自分で自分を壊す
ある、一人の少女は、この出来事によって誰もが忘れかけている大切な事にきずかされる不思議なストーリー
少女が大人になっていく所をご覧下さい
食物連鎖
あたりまえ
あたりまえ?
私は目を開けた
倒れていた私は体をゆっくり起こした
私は腕を上げ
背筋の筋肉を伸ばした
気持ち良い・・・
と腕を上げながら目を丸くするわたし
私が今いる所それは
ずっとずっと向こうまでつずく花畑の中央だった
そういえば風も温かい
優しい花の匂いもする
私は一歩一歩花の上を
歩きだした
一歩一歩
ゆっくりゆっくり
あれ?
家?
花に囲まれた家がある・・・・
歩いて来た私の目の前には家があった
家の隣には川が流れていた
キラキラ光ってて透明な川
こんな綺麗な川見た事ない
川をたどって見てみても
ずっとずっと向こうまでつずいているようだった
この川
何処から来てるのかな?
しばらくすると
凄い勢いで家から誰か出てきた
『いってきまぁすっ!!』
家からも、いってらっしゃい気をつけるのよ。という声が
ん?
上から下を私は見た
兎だった
小兎が家から出てきた
小兎と目が合った
『?・・・・・だ、だれ?』
兎は私の近くまで来た
『に・・・・にんげん?』
私は
私は人間
ふと思って自分を確認したら
制服を着ていた
そういえば
ここは何処・・・?
『にににににんげん!!!!!!!!きゃあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!』
兎はありえないほどの悲鳴をあげ
家に戻ろうとした
私は小さな兎の腕を掴み
大きな声で言った
(ま、待って!!此処は何処なの??!!)
精一杯叫んだ
兎は恐ろしい目で
『きゃあぁぁあぁああ!!!!!ささ触らないで!!!人間なんて、人間なんて大嫌い!!!!!!!!!』
(待って!私はあなたに何もしない!何も起こさない!)
私は必死で小兎を引き止めた
『いやぁ!!!!!やめて!!!!!ここから消えて!!!!!!!』
小兎は必死で抵抗していた
(落ち着いてっ!!!信じて・・・・っ!!!)
『いやっ!!!!!!離れて!!!!!!!!!』
小兎は
必死に私の腕を噛み付いた
(痛っっ!!!!!!・・・・お願いぃっ・・・・・・!・・・・私を信じて!・・・・・・・・・・・)
私は痛みを絶えながら
真面目に真剣な顔で小兎を見つめた
『やめなさい』
落ち着いた声が聞こえた
小兎よりも大きめな兎が
家から出てきた
『・・・・まま・・・・・・・・』
しばらくすると小兎の力が抜けた
そして、大きい兎の口が開く
「あなたは何処からココへやって来たの?」
私ににっこりとした顔で問いかける
(え、えっと私は・・・・・)
つずきます
なんやこれ