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地の妖精ノームの大冒険  作者: 風 ふわり
みゅーちゃん編
15/97

コンビ

 「おかげで、元気になりました」


 デルタはステータスを確認した。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


 デルタ


 人蔟[ハーフ]  男  26才


 LV 24


 体力 231


 魔力 118


 スキル スポット


 称号 新米B級冒険者 小さきノームの心配の種 


 加護 なし 


 金貨 3 枚


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


 「あれ? みゅーさんが、私の事を心配してくれるから、称号が増えてます」


 「うみゅ。みゅーは心配ぢゃかりゃ、ヂェリュチャしゃんに着いちぇ行くよ」


 「えっ? えーっ!」


 「しょんなに、驚かなくちぇも」


 みゅーは、小首を傾げた。(首あるのか?)


 「いいんですか? 山から離れてしまいますよ?」


 「仕方ないの。ヂェリュチャしゃんが心配ぢゃから」


 「ありがとうございます」


 「うみゅ。任しぇりゅの。フンシュ!」


 「では、デルと呼んで下さい」


 「みゅ。しょりぇなりゃ(それなら)、みゅーぢゃよ(だよ)。ヂェリュ(デル)」


 「みゅー、じゃあ出発しましょう」


 デルタの胸ポケットに入れてもらって、みゅーは、ご機嫌だ。


 「ふっみゅふっみゅふっみゅみゅ♪ふっみゅふーみゅみゅ♪」


 デルタは、苦笑した。


 「みゅー、山の中では、余り音を立ててはダメですよ」


 「ふみょー! じょうしちぇ(どうして)?」


 「それは、魔物に狙われやすくなるからです」


 「ごめんなしゃい」


 「あ、そんな、ションボリしないで下さい。分かってくれたらいいんですよ」


 「みゅ。気をちゅけりゅね」


 「森を抜けるまでは、辛抱して下さいね」


 「んみゅ。大人しくしちぇりゅ」


 「果実とか、見かけたら教えて下さい」


 「任しぇちぇ」


 とてもいい、コンビのようです。

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