和を、考えながら採取すると、後後置きやすいように、思うが、個人の自由にするべきである。
砂の採取
ホームセンターや園芸店、アクアリウムショップで、川砂や砂が売っている場合が多いので、それを使用してもいいし
採取可能な場所
市役所等に、聞いて、大丈夫なようであれば、河原や海辺で、取ってもいいかもしれない
その場合、雨ではない良く晴れた砂の乾燥した時が、良いように、思う
採取した砂を、目の細かいフルイ(ホームセンターなどで入手 金網が付いており目の大きさで、選別する道具)で、砂と、草や大きめの砂利を、取り除く
それを、川に見立てて使用する
多少、水分があるものでも、乾燥させることで、サラサラにして使用する
器
陶器や、木のお盆のような器でもいいかもしれないが
ここではあえて、ホームセンターで、野菜を洗ったり、コンクリートや、土を混ぜ足りするトロ船というプラスチックの容器を、考える(60㎝も置き場所があれば良いのではないだろうか小さくてももちろん可)
多少、器が深いので、砂を入れて、いじっていても、外に砂がこぼれにくいので、使いやすいのではないかと思う
器が、決まれば、その場所に、砂を入れ、石が、動かない、または、自分が理想とする深さまで埋まる量の砂を入れる
(砂に意志を埋めることにより、その下に、巨大な石の大部分がまだ隠れているように思わすことができる)
器とは、難しいもので、盆栽は、木や草も重要であるが、園芸の中で、器とは、それにひってくするほどに、難しい
高級なホテルやレストランにドレスコードという、その場にふさわしい格好を、させるように、石にも、石にふさわしい器が必要な時が来るかもしれない
特に、水石の場合、その石に合ったように、台座を木で削り、服を着せるように、その石の形に合わせた物を作ったりするが、最近はその職人も減っていると聞く
道具
枯山水を、作るにあたり、砂が重要になる
それは、水を引けない場所に、川を水の流れを意識させるために、砂の上に、砂砂利の上に、線を引き、それが、流動的に見せてくる
その為には、よりその凹凸を、意識させるために、グラウンドを馴らすT字のトンボを、使用し、平らにした後に、凹凸のある熊手で、文様を、書いていく
トンボの作り方
割り箸
ナイフ(カッター・彫刻刀)
ハサミ
木工用ボンド
工作マット・段ボール等(切るときの下にひく)
トンボを作るにあたり
砂を馴らさなければならないが
余りにも、刃の部分が低いと、上から、逃げてしまうので、割り箸三本分の高さがいいと思われる
トンボの作り方
割らずに、割り箸のちょうど半分くらいを、ハサミで切り、そのうちばらけなかった一本の真ん中らへんに、ナイフで、ばらけたもう一本の太さに、合うように、その幅を、割り箸の中ほどまでの深さ削る。そこに、木工用ボンドを、つけて、T字になるように、調整し
その反対側にも、ボンドを塗つながったままの片方に接着し、割り箸が、三本縦に並んだようにする
その時、軽くナイフで、接着面を、平らに削ると良いかもしれない
刃の長さは、自由に、使いやすい幅を
使っている内に考えて良い
熊手の作り方
1. 二三センチになるように、揃えるように、割り箸を、ハサミやナイフで、溝を彫って追ったり、切る
6本以上が使いやすいように思われ る。その片方の先端を、三角になるように、ナイフで、切る。それを、先端をそろえて、並べ、その並べた幅の長さに合うように、割り箸を切り、そこに、使いやすい長さの持ち手の棒を、切り
2. 横幅に合わせた木の中間の半分ほどに、溝を掘り、そこに、ボンドを、つけて、持ち手の棒を、付け
3. 乾いてからでもいいが、その反対側にもボンドをつけて、並べた刃の部分のとがった部分の反対側に、接着する
以上が、道具の制作方法であるが
個人個人で、独自の制作してもいいと思われる
割り箸でなくても、ホームセンターで、細い角材と薄い木材で、持ち手と刃を、作ってもいい、個人の自由で使いやすい方法を選べる
実践・庭造り
後は、トライアルエラー
どんどんと、庭を作り、理想の風景を、作り出すべきである
それは、今まで思い描いたものか
過程の中で、全く別のものを、生み出すのか
どちらにしても、この庭は、小さいがゆえに、一度置いたらなかなか動かせない、庭でもなければ、水槽のようなポンプ音や水換え、整備、コケ取りも無い。ただ、砂と、石だけの
待つ必要性のない
その必然を、表してほしい
以下は、適当な写真を載せるばかりであり作例の一つに過ぎない
読み飛ばし、いざ実践を、最優先にしてほしい
これを持って、この本の役目の大半は終わり
つまらない駄文をお読み頂き謝礼をし終わりにします
この度は、お読みいただきありがとうございました。
置き方
あくまでも主観によるものですので
参考程度にお願いします
まずは、トンボで、砂を、平らにします。この時、斜面が高くなると、波紋を引いた時、砂が崩れていくので、出来るだけ平らのほうが、作りやすいです。
まっ平らになった盤面に一つ石を、置きます
その時、巨大な岩を、地面に埋めて、その先があるように意識します
そのあと、埋め込んだ時にできた溝を、トンボでならし、いよいよ、熊手で、波紋を書いていきます
始めのうちは、一つの石の角度を変えたりして、その石の美しい面を、探してみてはいかがでしょうか
そのうち、一つまた一つと増やしていってもいいですが、まずは、一つの岩を、美しく見せることに、集中しましょう
どうしても合わなければ、別の石を探してきてもいいです、そのまま探してみてもいいかもしれません
すべておいてセットアップ終了後
熊手を持ち、軽く乗せる程度で、線を、引いていきます
石を中心に、線が一周したら
優しく始めに線を描いた場所に合流しゆっくりと、つなぎ目を、分からないように、円を、一周させて、熊手を持ち上げます。この時、何回かに分けて、線を描いて、つなぎ合わせても大丈夫です
次は、その外側の輪を書いていき
最終的に、砂面、すべてを、描き終えて、終了になります
砂の終わる壁面は、その先にも、波紋があるように、途中まで書いて、次に移ってもいいと思います
そこらへんは、自分で水面を見ても、様々な枯山水を参考にしてもいいかもしれません
おすすめは田中美鈴かと思います。
それでは、良き枯山水を




