知らない部屋
「ぬぬぬ?」
あり?俺は昨日ネトゲをしこたましたあと嫁キャラのプリントされた抱き枕横たわるベッドにジャンピングダイブして眠りについたはずでござる。
「ここ、どこ?」
そう、それは見覚えのない部屋だった。
その部屋には椅子が二つ、机が一つ、そして四つの扉がある、白色のドア、黒色のドア、刑務所にあるようなドア、いかにも中世って感じの木のドア。
「ああ、夢か。」
そう思ったのはこの空間を俺は知っていたからだ。この空間は少し前にした脱出シュミレーションゲームの場面に似ていたからだ。
「うむ、夢なら夢でこの時間を楽しむとするか!」
体は自由に動くらしい、とりあえず壁にもたれかかっている体を起こしてみた。机にはテンプレにメモがある、ゲーム通りである。
取り敢えずそのメモを読もうと机に向かった。
「痛っ!」
不幸なことに椅子の脚に小指ぶっけたよ、痛いね・・・
数秒その辺を転げ回った後に気をとりなおし、机の上のメモを見た。
『やぁ今日は♪突然だがこの空間に閉じ込めさせてもらったよ♪帰りたいかい?帰りたいなら少し遊んで行ってよ!ルールを教えよう♪なぁにただの謎解きみたいなもんさ!まぁ、ここから帰るのがゲームだよ!時間制限はある部屋にある時計の針が4回12をまわったら、それまでなら何回でもコンテニューができるよ!以上、頑張ってね♪』
「はっはっは、とっても粋な夢だな全く。
俺・・・疲れてるんかなぁ?」
俺はメモを机に放り、四つのドアの中の白いドアのドアノブに手をかけた・・・開かないんだこれが!
開かないから次は黒・・・開かぬ。
とりあえず全部のドアノブに手をかけた。
開かないのだ・・・
「・・・鍵開け物理でゆくかの」
なんとも脳筋な考えだwww、だがこれしかないやろ?だからやる!
少し助走をつけようと後ろに下がった時に机の上のメモが目に入った。
(違和感がある・・・文字がなんかさっきより少なくね?)
メモを見た。どうやら裏にも文字があったようだ。『この空間の太陽の裏に次なる道がある』
「なんのこっちゃい?」
太陽だと?あかるいものかな?あついものかな?ピラミッド落として来るやつかな?目からビーム出すやつかな?後者二つは置いておきとりあえず前者二つについて考えた。
「明るくて熱いのかぁ?」
(そういえばこの部屋の光源はどこからだ?)
明るい方を見てみた。机の上の天井に真っ白に輝く白熱電球・・・
「答えは決まったな」
机に登り電球をみた。電球の屋根からチラリと見えるものがあった。もちろん取ったぜ
それは真っ白な鍵だった。
机から降りゼ◯伝のごときbgmを口で言いポーズをした。テンションは上がっていたが正直虚しいでござる。
「だが道は見えた!白いしあのドアだろ」
白いドアの鍵穴に鍵を入れて回した。
「ガチャン!」と良い音がなり俺は白いドアに入っていった。




