翌朝
みゅみゅっ。
朝になっちゃかりゃ、慎重に(ドームハウス)窓を開けちぇ覗いちぇみりゅ。
「チュッチュチュッ? (何してるんですか?)」
「みゅっ。赤ちゃんちょ竜騎士しゃんが居ないかを確認しちぇいちゃの」
「チュチュッチュー。 (赤ちゃん恐いですぅ)」
「みゅっ。ぢゃかりゃ、ここに避難しちゃんぢゃよ」
「みゅー、おはよう。昨夜は大丈夫でしたか?」
「ヂェリュ! おはよう」
窓かりゃピョインちょ飛び出しちぇ、ヂェリュの手に乗っかっちゃ。
「あの中に入りゅちょ、外の音は聞こえないんぢゃよ」
「おはようございます、デルタさん、みゅーちゃん」
ヂェリュに説明しちぇいちゃりゃ、ヂェイジーが起きちぇ食事を作りに来ちゃ。
「みゅみゅっ、おはよう」
「おはようございますデイジーさん」
「チュー」
「今、お茶を入れますね」
ヂェイジーが、毎日美味しい食事を作っちぇくりぇりゅかりゃ、みゅー達はいちゅも感謝しちぇりゅよ。
温かいお茶を飲んぢゃちょころぢぇ、フリェアやポーチュリャン達が食堂に入っちぇ来ちゃ。
みゅみゅっ。
みんな、何か言いたしょう?
「みゅーにゃん、はよーにゃん」
「シュフナ」
ピョインと三角お耳に飛び付いちゃっちゃ。
「にゃん、くしゅぐっちゃーいにゃあ」
アシャトが教えちぇかりゃは、シュフナは良い子になっちぇくりぇちゃ。
ぢゃかりゃ、こうしちぇシュフナちょ遊べちぇみゅーは嬉しい。
シュフナは、もう赤ちゃんじゃないんぢゃね。
「あふー、みんなおはよう」
みゅ! 来ちゃ!
腕に赤ちゃんちょ、背中に竜騎士しゃんを連れちゃアシャトは、なんぢゃか眠しょう。
ふみゅ。みゅーが眠らしぇちぇあげりゅ?
「みゅーちゃん、お願いがあるんだけど、後でローちゃんの相手してくれないかなあ?」
ふみょーっ! そっちは嫌!
みゅーは、シュフナのふわふわお耳に隠りぇよう。
「にゃー、くしゅぐっちゃーいにゃあ」
シュフナのお耳がピコピコ動くかりゃ、アシャトが抱いちぇちゃ赤ちゃんのちょころに飛ばしゃりぇちゃあ。
「みょーっ!」
「スフィナちゃんももうお姉ちゃんだから、このローちゃんと遊んでやってね」
「シュフナはネエネエになるにゃん」
「そうだよ。ローちゃんは男の子だから、弟だと思って仲良くしてね」
「しゅるにゃー」
「アサト様、スフィナに勝手に弟をつくらないで下さい。まったく、次から次へと……」
「レター、シュフナはネエネエじゃないにゃあ?」
「えっ、お姉ちゃんには成りましたが、この子のお姉ちゃんでは……」
「シュフナ違うにゃあ?」
「いや、スフィナは可愛いお姉ちゃんですよ」
「しょうにゃ」
みゅみゅっ、ふみゅみゅっ。
リェシュチャーしゃんは、シュフナにはいちゅも優しい。ふみゅみゅっ。
「それじゃあ今日もアサトは休むんですか?」
「置いて行く訳にもいかないし、連れて行ったらまた、色々噂されて大変になるんじゃないかなあ?」
「んー、んまー」
「よしよし、起きたのか。すぐミルクをあげるよ」
赤ちゃんは、みゅーを見ちゃけぢょ、自分の指をチューチュー吸っちぇいちゃ。
みゅっ。
ぢぇも、やっぱりまぢゃ安心ぢぇきないかりゃ、ピョインとアシャトの髪に飛び付いちゃっちゃ。




