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ここは我らの桃源郷  作者: 変態紳士
~第1の世界、リバーシワールド編
9/20

8話「ハーレムとは、楽しいものなのだね。」

目を覚ますとあの教室だった。

誰もいない教室。チャイムが鳴る。

キーンコーン カーンコーン

……誰もいない!?

あれ、あいつらは?

「お兄ちゃん?」と不思議そうに裕貴を横から僚御が見つめていた。

「ん?僚御!?お前いつの間に…」

すると「ずっといたよ…」と少し不機嫌な顔をした。

今はそれよりも睦月とソラがいないのが、気になった。

まさかとは思うが、まだあそこに…

「あーお兄ちゃん!!」と今度は元気のいい声が聞こえた。同時に何かが俺と僚御を同時に抱き抱えた。 ソラだった。

「裕貴さんお待たせしましたー」とドアの前から睦月の声が聞こえ「お前らどこいってた!」と睦月の話を聞かず遮るように言う。

「えっと…トイレに……」恥ずかしそうに睦月は言う。ソラも頷く。何が恥ずかしいんだか…


少し話してから裕貴たちは、学校を出た。

すると「あっ裕貴さん!ここには裕貴さんの家はないので、こちらで用意した家へ案内しますね?」

「え?俺のいえ無いの?裏世界なのに?」

「えぇ、あるにはありますが…入ったらヤバイですよ?」

あーそう言うことか、もう一人の自分にあったら次元が乱れる的なやつか…

なら仕方ないか

言って、睦月は裕貴たちを家まで案内した。



なんの変哲もない住宅街へ入っていった。

俺は、てっきり何かスゲー大豪邸とか勝手に想像してたけど、違いそうだな…

そう思っていたらやっぱり普通の3階建てのまあまあデカイ家だった。 普通…か?

なんとも言えなかったので、反応に困っていたが、妹たちは、「おっきぃ…」と喜んでいた。


入ってみると玄関があり左に和室、右にリビングがありまっすぐ行き左に突き当たると階段がある。

中は普通に良かった。

「ねぇお兄ちゃん?家のなか探検しよっ!」

「しましょう!お兄ちゃん!」

妹達に無理やり引っ張られたので、俺も無理やり睦月の手をつかみ巻き込んで、家の中を探検した。

ハーレム…叶ってるなぁ……

確かに憧れてはいたけども、本当に叶うとは…

楽しくなるかもな、これ。

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