叢・鍋の精・その他短編
「叢」
叢、なんかカッコイイ。
読みは「くさむら」なのに、カッコイイ。
なんか変形してロボットになりそう。
「鍋の精」
みんなで鍋をつついていたら、湯気の中から妖精が現れた。
「どんな願いも一つだけ叶えてあげましょう」
と言うので
「じゃあ、後片付けをしてください」
と、お願いした。
面倒だしね、あれは。
「ニートスピーチ」
「おれたちはー!」「おれたちはー!」
「はたらきたくないぞー!」「ないぞー!」
「こきつかわれるのはまっぴらだー!」「ぴらだー!」
「人間関係めんどくせー!」「めんどくせー!」
「楽してくらしてー!」「してー!」
「はーたらーきたくない!」「はーたらーきたくない!」
「はーたらーきたくない!」「はーたらーきたくない!」
「はーたらーきたくない!」「はーたらーきたくない!」
「ボブ・ディランの『マギーズファーム』聴いた感想」
歌詞にすげー共感できる!
「もし僕が死んでも」
もし僕が死んでも
イタリアのマリオさん(63歳仮名)は悲しまない。
もし僕が死んでも
岸田メル先生は悲しまない。
もし僕が死んでも
ニュース速報は流れない。
もし僕が死んでも
地球上のほとんどの人は悲しまない。
せめて死んだ時くらい
みんなに僕のことを知って欲しいものだ。
「もうみんなとっくに忘れてるであろうこと」
twitter出始めのころ、広瀬香美が「ヒウイヒヒィー」ってtwitterのこと呼んでた。
「もし私が死んだら」
もし私が死んだら
イタリアのマリオさん(63歳仮名)は悲しみに暮れるだろう。
もし私が死んだら
岸田メル先生は哀悼のメッセージを送るだろう。
もし私が死んだら
ニュース速報が世界を駆け巡るだろう。
もし私が死んでだら
地球上のほとんどの人が悲しむだろう。
死んでも騒がれてしまうとは。
せめて死ぬ時くらい、ひっそりと、静かに、眠りたいものだ。