第一話 飛べる
鳥には翼があって、この空の向こうまで飛べる。それは、とても恵まれたことのように、わたしには思えた。
人間は二本の足だけで、地上を歩く。重力に逆らいながら、でこぼこの道を歩いた先には、それほど、恵まれた未来は待っていない。
鳥に言わせれば、それは単なる我がままで、空を飛ぶのもそれほど楽なことではないのだと言う。羽をばたつかせるのはひどく疲れるし、突風に煽られ地上へまっ逆さまと言う時もある。それはとてもとても、恐ろしいことであり、二つの脚で、しっかりと歩む人間の方が、何倍も羨ましいのだ。
それは、生まれの違いによる感覚の差なのだ。いわゆる、ない物ねだり。飛べないから、空に憧れる。歩めないから、地上に憧れる。憧れとはない物ねだりなのだと、鳥は言う。
ないものは、どれほど羨望の眼差しを向けても、叶うことはなく、不公平だと神様を恨んでみたりする。人は飛びたいと、鳥は歩きたいと。ところが神様なんて、この世には存在せず、人には翼は生えないし、鳥には人の足がない。恨み言の矛先は、そのまま行き場を失い、自分の胸に戻ってきて突き刺さるだけ。
だから、その先に待つ未来に、光があるのかどうか、それは誰にも分からない。ただ、もしも、生まれ変わるなら、人は鳥なりたいと思う。そして、鳥になった人は言うのだ。
「人になりたい」と。
「飛べる」と題字の書かれた、青色のノート。表紙の端には小さな文字で「高杉みさき」と、署名してある。中身は、彼女が書き綴った一遍の小説。鳥になりたい人と、人になりたい鳥が互いの魂を入れ替えると言う、少し不思議な物語だ。
わたしは、そのノートを抱え、寒空の屋上へつながる、冷たい鉄の扉を開いた。校庭の向こうに広がる夕空は、赤、青、紫の三色で彩られ、所々浮かぶ、灰色の雲が幻想的だった。
冬の到来を知らせる北風に少し身をすくめる。上着の裾から入り込む寒さに、思わず棒立ちになりかけるが、風邪を引くために屋上へ登ったんじゃない。わたしは長い髪を押さえながら、ゆっくりと手摺に近付いた。
校舎は五階建て。手摺の先に見える校庭は、ラバーコートのトラック。そこを陸上部の子が、県大会を目前に控えて、最後の走りこみを行っている。もちろん、相当な高さだ。
だけど、その手摺を越えても、冷たい風がわたしのスカートを翻しても、わたしは恐怖を感じなかった。恐怖があれば、こんなところには来たりしない。
わたしは、呼吸を整えてから、その場に上履きを脱いだ。なんて最良の日なのだろう。人生と言う物語の終焉を迎えるには、この冬風も、この夕空も、わたしにとってはとても恵まれたもののように思えるほど、心は晴れ晴れとしていた。
そう、わたしはここから飛んで、十七年の人生に幕を降ろすのだ。物理学は苦手だけど、地球には重力と言うものがあって、地上五階のここから飛び降りれば、その時間の限り重力がわたしの体を加速し続け、その全身を硬いラバコートの上に打ち付けてくれるだろう。
未練があるとすれば、両親と妹のことくらいだ。だけど、明るい両親としっかりものの妹は、わたしがいなくなっても、強く生きていける。そういう人たちだ。ほかには、これと言って、後ろ髪をひかれるものはない。それも、わたしにとって恵まれたことなのだ。
空を見上げると、いつの間にか空に一番星がきらめいていた。眼下の生徒は誰もわたしのことに気づいていない。好き好んで、空を見上げる人なんて、そんなにはいないのだろう。
「飛ぶの? 人は鳥にはなれないのに」
何の前触れもなく、わたしの後ろで声がした。若い男の子の声。その時になって、わたしの心臓は早鐘を打ち始めた。
屋上へは普段立ち入りが禁じられている。勿論、わたしは無断で屋上まで上がったのだ。ここなら、わたしを引き止めたりする人もいないだろうと踏んでいた。だから、誰もいないはずの屋上で声がするのは変だ。
恐る恐る振向く。だけど、そこは誰もいない。ただ、わたしの背後に伸びる手摺に、一羽の白い鳥が止まっているだけだ。
気のせいだ。どんなに落ち着いて見せても、やはり緊張しているのかもしれない。だから、声が聞こえたような気がしただけなのだ。
わたしは鼓動をおさめて、再び前を向いた。
「ここから、飛んで何処へ行こうというの?」
同じ声がもう一度聞こえてくる。今度は幻聴なんかじゃない。確かにその声は空気を伝い、わたしの鼓膜を振るわせた。だけど、どんなにあたりを見渡して、何度も首を旋回させても、そこに人影などなかった。すると、声は少し苛立ったように、「こっち、こっちだよ」と言った。
「人はどうして、自分の知識の範囲でしか、物事の尺度を図らないのか。君もぼくが喋っているとは、これっぽっちも思ってはいない。だのに、ここから飛ぼうなんて、それはあまりにも馬鹿げたことだと思わない。本当に人間ってヤツは不思議だね」
そう言ったのは、手摺に止まった白い鳥だった。一語一語その言葉が発せられるたび、黄色いくちばしが、微妙に動く。
鳥が喋る。九官鳥のように人真似をして喋っているんじゃない。その鳥が意思を持ってわたしに語りかけているのだ。
主人公のあすかは、天涯孤独だった。母親が育児ノイローゼで自殺し、父親もその後を追うようにこの世を去り、養護施設に預けられてからも、周りとなじめず、色々な施設を点々としていた。
あすかは声が出ない。医者は精神的なものだと言ったが、それは様々な施設をたらいまわしにされるうちに溜まったストレスによるもので、治る見込みは殆んどなかった。そんな彼女には、誰も優しくしてくれない。ただ、孤独で、ただ寂しくて、夜はたいてい空を見上げて泣きつかれるのを待つような毎日だった。
十七歳になった彼女は、ある日、学校の屋上へと登る。そこから見渡す一面の青空に、鳥になって飛べたらいいのに、と思うのだ。その時、声が聞こえた。
「人間になれたらいいのに」
それは、一羽の白い鳥だった。鳥は、鳥でいることを辛いと思っていた。毎年冬が来るたび、寒波を避けて、荒波の大洋を渡る。そのうちに疲れた仲間は、冷たく黒い海へと落ちていく。それは、とても恐ろしく、とても辛いことだった。
そんな鳥は、あすかに一つの提案をする。
「ぼくの魂と君の魂を入れ替えてほしい。そうすれば、君は鳥に、ぼくは人間になれる」
「でも、どうやって?」
あすかは心の中で尋ねた。
「お互い目を瞑って、ここから飛び降りるんだ。魂はその瞬間体を離れる。その瞬間にぼくの魂と、君の魂はお互いの体に入れ替わる」
「わかったわ、それじゃあ、いち、にの、さんで、飛び降りましょう」
いち、にの、さん。かくしてあすかと鳥は屋上から飛び降りた。二人の魂は、その瞬間体からするりと抜け出した。そして、あすかは鳥の体に、鳥はあすかの体に飛び込んだ。
だけど、鳥は知らなかった。人間には鳥のように羽ばたくことが出来ないということを。あすかになった鳥は、そのまま体を地面に打ち付けた。二本の脚で立って歩きたいと言う憧れを実現する前に、鳥は絶命した。
鳥になったあすかは、自分の体がひしゃげ、そこに血だまりを作るのを見届けてから、その翼で空へ飛んでいった。自分がいた施設の周りや、もう今は空き家になってボロボロの実家の周りを何度も飛んだ。空を「飛べる」ことの自由に胸がいっぱいだった。もう二度と、人間になんか戻りたくない。生まれ変わっても鳥でいたい。
だけど、あすかは知らなかった。やがて街に冬の兆しが見え始めたころ、仲間達と共に越冬することとなった。この国が春になったらまた戻ってくる。そう信じていたあすかは、越冬の厳しさを知らなかった。
やがて冬曇の空を離れ、荒波を渡る。休む場所も、逃げ込む場所もない寒い海。やがて翼をはためかせる力も失せて、目の前が真っ黒になる。そして、冷たい海へと落ちた。海中に沈みながら、あすかは思う。
「人は鳥にはなれないし、鳥は人にはなれない」
白い鳥のくちばしが動いた時、わたしはふと手元のノートに書き綴られた物語を思い出した。丁度そんな風に、わたしは鳥に声をかけられたのだ。
鳥が喋る。それはあまりにも不可思議で、あまりにも奇妙なこと。事実は小説より奇なり、とは言うけれど、それほどこの世には不思議なことなど転がっていないし、小説ほどドラマチックな現実など待ち受けてはいない。冷めているというより、現実的だといって欲しい。
夢見る年頃はとうに過ぎたのだ。憧れた高校生活は、本の中で語られるほど素敵なものではなかったということが、わたしを現実主義に置き換えただけのことなのだ。
だのに、白い鳥がわたしに話しかけても、わたしはそれほど驚いてはいなかった。それは、このノートを何度も読み返していたからだろうか。わたしと同い年の少女と、鳥が入れ替わるという、奇妙な物語を読みふけっていた所為だろうか。それは、良く分からなかった。だけど、わたしはいつもと変わらない口調で、
「あなたには関係ない。これは、わたしの問題だから」
と、仏頂面で答えていた。
「そうだね。君の問題で、ぼくには関係ないことかもしれない。だけど、君は鳥じゃないし、鳥にはなれない。羽ばたくことも、風をつかむことも、知らない。ましてや、鳥になることの苦労も知らない君は、ここから飛ぶことは出来ない。忠告しようと思って声をかけただけなんだ」
「そんなことは言われなくても知ってる。だから放っておいて。わたしは、空を飛びたいわけじゃないの」
わたしがそう言うと、鳥はつぶらな瞳を丸くした、様に思えた。実際には瞼のないその瞳が大きくなったかは分からなかったけれど、白い鳥は驚いているに違いなかった。
「だったら、どうしてこんな屋上の隅に立っているの?」
鳥の質問にわたしは、無言で指差した。そこには、先ほど脱いだ上履きがそろえられて置かれている。鳥は首を傾げる。
「分からない。ここから飛んでも、君のその体は重力に引かれて、まっ逆さまに地面へ落ちる。そのあと、どうなるかは、人間の方が詳しいはずだ」
「地面へ落ちたいの。だから、ここにいるの。分かったら、あっちへ行ってよ」
わたしは妹を追い払うように、てのひらで合図した。だけど、鳥は首を傾いだまま、その場を離れようとはしなかった。その翼を羽ばたかせれば、何処へだって行けるのに。惨めで根暗な人間の女の子の死に様を見なくてもいいのに。
「地面に落ちたいとは、奇妙なことを言う。昔、ぼくのおじいちゃんのおじいちゃんのそのまたおじいちゃんが、言っていたそうだ。人間は好奇心の塊で、彼らの生きる原動力は、飽くなき好奇心と、欲だと。昔、ヨーロッパと言うところに、ある兄弟がいた。人間の兄弟だ。彼らは、空を飛ぶ鳥を見て、あんな風に空を飛びたいと思った。だけど、人間には翼はないし、だからと言って、鳥になることも出来ない。そこで、兄弟は鳥によく似た翼を作った。飛行機という翼だ。いまでは、鳥のように空のあちこちを往来する飛行機は、鳥の数よりも多いとおじいちゃんは言っていた。
そうまでして、人は空を飛びたがるのに、何故君はその反対、地面に落ちたいなんていうんだい?」
ライト兄弟の話と、わたしの関係性はよく分からなかった。だけど、一つだけ分かることがある。
「あなたも、十分好奇心旺盛じゃない」
と、わたしが言うと、鳥はいささか心外だと言う顔つきになった。鳥に表情があったなんて、はじめて知った。
「いいわ、教えてあげる。わたしはここから飛び降りて、あの地面に落っこちて、死ぬの。だから、空を飛びたいわけじゃないの。死にたいのよ」
そう言い放つと、鳥は再び驚きの顔に変わる。
「本当に、人間と言うヤツはよく分からない。鳥ほどではなくとも、いずれ人間も死ぬと言うのに、人生半ばで死にたいと言うのは、ずいぶんおかしなことじゃないか?」
「そうね、鳥のあなたからみたら、ずいぶん変かも知れないけれど、人間の社会って鳥のあなたが思うほど単純じゃないの。そういうのに、わたしは疲れちゃったの。だから、死のうって決めたの」
そう、人間の社会ってとても複雑だ。何本もの色違いの糸が絡まりあって、だけど、そのどれもが連結することはなく、ただ、近くを通り過ぎていくだけ。そうした複雑な絡み合いが、他人との関係性を作り上げている。だけど、わたしの糸は、誰とも絡み合うことなく、全く別の方向へ真っ直ぐと走っている。そうして、わたしは弾き出された。学校からも、友達からも。気がつくと、あすかのように独りぼっちだった。
妹に相談は出来ない。姉としての意地だ。だけど、お店のきりもりで忙しくしている両親にはもっと相談できない。相談すれば、優しい父も母も心配事が増えるだけだ。
だから、最後に一つだけ心配事を残してわたしは消える。もう二度と両親や妹に心配事を与えないために。
「あなたはわたしのことをひきとめるの?」
ふと、わたしは鳥に尋ねた。
「べつに、そんなつもりはないさ。君の意思は君が決めること。ぼくがそれを阻む理由は何処にもないんだ。ただ……」
そこまで言って、鳥は口を閉じる。
「ただ?」
「ただ、ひとつだけ提案があるんだ」
どこかで聞いたことのあるような展開だった。勿論その後に続く言葉は、わたしの予想通りだった。
「ぼくはずっと以前から、人間に憧れていた。こうして人間とお話が出来るようになったのも、その所為だと思う」
そうか、どの鳥でも喋れるわけじゃないんだ、と何故か一人で納得する。
「もしも、君がここで人生を終わらせたいと言うのなら、ぼくの提案を聞いて欲しい」
と、鳥はそこまで行って、まだ思案をめぐらせているのか、また黙ってしまった。
「もったいぶらないで、話して」
「ぼくの魂と、君の魂を入れ替えるんだ。そうすれば、ぼくは人間に、君は鳥になれる。君は君が煩わしいと思う人間の社会から離れ、自由に空を飛びまわるといい。ぼくは君として、君の残りの人生を生きる。知りたいことは山ほどあるんだ」
「やっぱり、好奇心旺盛じゃん」
呟くようにわたしが言うと、鳥は「そうかもしれない」とだけ言った。
「それで? 魂を入れ替えるためには、ここから飛び降りるの?」
ノートの物語どおりの展開に、尋ねる。だけど、その後の展開は、物語とは少し違った。
「またおかしなことを言う。そんなことをしたら、君の体に入ったぼくは地面に落ちて死ぬ。それじゃぼくは人間として生きていくことは出来ない」
「じゃあどうするの? どうやって、わたしとあなたが入れ替わるの」
「簡単なことさ。目を瞑って、魂を体から離せばいい。魂と体は常に乖離しやすい存在なんだ。人間はそのことに気づいてはいないけれど、時として魂は体から抜け出してしまう。例えば人間が幽霊と呼んでいるものがそうだ。あれは、肉体がなくなる前に魂が体から離れ、そのまま残ってしまった例だ。さあ、ぼくの提案を君は受け入れてくれるかい?」
鳥はそういって、にっこりと微笑んだような気がした。
鳥の言うとおり、簡単に魂を入れ替えることが出来るのなら、それも悪くはないかもしれない。べつにわたしは、鳥に憧れてなどいない。だけど、その白い翼で飛び回る空は、果てしなく自由なものだと思う。
わたしが煩わしく思う柵は、そこにはなくて、悲しいことも辛いことも忘れて空を飛ぶ。なんて素敵なことだろう。
だけど、この白い鳥は知らない。
わたしの置かれている環境や状態、人間関係を。この鳥はただ、人間に憧れて、わたしと入れ替わったとしても、そこに待っているのは辛く寂しい現実だけだ。鳥の思うほど、人間の社会は楽しいことも嬉しいことも転がってなんかいない。それを知ったとき、きっとこの鳥は、わたしと同じように、屋上の縁に立つ。そして、綺麗な夕焼け空を眺めながら思うのだ。
それと同じように、わたしも鳥の社会を知らない。どんなに自由に見える空にも、どんなに素晴らしいことのように思えても、きっとわたしが知らない辛いことや悲しいことが待ち受けているに違いない。
それを、わたしは知りたいとは思わない。たとえ、その好奇心があって、鳥になったとしても、それを知ったとき、わたしは翼を羽ばたかせながら思うんだ。
「止めておくわ。とても魅力的な提案だけど、わたしは君と入れ替わりたくはない」
わたしは瞳を閉じて鳥に言った。
「どうしてだい? 君は人間でいることに愛想をつかせたのだろう? だったら、鳥になってみるのも言いと思わないのかい?」
「確かに、鳥になって大空を飛ぶのって、とても気持ちいいと思う。それは、とても素敵なことだと思うけれど、遠慮しておくわ」
鳥はわたしの言葉に合点がいかないという風に、首を傾げる。わたしは口許にそっと笑みを浮かべた。
「あなた最初に言ったじゃない。人は鳥になれないって。それと同じように、鳥は人になれない」
「そうか。残念だ」
「ごめんなさい。でもきっと、いつか生まれ変わったら、人間になれる日が来るかもしれない。わたしも鳥になれるかもしれない。それを夢見ることにするわ」
わたしは、腕に抱えていたノートを上履きの傍に置いた。遺書は用意していない。どんな言葉や謝罪を書いても、両親や妹を辛くさせるだけ。それに、わたしがここから飛び降りることには意味があるのだ。だから、遺書を残す気はこれっぽっちもなかった。
「君は、君はこれから死ぬと言うのに、どうしてそんな風に微笑むことが出来るんだい?」
「怖くはないから、死ぬことが。でも、最期にあなたに出会えてよかった。じゃあね」
わたしは小さく手を振ると、何もない空間へと足を踏み出した。体が傾く。わたしの視界に、屋上の扉が映る。今まさにわたしの体が落ちていく瞬間、その扉が開け放たれた。
誰かが駆け寄ってくる。わたしの名前を呼ぶ声が聞こえる。
だけど、その声はわたしを引き止めるには遅すぎた。わたしは屋上から地面へ目掛けて落下した。全身に鋭い痛みと、鈍い衝撃が走る。丁度仰向けに落ちたわたしは、空を見上げていた。薄くなっていく意識の端で、白い鳥が飛んでいくのが見えた。
「人は鳥にはなれない」
わたしは最期にそう思って、瞳を閉じた。
真面目に「生きる」とか「生命」とか考えてみた物語です。まだ、第一話ですが最後までお付き合いいただけると幸いかと存じます。
また、感想などもお寄せいただけると、幸いです。




