表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

停車ボタン

作者: 尚文産商堂

さあ、今日もやってまいりました。

停車ボタン押しチキンレース。

実況は、あなたの脳内にささやかな休息を。ノ・ウナ・イでお伝えします。


ではまず、ルールの確認をしましょう。

競技会場は1つ前のバス停を通過もしくは発車してから、目的のバス停に停車までの、距離にして800mほど、時間にして約2分となります。

その間にボタンを押さなければ、勝利となります。

今回の競技者は4人。

1番、運転席すぐのところに立っているおじさん。

そのきらりと光る頭のように、輝く勝利ができるか。

2番、最後尾に座っている高校生。

居眠りをしているが、これは勝利の夢でも見ているのか。

3番、我らがノ・ウナ・イ。

こんなこと、脳内妄想でしかないが、はたしてそれは余裕から来るのか。

4番、今回の競技者の紅一点、ハーフパンツをはいているお姉さんだ。

そのなまめかしい足で、相手を籠絡することによって、勝利をつかみとれるか。


さあ、1つ前のバス停がやってきた。

では、さーん、にー、いーち……

ピストルはならないが、競技開始です。

おっと、すぐにお姉さんが押した。

赤々と光るボタンは、終了の合図だ!


今回は、意外な結末となったが、さて、次回はどうなるのか。

また次回もお楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ