表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/7

第二回、なんなのその指…

今回は、勝てる可能性は十分有ったんだけどなぁ...

というテーマで描いた敗北

信華は強い殺気を感じ、寺の境内に飛び出した。


邪悪な仙人といった雰囲気の老人が佇んでいる。

老人は、信華を値踏みすると邪悪な笑みを浮かべながら襲いかかって来た。

老人は、貫手を得意とするようで、

嫌な予感がして横に飛びのいた信華は、

それまでいた場所を通り過ぎた老人の手が石灯籠に4つの穴を開けたのを見て、ゾッとする。

しかも、身を翻し軽々と石灯籠の上に降り立つ様子からは、逃げようにも、とても逃げ切れるとは思えない。信華は、死闘を覚悟する。



襲いかかる貫手を手首に横拳の前腕を当てて逸らす、本来なら軌道が逸れた腕をそのまま掴んで崩し、戦いを有利にしたいところだが、引き手も突き出すのと同等の速さで、それも出来ない。

貫手が喉を切り裂いたら?胸に突き刺さって心臓を貫いたら?そう恐怖しながら、なんとか横拳で貫手を捌きつつ、信華が得意な間合いまで前進を続けた。


やっとの事で攻撃可能な間合いに入った信華。

たが、その瞬間、右腕に激痛が走る。

老人の指が信華の右腕に5つの穴を開けてくい込んでいる。ギリギリ指が届く間合いでは無敵なこの老人、別に密着戦が不得意な訳では無かった…



しかし、今度は老人が驚く、信華が右拳を握り込むと、筋肉が老人の指を締め付ける。

そのまま右腕に引っぱられ、体勢を崩した老人の鳩尾に信華の左肘が突き刺さった。


勝った!…筈が手応えが感じられない。

信華の左コメカミに、老人の右人差し指が

突き刺さった。



信華は焦る…が、老人が脳内で少し指を動かすと焦りが無くなる。

怒りが…無くなる。恐怖が…、悲しみが…、

老人が指を動かす度に消えていく、

そして最後には信華自身も消えてしまった。


目が虚ろで半開きの口の端から、つー。と涎を垂らしながら立ち尽くす信華。

その耳元に、新しい行動パターンを1つ1つ注ぎ込む老人。

老人は1年後、ショートカットで、露出の多いチャイナドレスを着こなした女拳法家を連れていた。

こめかみには瘡蓋、その顔は信華にそっくりだが別人の様に、妖しい美しさを放っていた。


今回披露した信華の強さ

反射神経(貫き手を捌き続けたヤツ)

筋肉を締めて相手の武器を固定するというファンタジー技

熊形拳(肘打ち...なお、効かなかった理由は考えてない)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ