1話
読んでくれてありがとう!
昔、この世界では5つの大きな国があった、
私はその中のユストニスの国民であった。
ユストニスは二番目に大きく、一番大きいウェリトリス、そして小さい国が3つあった。
これから語るのは、南のユストニスと北のウェリトリスの戦争の戦いである。
「我々は、!祖国のために命を捧げ、!国王陛下に仕えるもの!!これより、戦地へ向かう!!」
僕はピシッと軍服の襟をただし、北を睨んだ。
(この国のために働くんだ。絶対に多く殺してやる、、)
僕の国、ユストニスはウェリトリスと戦争をしている。
我が国の国王が新たなる土地を求めたから仕方がない。
国のために働けるなんて本望だ。
そう、行進しながら考えていた。
ただし、友、ラウスはそうは思っていないようだ。
「ツニク、まじでそんなに国のために命を捨てたいか?」
ラウスが聞いてくる。僕は
「当たり前だろう?向こうにいるのは人の皮を被った獣だ。なんだ、お前怖いのか?」
僕はラウスにいう。ラウスはハッと嘲笑し、言った。
「俺には家族がいるんだよ。孤児院育ちのお前と違ってな。」
「何をっ!」
反論しようとした瞬間、
「ここが戦場だ、!今から四班に分かれ、塹壕を掘ってもらうぞ!現在敵は数日間攻めてきていない!安心し、丁寧に塹壕を作れ!」
という指揮官の声が戦場の中で響いた。
「俺はあっちだから、またな。」
ラウスが僕に言ってくる。
「うん!絶対、クリスマスまでには生き残って会おうな!」
僕らはドッグタグをカチンと音を立て、別々に歩き始めた
そうして、友と離れ、配属された場所についたとき、そこにいたのは20人ほどの兵だった。
中には包帯を巻き、横たわっているものもいる。
「君達が新兵か。ありがたいよ早く掘ってくれ。必ず銃を手放すなよ」
僕達、新兵ともともといた兵でシャベルを使い塹壕を作り始めた。
「俺は、カリス。お前は?」
元からいた兵に名前を聞かれた。
「僕はツニク。よろしくね」
肩に銃を下げたまま、カリスと握手をする。カリスの手はとても硬く、大きかった。
「うむ、よろしくな。まあ気軽にカリスって呼んでくれよ。」
「わかった。」
と握手をやめ、シャベルを何回も蹴り、すくい上げて外に捨てる。
この動作を何回か繰り返したときにカリスが口を開いた。
「お前らも可哀想になあ。こんな小さな部隊に送られるなんて。」
「他の部隊は大きいの?」
疑問に思ったことをすぐ聞いてしまうクセが出た。だが、カリスは優しく教えてくれた。
「そうだな、ここでは大きい小さいの順番で部隊が配置されてるんだ。小さい方が襲われたとき、大きい方が挟み撃ちできるし、何より大勢が一気に殺されることがなくなる。」
「詳しく知ってるんだね」
掘るスピードを落とし、カリスの方を向く。
「そうだな。ツニクは好きか?こういう話。」
「うん。ここについて長いの?」
僕がカリスに聞く。カリスは一回蹴るだけでシャベルを深く地面に刺し、すくい上げて外に捨てる。
「そうだな。まだ1ヶ月ほどだがな。この中では一番長いさ。」
「他の人は?」
聞くと彼は
「ここにいる。」
といい、胸を叩く。
その一言ですべてを察する
「殺されたんだ。」
ああ、と頷きながらカリスが唇を噛み、
「いい奴らだった。だが、奴らは殺されたんじゃない。死んだんだ。」
という。不思議に思い、つい聞いてしまった。
「死んだ?殺されたんだろ?北の奴らに。」
つい、強い口調になってしまった。
それを聞き、カリスの顔が少し怖くなった。
「俺達だって殺してるんだ。殺されたといえば殺されたさ。でも、一方的じゃない。」
カリスが僕の胸ぐらを掴み、顔を近づける。
「二度と言うなよ。国がどう教えたかは知らんがな、命を俺等だって奪ってるんだ。」
そうカリスが手を話したとき、
『ドオンッ』
という腹の底から揺れるような大きな音が鳴り響いた。




