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ここままちねない

作者: あいうえお

ズバリ言うとすると、僕はこのままちねないのよね。なんでかって、この世に未練があるのさ。それはね、音楽で有名になること。音楽で有名になって皆の視線や歓声をステージの上で感じたいんだ。なんてことを家族に言ったんだ。そしたら「あんた、いつまでそんなこと言ってんのよ」だって、いい加減にしてだって、、、

「どうしたんだい」言葉に詰まり下を向いていると男が声をかけてきた。

「僕は小学生の時むかつく奴がいてさ。そいつの何がむかつくかって、そいつ年下の学年でさ、不細工で気持ちわりい奴なんだよ。何かと僕にベタベタしてさ、だからさ、あの時僕はあいつの縄跳びをさ、隠してやったんだ、体育に平均台をしまう凹があってさ、そこの片方の隅が扉になってるわけ、そこの扉を開けて、、」

「おい、この話は今回のこと何の関係があるんだ」男が話を遮った。

僕は眉間にしわを寄せる男を睨んだ。

「察しが悪いね、あと僕の話を途中で遮るのやめてくれる。」

この後、僕は淡々とま時に楽しそうな笑みを浮かべながら話を続けた。

容疑者、斎藤 優、42歳、無職。

容疑母親を殺害。


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