ある日
私の名前は小山英樹、41歳だ。高校を卒業後地元の企業に勤めているが、特に変化のない毎日を漠然と過ごしている。もちろん独身だ。ある日の日曜日、私はいつものように近所のショッピングモールで買い物をしていた。すると、誰かに声をかけられた「あのー邪魔なんですけどお?」私は反射的に「す、すみません」と華麗に謝罪した。そして相手をみると5人のグループだった4人はいかにもチャラチャラしていた、しかし1人だけ、いかにも気が弱そうでどちらかと言うと私側の人間だ。なんで、あんな奴らといるんだろうと疑問に思いつつ私は帰路についた。次の日の朝ニュースを見て私は驚いた、私の住んでいる街で18歳の女の子が自殺したらしい。可哀想になぁと思いつつ昨日のあの子を思い出したがそんなことはあるまい、と急いで会社へ行く準備をした。その日の晩私は夢でその女の子に出会った、意識は夢なのにハッキリしていて
不思議な感覚だった。彼女は何やら口を動かしているが私には聞き取れない。口の形から予想するにこうだ
「大好きだよ♡」うん、絶対違う。彼女はこちらに意図が伝わっていないのを感じると諦めたかのように消えた。そして目が覚めるとまだ朝4時、すこし得をした気分だ。朝の散歩でもしようかって事で身支度をして、近所をぶらぶらしていた。すると何やら私より少し歳上くらいの夫婦?が花束を橋に添えて立っている。「おはようございます〜」と声をかけると2人はこちらに気付き軽く会釈した。よく2人の顔をみると社畜の私より疲れ切った顔をしているではないか。
私は何か嫌な予感がした、近所、橋、花束、疲れ切ったような悲しいような顔をした夫婦
あ、これ自殺か事故の遺族だ。私はもしかすると、
と思い2人に聞いてみた「もしかして娘さんですかね?」




