【4話 東雲燈一郎】
擬似科学に沿った異なる相対性理論から設計
された物理の生命体を生み出す,生物学的に自己解剖と更なる発展を行える。
生み出された自己改善生命体は兄弟の運命共同体的な連動性だった,軍隊の連動性や蟻または軍隊昆虫を超越した連携,協力を発揮可能な理解力共鳴力を持ち二人,三人,四人,群と言うより一つ。
有機物や無機物無関係としたあらゆる形態の成長を操作可能なのだ,物理的,精神的[知覚,欲望,思考,信念,記憶,感情,注意,人格,行動,心理学,知性
]概念的,生物学的な増加,減少,転送,逆転,反転,否定,存在、力,要素,概念などを含むあらゆる成長を,機械人が生み出した最高傑作の生命体。
極められた科学はもはや魔法や異能力に
見える,が無能力。
「マスター,私が生み出した奴らを使い再度人々を今度はゆっくり遊びなら潰しましょう」
「あぁ,お前がやりたいよう遊べ」
だがしかしそこに邪魔が入った。
「はぁ!」
「むぅ?」
それは現代に生きる侍,東雲大河だった!
「不意打ちとは卑怯な」
「は!闇道に生きる獅子堂一族が何を言ってんだ!」
「オラァ!」
そこに続く楽土が切り付けられる。
「ははは!久しいなぁ金太ぁぁぁ!」
「お久しぶりそしてしねぇぇぇ!」
だがしかし当然のように攻撃は避けられた。
そこに一刀を入れたのは。
「ガハ!何ぃ⁉︎」
「〜〜〜」
東雲燈一郎その男だった。
相手が目視出来る速さより早く背後に回り込む
マッハ4.1の常人対象の見えない攻撃に
加えて意識の狭間を縫った歩法の合わせ技,
その名は見えない攻撃。
「這い寄る気配が一切ないだと⁉︎この俺が
見破れぬ身隠などあり得ぬ!」
何でこんなに驚愕するか,それは闇道の超基礎的な武術にある。
[魂の瞳/EYES・THAT・LOOK・INVISIBLE]盲目の人の高度な空間認識能力,
皮膚は風を,骨は振動を知覚する,例え閃光弾を
喰らったり砂嵐の中だろうが世闇の中だろうが,敵と戦える,ちなみにだが視力があるものが
使った場合更に精密にスキャンが可能。
例としてたが相手の負傷部位,弱点箇所,[持病等で悪くした内臓,古傷,その人すら気づいてない微細な弱点などなど]微細な癌細胞などを
透かして見抜く事が出来る,筋肉の動き,骨格,
次にする重心移動など全てが手に取るように
分かる。
[立ち四股/DON'T・MOVE]
あらゆる足場において転ばずして立てるバランスと体幹の技術,ぐらついた足場だろうが砂利の上だろうが水浸しだろうがジャンプや油で
ぬるぬるだろうが決して倒れる事はない。
[中枢意思/I・CAN'T・LOSE・TO・THE・RAIN・AND・THE・WIND]
どれだけの熱さやどれだけの寒さ,痛みも耐え
得る意識に移行する技術,あらゆる揺さぶりや
声を風のさざめきと化す。
三つの技術を体得したとき,初めてあらゆる
環境に適応して戦えるように成る。
皆がこの基礎を鍛えている故にして。
「魂の瞳すら見破れぬだと⁉︎もはや陰ではないか⁉︎」
つまり歩き方から呼吸に至るまでプロな
燈一郎に感嘆していたのだが。
「〜〜〜」
シャキィーン!大量の斬撃が飛ぶ。
[三日月の乱舞/MOON・DANCE]
変幻自在に見える切った音速の刃が
全方位に飛ぶ。
だが。
「ちゃりやあ!」
怪物獅子堂,最弱の獅子堂でも斬撃くらい軽く
いなしてみせる。
「ジジィナイスアシスト!」
大河もぶった斬る,だが。
「何ぃ⁉︎」
「老耄だからって舐めんなよ餓鬼が」
指二本だけで大河の全力の斬撃を白刃取り
しやがった。
「くっ」
「冷や汗がだらだらだなぁ小僧っ子,まさか死が
怖いか」
すると歯抜けの燈一郎がはっきりと喝を入れた。
「死如きに何を怯えようか,常に皆が向かう終わりに早いか遅いかただそれだけであろうがよ,それが生き様をどう魅せるか,じゃろ」
達観しすぎた人生観は生や死の固定概念を
もはや超越していた。
「死ぬ事を前提に戦う武士道精神と言う高貴さを
死に甘んじる行為と勘違いするな,死んだって攻撃するたとえやられたってぜってぇ一撃入れたるんじゃあ!」
もはやそれは,梅腹の死後蹴打並みの気迫に
到達していた。
「さぁ,餓鬼,やろうか」
「餓鬼じゃねぇ,剛蔵だ」
次の瞬間,バトルは加速する。
ルールや矜持を持たない殺戮を好む残虐非道の
化身のような男。
ヤクザモンのような矜持があるか?任侠道に
沿ったか?否,剛蔵とはそう言うやつだ。
簡単に命を奪い去り,無慈悲に苦しめる,
一般人間の話だが無実の人々の虐殺を指揮,実行
させ無差別な大量虐殺を行うわ赤子を含む子供へ拷問するわ他者の文化な思想の徹底的な破壊をするわ味方すら操り裏切り破壊するわ人間の善性や理性を否定するわとにかく頭の飛び抜けた悪童だった,過去には外国で戦争の火付け役にもなった。
「楽しいなぁ!そうはおもわねぇかぉどれらぁ!」
笑いながらぶっ殺しにきやがる。
「(爺さんは未来を完璧に予測して老耄の身体で
無理矢理相手の速さを埋めてやがる⁉︎)」
あの二人の戦いの戦闘速度は1秒間に?否,分,厘 毛,糸,忽,微,繊,沙,塵,埃,渺,漠,模糊,逡巡,須臾,瞬息,弾指,刹那の域に至る。
「二人共が0秒反応かよ」
「精密すぎる,力業と剣技剣術全てが規格外の
攻防一体魂の削り合いだな,彗星切りに
至るまで鍛えられた俺の力が一切通用する気が
しない」
「やるなぁ!」
「〜〜〜」
更に戦闘は加速する,反射を卓越した未来予測
による補い合い,未来の更に未来,その更なる先の置き合い,六徳,虚空,清浄,阿頼耶,阿摩羅,涅槃寂静,もはや桁はナノに至る。
[転瞬刻玉響/LIGHTNINGPETRIFICATION]
反射だの未来予測だのの領域を凌駕,卓越した
当たらないカウンター,相手の微弱な動作から
放たれた風圧単位で敵からの攻撃を回避,反撃
する藤一郎の技術。
「(なんつう速さ,反射神経では捉えられん,もはやスローカメラでも数万フレームすべてが動作を映さないだろうなぁ)」
[勇気哲学/DWELL・IN・COURAGE]
躊躇がないのが勇気だと言うか,それは違う
蛮行なのだ,俺は大切なものや何かのために何すら捨てて,自身が現状使用可能なあらゆる方法や手段を使用して,どんな無茶だってやって生き様を魅せる。
死んだって守ると言う不滅の信念を貫き通せる覚悟のある存在こそに初めて勇気があると言うのだ。
「死んだって倒す!」
「じいちゃん,本気を出したんだな」
真の燈一郎の剣流,口挟三刀流。
「ははは!やって見やがれ!」
「喰らえ,我生涯を積み重ねて極められた東雲流奥義」
瞬間,まるで当たりが真っ暗になるように
剛蔵ら感じた。
[曇天の極夜]
リアル過ぎるパントマイムは他者に見えない壁があると脳に知覚させるほど心理学術に長けている,それを流用した見えない斬撃,あまりにも
精巧な斬られた⁉︎を再現するそれは対象に心肺停止,気絶,傷心を付与する。
だが。
「三刀流なのに,,,切れるビジョンが,見えねぇ」
終わり,それは一瞬だった。
「死ねや燈一郎!!!」
だがその終わりすら,狙ったのかもしれない。
ガシ。
「んな⁉︎刺さってんのに」
「つかまえた,,,」
発言後既に死んでいただろう,だがしかしながら
信念は生き様を劇場する。
[死後打蹴]
死んでも勝つことの体現,信念を貫き通したものの技。
グサ。
「グハァ!」
心臓部に燈一郎の刀が刺さり獅子堂はと言うと。
「ウグゥッ普段なら死なないのに!やべぇ
毒盛りやがっだなァァァ!」
バタン,そうして獅子堂剛蔵も倒れた。
「爺さん,,,お前の口挟流継ぐぜ」
こうして敵を退けた,と言いたいのだが。
「マスター,,,死んだからもういいですか,その肉
貰いますよ」
そうして身体を取り込み剛蔵と機械人は
合体した。
「老耄の身体は弱い,S-P1を注入しますかね」
こうして超絶パワーアップする。
「テメェ無機物野郎!」
そう言って全力の剣を振るのだが。
「首を切られる寸前に口を使って真剣白刃取りを
しやがった⁉︎ははは!なら更に上段階,大河流の本気で行くぜ」
両手両足に刀を括りつける四刀流に成る。
「じゃあ行くぜ!」
「人が私に勝てるなど思い上がるなよ,そうですねぇ〜なら調節して相手が死なない様に切る技術を使ってあげます」
そう煽ってからそこらへんに落ちてた腐った木,それも爪楊枝程度しか無いもんを持つ。
「じゃあ行くぜ!」
そうして四刀流全部で彗星切りを放つ,だが。
「しょぼいなぁ」
「んな⁉︎」
ジャギーン!たったら1刀にて大河はぶった斬られた。
「ガハ」
「死ぬなよ」
すると後ろから何かが来ていた。
「オラァ!」
バゴーン,効かないが当たった。
「楽土で切れない⁉︎」
「つまらない貴様はすぐ死ね」
「んな⁉︎」
バゴーン!あの楽土を叩き割ると同時に
金太は木っ端微塵と化した。
「貴様ァァァ!」
「つまらないです」
パリーン!一瞬にして四の刀すら破壊する。
「お前を殺す(幽霊の爺さん,力を貸してくれぇ!)」
頭はまるで憑依したかのように力を宿す。
[全身全霊]
全身の力を解放する,常人が反応可能な速度を遥かに超えた攻撃速度,一撃で床に上半身を陥没させる威力を持つが拳の肉が剥がれて骨が丸見えになるほどだ,吹き飛ばされて壁を何枚も破る,
だが。
「ふぅ,雑魚のパンチが効くわけないだろう」
機械人無傷。
「爺さん,助けて」
「孫ぉぉぉ!!!」
[信念の拳]
誰かを守ると誓ったものが得る,それが
守護,闘争本能だの凌駕した心に宿る真の力,
信念の宿る拳に神は絶対味方してくれる,
今の金太の憤怒の拳には天津大撃が宿って居た。
拳全体の肉が爆発したようにぶっ壊れて骨も
粉々,渾身と言う限界を超えた拳は自壊していく
代償を持つが,尺骨また橈骨から肩甲骨また鎖骨にかけて全完全粉砕骨折,屈筋群また伸筋群から,僧帽筋,広背筋,三角筋にかけて全腕筋肉の
筋肉断裂が生じるが相手に爆大な威力の攻撃を
放てる。
全ての恐怖と濁り(邪魔な全て)を捨てた本物のパンチ。
「うぁらぁぁぁ!」
「貴様つまらない」
「あ⁉︎」
大河?の拳の骨が折れたとか筋肉を削るとか
そんなレベルではない,肩から先の腕すべてが完全に粉砕されていたんすわ,修復不可能なほどにね,身体全身が塵一粒残さず消えようが
細胞数マクロ以下一粒内のちょっとした情報だけでも残ってりゃそりゃ[大気中分子分析/スキャナー]使えば良いですが,ありゃ多分ミクロンも残っちゃいませんよ。
「はい終わり」
バゴーン!たった一撃で東雲大河を潰した,それはもはや神の否定にすら等しかった。
「ふぅ安心しろ残った貴様らの身体は私が
有効活用してやる,頭から経験の全てを奪い去る,かっかっか!」
それからはもはや蹂躙になる,と思われたが。
パシ。
「あぁ?,,,ってああ!あなた様は!」
マスター(剛蔵)より上の格の獅子堂が来て居た。
「獅子堂楽世様ではありませんか!」
「すまない遅れた,ありゃ爺いやっぱ死んじゃった?俺の憶測通りやったか」
「はいなので言われた通り合体して力に
還元しました」
「それで良い,いやはやここに来るまでも
邪魔が入ってしまってね」
それは数時間前のことである。
「研究の失敗から生まれた菌類をついでに
倒してこいとか,獅子堂上官はなにしてんだ」
[悪性空気感染寄生菌/BIOVIRUS]
パンデミックが起きたら普通に地球が滅ぶ
レベルのヤバいやつ。
「おれら獅子堂一族が遺伝的にクッソ強いから
良いだけでさぁ」
[獅子堂の血]
毒物耐性及び菌類耐性,落雷でも電撃耐性で
効かない,癌すら生まれない,致死量の毒すら
水感覚で飲める,常人離れした異様に強い
筋肉と骨,骨格,現生人類の全てを上回る
肉体スペックを有しまた潜在的にあり得ない
戦闘センスを有する。
「我はガンロックウォーリアと呼ばれていたが
今は違う」
[帰ってきた男/FRANKEN]
ゾンビ菌の感染に加えて落雷による菌死滅に
より不死身の肉体と自我を持って帰ってきた
怪物,身体が常に若返る不死者となった。
「そうしてこいつが相棒」
「俺はウルフと呼んでくれ」
WANTED80万円,狼男,彼は全身を拘束され
たって鎖を素手で引き千切る,真夜中に人をひっそりと殺し喰らう怪物その実はウルフマスクを被った殺人鬼と思われていたが実は多毛症の人だった。
分厚い毛皮があるせいで銃が効かず,爪切りの風圧だけで建物をバラバラにしたり, 敵が猫好きと言う情報を仕入れてオープンした猫カフェに入って襲撃された際にブチギレて猫じゃらしで半径にして数十kmをすべて分子レベルに細切れにした。
コンビニで襲撃された際は割り箸一膳ではない,もはや一本だけで人をぶった斬った,そうして
なにより警察5000人以上を相手して無傷で勝ったり,全身鎧を着ている奴をワンパンでペシャンコにしたり。
蹴り一発の衝撃波で猪狩連合会の会場[過激派の動物殺しどもの集まる場所で大体小学校の体育館の約10倍くらい無駄にでかい]の窓とか壁を全て壊したり,を鉄を簡単に切れる侍の攻撃を口で白羽受けしている。
ガンロックもパワーアップして居る,サッカースタジアム会場を踏み鳴らしで足をスタンプして床を踏み抜いた威力で全体を破壊したり,鎖で縛られて手錠を更につけた状態に頭から刀で切られ大砲を腹にぶち当てられるが全て無傷。
奈落と呼ばれる山の谷底,全く下が見えない場所
からジャンプだけで這い上がるジャンプ力に
トラックを片腕でぶん投げられる。
「我は貴様を倒しに来た」
「ほう,,,理由は?」
「あいつ(剛蔵)には仮があってなぁ,仲間の
お前から殺しに来た」
「そうか,なら逃げる!」
そうして楽世は鬼ごっこを楽しんだ後に。
「脳筋至上主義じゃぁぁぁ!」
[力業/INCAPABLE]
速さが通用せぬなら更に早くなればいい!
攻撃が通用せぬなら更に強くなればいい!
防御が貫通されるなら更に強くガードすれば良い!
そう言って体を動かして走る。
「はぁっはぁっはぁっおいついたぞ!」
「ひぃ⁉︎,,,な〜んてな,爺い如きに報復するやつにビビる訳ないだろ」
変装の天才,弱者を演じていただけ。
「ほら犬と石像みろ,はいあっち向いてホイ」
あっち向いてホイ式視線誘導,マジシャンのどこかに注意を向けて同時タスクをして目立たせないように物を消すあれとおんなじ原理さ。
パンとビンタが入ると次の瞬間あり得ない
ことが起きる,天に竜巻が上がそれはそんな
チャチなもんじゃない,ビンタの風圧からでた
それは気流の真空現象,かまいたちを付随して
居た。
「うわぁぁぁ!」
「狼人!!!貴様ァァァ!」
唯一残ったガンロックは風の刃に切られながら
歩く。
「(まだ手足が動く,なら動く,動かない選択肢は
,,,ない!それに俺は今死なない,身体の再構築は
一般の病院でも可能!)」
闘争本能に火がついたやつは意識朦朧としていてもあり得ないパワーで殴った,無意識に
それは信念の拳に至っていたのだ,だが。
[程飛空中回転反撃]
相手から喰らったダメージを飛んだ勢いで回転して地面に足をついた瞬間インパクトを集中さ
せた足で相手から喰らったダメージと自分の
体重と回転力の勢いをそのまま打つけるカウンター技。
バゴーンと自身+相手のパワーの蹴りを喰らってガンロックは倒れた。
「んで皇帝直属戦闘隊の居るこの場所に来たって
訳だよ」
こうして更に絶望的な状況になるのだった。