3話 スキルについて
「スキルってなんだ?」
「え?スキルを知らないの?」
「ああ」
「本当に全く世界について知らないんだね。まずスキルについて話そうか。スキルというのは簡単にいうとその人の技量のこと。基本、スキルはその人の努力や才能で生まれるもの。例えば剣の鍛錬をすれば、剣術が生まれる」
「じゃあ、俺のこの謎の能力はなんだ?俺は努力とかはした覚えはないぞ」
「それが特殊なスキルで才能だけで生まれる場合。これは、強いスキルが多い反面、使える人が本当に少ない。前者のスキルが基本スキルと言われて基本誰でも使える。後者が特殊スキルと言われて、努力では絶対に獲得不可能と言われている。」
「なるほどじゃあ俺のこの謎の能力は特殊スキルというのか。」
「うん、今ちょうど能力を見ることのできる魔道具があるからそれで見てみる?」
「...そんなものがあるのか。条件は?」
「別に何かを貰おうというわけじゃないよ、でも強いていうならなんでここにいるか教えてくれたらそれでいいかな?」
「そんなんでいいのか?対して答えられないぞ?」
「それでいいから。なんなら私が知りたいだけだし。」
そういうと、カルメは縦50センチ、横30センチくらいの鏡のようなものを取り出した。
「これは鑑定の魔道具。これに映ると鏡に色々表示されるんだ」
そう言うと、鏡をこちらに向けてきた。そしてその鏡には数字などが表示されている。
名前 オルタ
種族 人間 年齢14歳
状態 正常
ステータス
レベル:2
HP:127 MP:150/132 腕力:64
体力:53 敏捷:40 知力:64 魔力:68
器用:27
基本スキル
剣術Lv3 恐怖耐性Lv4 痛覚耐性Lv6
特殊スキル
身体変化Lv2
装備
なし
「俺のこのステータスは高いのか?」
「結構高いと思う。一般人は大体一律30くらいだし結構高めだね」
「なるほど、下に書いてあるのがスキルか?」
「そうだね。多分さっきの手を剣に変えたりなのは身体変化っていうスキルのおかげでできたっぽいね。」
「このレベルってのはなんだ?」
「ステータスの所に書いてあるのが自分のレベル。これが上がるとステータスが上がるよ。そしてスキルの横に書いてあるレベルはそのスキルがどれだけ使いこなせてるかの数値。最大レベルは10までだからオルタくんはあまり使いこなせてないね。ちなみに剣術等のスキルはレベルがMaxになるとさらに上級のスキルが生まれるよ」
「他にスキルにはどんなものがあるんだ?」
「基本スキルは、戦術スキルの槍術や剣術、魔術スキルの火魔術や水魔術、あと察知系や隠密系スキルなどと色々あるよ。特殊スキルは発見されているものも少ないからなにがあるかわかんない。」
「少しMP減ってるのは?」
「それはおそらく身体変化をすると減るんじゃないかな」




