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いつまでも、側に。

作者: 巫 観季

Ⅰ. 追憶


“ちーくん”


璃玖(りく)先輩が僕を呼ぶ時は、いつもこうだ。


一緒に住んでいる家族にも、年に一度しか会わない親族にも、そんな風に呼ばれたことはなかったのに。



──なのに、今ではその呼ばれ方が一番しっくりくる。


これは、平凡な僕がまだ高校生だった時の恋の話(青春)である。



Ⅱ. 始まり


4月。それは“始まりの季節”だと、誰もが言う。


僕もそう思う。


でも、僕が考える“始まり”とみんなが考えるような“始まり”は、違う。


僕にとっての4月は“地獄の始まり”なのだから。




智紘(ちひろ)〜、コーラ奢ってくれよ」


「あ、俺にも!俺にも!」



高校に上がってすぐ、僕はいわゆる“いじめ”というやつに遭ってしまった。


普段からこういうの(やりやすい奴)を見定めてるんだろうなぁ、と思った。


机に落書きされる。教科書を破かれる。筆箱を捨てられる。(なじ)られる。(わら)われる。


漫画みたいだ、こんなこと実際にあるんだ、と思った。


自分に起きている“それ”が、本当に自分のことなのかわからなかった。


……何も感じなかった。



僕が通っている西和泉(にしいずみ)高等学校は入学・進級時、部活動か委員会のどちらかに必ず所属しなければならない決まりがある。


あいつら(いじめっ子)とバッタリか……と思いつつ、去年と同じようにソフトテニス部の項目に丸をつけた。


バッタリなのは向こうも同じだろう。



別に、僕から何もしなければいいのだ。


……といっても、向こうから絡んでくるんだけど。


面倒くさいなと思いながら、僕ひとりだった教室を抜けた。



Ⅲ. 出会い


部活終わり、ガヤガヤと騒がしい昇降口を通り抜け、そのまま図書室へと向かう。


……独りになりたかった。



「よし、誰もいない。」



そうつぶやいた時、



「見ない顔だね。」



と誰かに声をかけられた。



「うわっ!?」



びっくりして振り向くと、そこにはロングヘアの女子生徒が立っていた。


……ネクタイの色が青い。先輩なのか。



「あはは、そんなに驚かなくても。」



「後ろからいきなり声をかけてくるのは失礼なんじゃないですか。」



僕は反論した。



「ごめん、ごめん。ほんとに見ない顔だったから、気になっちゃって。」



「……そうですか。」



「君は、なんでここ(図書室)に来たの?」



「え?」



「私いつもここにいるけど、君の顔見たことないもん」



……そういうものだろうか。


顔が、顔が、って言うけど、この人は顔に何か興味でもあるんだろうか。



「たまに、来てますよ。」



……嘘だ。


図書室に来るのは今日が初めてだった。



「ふーん。」



……なんだよそれ。


そっちから聞いてきたくせに反応が薄い。



「本を借りるわけでもないのに?」



「勉強、しに来てるんです。」



また、嘘をついた。


破れた教科書で勉強など、できるわけがない。



「……そう。じゃあ勉強したら。」



「貴方が僕を呼び止めたんでしょう!?」



「うそうそ、からかっただけだよ。」



「……じゃあ、そういう貴方はここで何してるんですか。」



「図書委員」



「本を読んでないのに?」



「仕事中に読書する委員がどこにいるの?」



「日本中探したらいるかもしれませんよ。」



「君ねぇ……」



「そういえば、」



と、女子生徒が何か言いかけるのを遮って僕は言う。



「そういえば、貴方の名前を知らないです。」



「私も。」



「自己紹介しますか。」



と、遅すぎるスタートを切った。




「じゃあまず、新顔の君から。」



と、指名された。


ここにはたった2人しかいないのに。



間宮(まみや)



間宮 智紘(まみや ちひろ)、です。貴方は、」



「私は、翠月 璃玖(すいげつ りく)。」



すいげつ、りく。


心の中で復唱する。


……綺麗な名前だな、と思った。



「じゃあ、学年。私は3年。」



「2年です」



「おぉ、後輩くんか」



“後輩くん”って。


もっといい呼び方あるだろ、と思うが口にはしない。



「んー。じゃあ、君のことは“ちーくん”って呼ばせてもらう。」



「……はい?」



いやいやいや。


家族でもない。


親戚でもない。


ましてや友達というわけでもない先輩に、どうして僕が“ちーくん”なんて変なあだ名をつけられなきゃならないのか。


新手のイジりか。



「なに、嫌だった?」



ここで「はい。嫌です。」と言えたら、どんなによかっただろう。



「別に……」



「うん?」



「別に、嫌じゃないです。」



……言ってしまった。




これが、僕と璃玖先輩の最初の出会いである。



Ⅳ. 契約


──あれから2ヶ月。


僕は放課後、図書室に通うようになった。


翠月先輩に会うために。



それが、僕と翠月先輩が交わした“契約”の内容だった。



ある日の放課後、僕はまた図書室に来ていた。


翠月先輩に呼び出されたからだ。



「あ!ちゃんと来てくれたんだ!良かった〜」



「先輩が呼び出したんでしょう。」



「来てくれないかと。」



「僕はそんな薄情な人間ではありません。」



「あっそ。……で、話なんだけどさ」



「はい。」



「私と付き合ってよ。」



「はあ!?」



待て待て待て。


なんでそうなる。


僕と翠月先輩は、知り合ってまだ少ししか経ってない。


なのに、いきなり“私と付き合って”だって?


……頭沸いてるんじゃないんだろうか。



「大丈夫。本格的なやつじゃないから。」



と、すかさず翠月先輩からフォローが入る。



「なんていうか……“嘘カレ”?」



「なんだか最近、図書室に来てくれる子たちに告白されるんだよね。」



「最初は先生が追い払ってくれたんだけど、図書室前でたむろされたり、数が多いもんだからもうお手上げで。」



……そういえば、この人(翠月先輩)顔はいいんだよなぁ。


性格はこんなだけど。



「他の人に、頼めばよかったんじゃないんですか。」



「それがさぁ、みんな“面倒事はごめんだ”って感じで、断られちゃったんだよね。」



「だからさ、頼めるの“ちーくん”しかいないんだよ。」



……と、へらへらした感じで言ってくる。



「そんなの、僕に利益がないじゃないですか。」



「……1年。」



「えっ?」



「来年の、今日まで。それまででいいから、お願い。」



……そんな風に言われたら、断りづらくなるじゃないか。



「わかりました。先輩の“嘘カレ”、やります。」




また、思ってもいないことを口にしていた。



それからは、怒涛の日々だった。


毎昼休みに“ちーくん”と呼ばれる。


“一緒にお弁当食べよ?”と誘われる。


その度に、



こいつ(智紘)が、どうかしたんですか」



と、あいつら(いじめっ子)に絡まれる。



そんな時、翠月先輩が、



この子(ちーくん)、私の彼氏だから。」



「手、出さないでね?」



と、言ってくれる。



……(彼氏)先輩(彼女)、逆なんじゃないだろうか。



自然と、いじめられなくなっていた。



Ⅴ. 気持ち


「……そういえば先輩の誕生日っていつなんですか?あの時、聞いてなかったですよね。」



「えっと……」



翠月先輩が口ごもる。


言えない理由でもあるのだろうか。


それとも、もう過ぎてしまったのか。



「6月28日。私の誕生日は、6月28日だよ。」



……6月28日。


あの日交わした“契約”の満了後だった。



「“契約”、終わった後なんですね。」



「うん。」



「……でも。」



「でも、もし良ければ、“彼氏”としてじゃなくても“後輩”としてなら、先輩の誕生日……祝えます。」



我ながら、恥ずかしいことを言ってしまったものだ。



「……いいの?」



「私の誕生日、祝ってくれるの?」



「はい。」




思えば、この時に僕はもう、翠月先輩のことが“好き”だったのだ。



Ⅵ. デート


「先輩、今週土曜って空いてますか?」



「なんで?」



「えっと、その、デートしたくないですか。」



「ぷっ、何それ」



先輩(彼女)に笑われた。



「……いいよ。行こ?」



「水族館、とか」



「水族館かぁ……懐かしいね。」



「じゃあ、待ち合わせを決め……」



「の前に、」



「連絡先、交換。ね?」




僕の2つしかなかった連絡先が3つに増えた。




デート当日。



「先輩、今どこですか。」



和泉(いずみ)駅の中」



「何口ですか。」



「東口」



「迎えに行きます。」


「ありがとう」




「着いたね。」



「はい。」



「どのエリア、行きたいですか。」



「どこでも。」



「じゃあ、順に回りましょう。」




「ねぇ、ちーくん見て。ペンギン。」



「ケープペンギンだって。可愛い。」



「……可愛いです。」



主語は言わなかった。



それから、熱帯魚だの、深海魚だの、イルカショーだのと、先輩に引っ張られながら見て回った。


家族じゃない誰かと出かけるなんて、久しぶりだった。



「楽しかった!」



「良かったです。」



「今度は、私から誘うね。」



「……何をですか。」



言い方が危なかった。



「次は、私の家に来ること。」



「わかりました。」




やっぱり、ノーとは言えなくなっていた。



Ⅶ. 告白


3月。皆が口を揃えて言う、“別れの季節”になった。



……先輩が卒業する。


少し寂しかった。


“嘘カレ”のくせに、どうして好きになったんだよ、と自虐した。



「智紘くん、ちょっといい?」



先輩の声だった。


いつもは“ちーくん”って呼ぶくせに、今日だけちゃんと呼ぶなんてズルいぞ、と心の中で反駁(はんばく)した。



「……あの契約、破棄しよ。」



やっぱり。


そうだろうとは思っていた。


何より、契約期間が今年の6月28日までなんて長すぎたのだ。


所詮(しょせん)、僕は男除け。“嘘カレ”なのだ。


「……そうですか。」



「うん。だからさ、私と“正式に”付き合ってくれませんか?」



「……は?」



「あはは、ダメ、だよね……そうだよね」



「違います!」



気がついたら、大声で反論していた。



「えっと……だから、その、ほんとに僕でいいんですか。」



「うん。だって、好きだし。」



「……へ?」



「あれ、気づいてなかったの?私、結構前から君のこと好きだったよ。」



「……僕も。」



「僕も、結構前から好きでしたよ。璃玖先輩。」



初めて、先輩の下の名前を呼んだ。



「私たち、両想いだね。」



「そうですね。」




「受験勉強、頑張ってね。」



「はい。」



桜の花と璃玖先輩の姿が、青空に()えて綺麗だった。



Ⅷ.独り立ち


4月。新学期。クラス替え。


僕の嫌いな月が来た、と思う。


クラス表を見ると、僕はあいつら(いじめっ子)とは別のクラスになっていた。


安堵した。嬉しかった。



4月も数日経って、僕にもなんとか“友達”ができた。


……先輩に報告でもしようか。



浮かれきっていた。



家に帰って、真っ先に先輩にメールした。



“友達、増えました。”



“できました”ではなく、“増えました”と書いたのは、先輩に余計な心配をかけたくなかったからだ。


先輩には、僕がいじめられていたことは言っていない。


すぐに返信が来た。



“やったじゃん”



相変わらず、ノリのいい答え方だった。



Ⅸ. 大丈夫


5月。先輩の家にお邪魔した。


“あの時の約束”を叶えるためだった。



先輩が用意してくれた紅茶とお菓子を片手に、映画を観た。


タイタニック。


ベタだな、って思ったけど、口にはしなかった。


先輩と一緒なら、なんでもよかったのだ。



「智紘くん」



先輩に呼ばれた。


いつもは“ちーくん”呼びのくせに、と悪態をついてみる。



「……ごめんね。」



「なんで先輩が謝るんですか。」



理由がわからなかった。



「実はね、私、智紘くんの名前も、顔も、あの時会う前に知ってた。」


「智紘くんがいじめられてるのも知ってたよ。1年前から。」



「え?」



「図書室からテニスコートが見えるの、知ってる?」


……知らなかった。気にもしていなかった。


あれほど、通っていたのに。



「私、放課後にいつも荷物運びしてる智紘くんを見てた。」



「先生に聞いたら、荷物運びは交代制だって。」



あの子(いじめっ子)たちに、パシられてたんでしょう?」



「私が智紘くんを呼びに行った時、落書きされた机も、破られた教科書も、汚れた筆箱も、全部見た。」



「……助けたい、守りたい、って思った。」



「それで、」



「智紘くんに“嘘カレ”を頼んだのは私の男除けもあったけど、それ以上に、君を守りたかったから。」



「それで、」



「この前、智紘くんメールくれたでしょ?」



「“智紘くん、やっと平和になれたんだ。”って思った。」



「だからさ、私たち別れよ。」



「私は、君にはもう必要じゃないんだよ。」



「は……?」



意味がわからなかった。


確かに、先輩に僕がいじめられていたことを知られたのは痛い。


でも、先輩を好きなのは変わらない。



……なのに、


“別れよう”?


“先輩は僕に必要ない”?


あまりに勝手すぎる。



「それに、私、来年はもういないから。」



「今の“翠月 璃玖”は、来年で消えるの。」



「どうして……。」



「私ね、12歳の時に事故に遭ってさ。接触事故。」



「そのせいで頭打っちゃって、脳に傷がついたらしいの。記憶障害ってやつ?」



「それで、3年間しか記憶が()たないの。

今の私は、15歳までの記憶しかない。」



「誕生日になったら、リセットされるの。たぶん、智紘くんのことを忘れちゃう。」



「……だから、もういいかなって。智紘くんは平和になった。私がいなくても大丈夫。」



「もっと青春しなよ、少年。」



……あんまりだ、と思う。



「先輩は、」



「……何?」



「璃玖は、本当にそれでいいの?」



勢い余って先輩を呼び捨てしてしまった。



「嫌だ……」



「先輩が僕のことを知ってしまったのは、別にいいんです。」



「……え、」



「だって先輩は、“僕のことを助けたかった”んでしょ?」



「うん、」



「ならいいじゃないですか。」



「それから、先輩のことについてですけど。」



「うん、」



「僕は諦めません。」



「先輩が僕のことを忘れても、僕は忘れません。」



「何度でも思い出を作ればいい。」



「先輩は忘れてなんかないんです。思い出せないだけ。」



「それで全てが消えるわけじゃないんですよ。」



「……っ、」



「だから、これからも一緒にいてください。」



「好きです、先輩。」



「……璃玖」



「え?」



「私の名前は璃玖だよ、“ちーくん”」



「っ、璃玖……先輩」



「呼び捨てでもいいのに。」



「いきなりは、やっぱり……」



「あはは、ちーくんってば、かわいい。」



「うるさいです。」




僕たちの()は、まだ、始まったばかりだった。



Ⅹ. 期限


6月27日。


璃玖先輩の誕生日一日前。


璃玖先輩の記憶が、リセットされる前日。



「璃玖先輩、どこか行きたいところ、ありますか?」



「どこでも。」



「じゃあ、僕の家、とか……。」



「……へ?」



「いや、あの、やましいことは何も……。」



日付が変わる(記憶がリセットされる)前には送りますから!」



「あはは、ちーくんって本当面白いよね。」




「あんまりいいものはないですけど……。」



「ううん、いいの。」



「私は、今日ちーくんといられればそれでいい。」



……あ、ズルい。


照れてしまいそうだった。




「もう、5時なんだね。」



「送ります。」



「ちーくんの家で19歳(リセット)迎えてもいい気がしてきた。」



「……ダメですよ、そんなの。“明日の璃玖先輩”が驚きます。」



「じゃあ、“明日の私”に向けてメモを残しておけばいい。」



「起きてすぐに残されたメモを見ても、自分の筆跡かどうかなんてわからないんじゃないですか。」



「ちーくんって現実主義だね。」



「……僕だって怖いんですよ。“今日の璃玖先輩”が、もう明日にはいなくなっちゃうから。」



「ねぇ、智紘くん。」



璃玖先輩が僕の名前を呼ぶ。



「智紘くんは、明日も“私”に会ってくれるよね?」



「当たり前です。」



「じゃあさ、“智紘くんを忘れた私”って、“私”じゃないのかな?」



「……違います。」



「智紘くんは、私を見つけて(憶えてて)くれるんだよね?」



「はい。」



「なら、いいじゃん。私は、智紘くんが(そば)にいてくれるなら、それでいいよ。」



「そりゃあね、“自分が記憶障害だ”って知った時は辛かったけど、少なくとも、“今”は、“この時間は”、独りじゃないから。」



「だから、大丈夫。大丈夫なんだよ。」




「……本当に、いいんですか。先輩の家に泊まるなんて。」



「うん。“明日の私”にはこんな格好いい彼氏がいるんだよーって自慢したいからね。」



「先輩って、そんなキャラでしたっけ?」



「さあね」



それから僕は、先輩の家で先輩が作ってくれた手料理を食べ、お風呂をいただくという十分すぎる接待を受けた。



「ちーくん」



「何ですか、先輩。」



「私が起きたら、ちゃんと自己紹介してね。あと私の説明も。」



「わかってます。」



「ちーくん」



「何かありましたか、先輩。」



「好きだよ」



「僕もです。」



「おやすみ」



「おやすみなさい。」



XI. そして、再開(再会)


2019年6月28日。


璃玖先輩の19歳の誕生日。


璃玖先輩の記憶が、リセットされる日。




「おはようございます、先輩。」



「貴方は……」



「僕は、間宮 智紘。西和泉高校の3年です。先輩と僕はお付き合いしていて、先輩は、今日で19歳になったんですよ。」



「お誕生日、おめでとうございます。」



「智紘……さん、大丈夫ですか?泣いてる……。」



「あはは、大丈夫です。じゃあ、僕はこれで。」



「あの……!」



「何ですか、先輩。」



「私たちって、前にどこかで会ってましたっけ?」



「っ、」



「思い出せないんですけど、似たような人を見た気がするんです……。智紘さんも、私のこと“先輩”って言ってますし。」



「……はい。会ってますよ。言ったじゃないですか、僕たちは“付き合っている”って。」



「“璃玖”」



「そうだね、“ちーくん”」


僕たちの記憶(思い出)は、まだ、執筆途中である。




~END~

明けましておめでとうございます。

作者の巫 観季です。


この投稿は、元々別サイトで募集していたSSリクエストを基に執筆したものです。

SSを書くつもりが、いつの間にか短編小説になってました(汗)


〖現実世界×ファンタジー+恋愛〗

のような世界観です。


チャプターⅨ.以降、上書き保存を忘れて閉じてしまい、3回ほど書き直しました(笑)

なので、元々決めていた結末より終わり方が異なっています。

心が折れそうでしたが、なんとか書き上げることができました。


この作品を読んで、少しでも心が温まるといいなと思います。

ありがとうございました。

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