短編・勇者パーティーで軍師ポジやった筋肉の自伝?
なんで書いたかも解らない短編。
続きません。
後の世にどう伝わっているか知らないが、俺の波瀾万丈な半生について話したいと思う。
紙は高価なため、冒険の合間でてにいれた録音のできる魔石に記録する。
あー何から話そうか……
そうだな、明らかに前衛ファイターな筋骨隆々とした俺が何で軍師のような事をやっているか、その理由から話そう。
俺が幼い頃、俺はとある理由で早くから確りとした判断が出来ていてな。気の力も生まれつき多めで、幼い頃に認識して、遊んでいたら質とか密度とか上げる訓練を偶然行っていて……なんと言うか、自分で異常だって思うくらい力が強かったんだ。
もちろん隠した。まだ五つにも成っていなかったけどな。
普通の子よりちょっと強いくらいにして、気は他の人と同じくらいだけ垂れ流すようにして一般人を装ったさ。
しかし、まさか幼馴染みのあいつが一般的じゃなくて、勇者の素質を持ったとか言う超人だった何てな……おまけに、魔女っ子も居たしな。
んで、十歳……十一歳近いくらいだったな。
三人でちょっと……森の奥の方で遊んでいたんだ。
すると、魔王の側近を名乗る魔族が来てな、
「見つけましたよ勇者、流石に、年端も行かぬ子供を殺めては魔王様の側近としてどうかと思うので……驚異になら無い位までその力、封印させて貰います」
と来たもんだ。
おまけに片手にはビックリするほどの気配を放つ魔具を持ってだ。
うん、そこまでは、俺に関係なかった。
だけどその魔具にビックリしちまってうっかり、気を放出してしまったんだ。
吹き飛ぶ魔族……まあ、ダメージは木々にぶつかった程度でほぼ無かったんだけどな。
それのせいで、俺の危険度、優先度が上がったのか、何かをブツブツいったかと思えば……俺の気をその魔具で封印したがった。
「可能性よりも確実な驚異をはらう」
とか言ってな。
お陰で、体はビックリするほどの健康で健全に育ったけど、魔獣や魔族と戦うのに必須な超常の力、気を封印されちまった。
勇者と魔女っ子は俺の気の放出で気絶しててなんの被害もない。記憶もない……と思ったら起きていたのは微妙な状況で聞いてたみたいで、お前の力を取り戻すとか言って頑張り始めたわけだ。
ん、そうだ。
パーティーメンバーを紹介しよう。
まずは最初っから一緒に旅してる俺を含めた三人。
勇者…基本性能、素質が全てにおいてその道のプロを上回る、ムラはあるけどな。
イケメンで細いが以外と筋肉も有る。基本は剣で戦う。
身長175位で体重は知らん。17歳
魔女っ子……親が人とエルフで両方魔法使いのサラブレッド、十歳で初級呪文を使い、12で中級、15で上級ときた。
わりと……と言うより見た目の通り何か幼い。
身長139.95体重は……恥ずかしがるほど無いだろうに秘密だそうだ。16歳
まあ、それ以前に正確に計れる道具もないしな。
身長は……俺を200としての計算だ。
背がひっくいのを気にしているのか細かいんだよ、もうちょっと有るってな。
で、最後に筋肉軍師こと俺だな。
身長は他の基準で200。
基本魔女っ子を装備していて、専守防衛で全体見ての司令塔……兼、財布の管理その他だ。
何でか奴は俺の方に乗りたがる。
疲れたら肩車、戦闘中は肩に乗せて砲台。
なんで俺の説明で魔女っ子のこと言ってるんだろう……
あ、俺は18歳
次に、呼ばれていった都で仲間になった騎士さんと巫女さん。
騎士さんには堅実な守る戦いで勇者と一緒に前衛やって貰ってる、一見堅物に見えるけど実は、愉快なお姉さん。勇者に恋しちゃってるのがまるわかりです。だいたい19歳かな。
続いて巫女さん。
神聖術……回復や死霊関連に対する魔法使いで、二十歳の初なお姉さん。
やっぱり勇者に(ry
更に少し前に、よった村で仲間になった格闘少女。
眼鏡かけて賢そうな顔してるのに格闘家。
勇者より早くて上手い。火力不足は魔具でなんとかなるだろう。
行く先々で(まだ仲間になって二ヶ所だが)お前ら位置逆だろと良く言われる。
眼鏡はスタイリッシュで激しく動いても大丈夫な逸品。
魔具でした。
うっかり知って泣かれたのはマジで記憶に新しい。
魔眼持ちの女の子でした。
さてさて、結構上手くいっているが、最初は何故か警戒される俺。
俺は魔王の側近、右手の盃?いや、逆月だっけ?そいつを倒して力をとりもどせるので……
っておい勇者!!!いきなり無駄遣いしようとするな!!
ギルドにいって魔物素材の換金が先だ!!
騎士さんと巫女さんも!!
確かにそういった装飾品も欲しいでしょうが、今日は換金、宿、食事に風呂で睡眠です!!明日にしなさい!!
あ、こらっ!!格闘娘!!本好きは知っているがそれは高いんだ、しかも古書とかやめれ!!
換金前に借金する気か!!
だから毎回言ってるだろ?俺達の換金は一度で大きいから揃うの明日の昼!!それまでは前のギルドあったところから使ってきた金で何とかしないといけないの!!
今回は何時もより少ないから我慢しろ!!
町に居るのに野宿とか嫌だろ!?
ほら、ギルド行くぞ!!
ッチ……旅に出て百日目だ。集まった情報は末端の基地の場所や上位魔族の名前。
潰した爵位持ちは15、未開エリアには少しだけ進出したが、直ぐ其処に広い川や崖がありそれ以上進めず。
まあ、こんなもんだ。
また機会があれば、こういうのをやるだろう。手に取った奴、探してみろ。