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延命自殺  作者: 水面華
プロローグ
1/8

プロローグ

初投稿、初作品です。文章が稚拙なのは浅学のためです。物語はフィクションです。現実では考えられないようなことが起きることが多々あります。

自殺描写が出てきますが、それらを助長するものではありません。気分が悪くなった場合は読むのをやめて、温かいお茶でも飲むことをおすすめします。

 満天の星の下、広い大地に仰向けで、星を数える少女がいた。綺麗な薄い茶髪で白い透明感のあるワンピースに赤いリボンのついた麦わら帽子を被り、首元には空色のスカーフを巻いている。顔立ちは幼さがとれて大人びている途中といったところか、16歳ぐらいに見える。さわさわと風が草木を揺らし少女の艶肌を撫でていく。少女は気持ち良さそうに大きく透き通った目を細めて、右手に握っていたナイフをすっと心臓に突き立てた。グニュっと嫌な音をたて、そこから血が滲み出していく。肺を満たした血液が、逆流して口から吐き出た。そうして薄らいでいく意識の中、少女は空に向かって呟いた。






「ハンプティ・ダンプティ」と。






 それは水面に少し触れただけ。しかし螺旋の渦は広がっていく。そして世界はそれを認めた。





 

 ハンプティ・ダンプティが塀に登った

 ハンプティ・ダンプティが落っこちた

 王様の馬や家来が全員でかかっても

 ハンプティを元には戻せない   

                マザーグースより

ハンプティ・ダンプティはマザーグースに出てくる作品の一つで、物語に関わってくるのはもう少し先になります。

誤字、脱字があれば教えて頂けるとありがたいです。医療関係などには疎いため、間違った情報があれば教えて下さい。

ジャンルが何なのか分からないので、教えて頂けると嬉しいです。

読んで頂きありがとうございます。

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