第3話:その3
櫻華さん作、天照の巫女より夜櫻さん、土方歳三さん、ガブリエルさんのほか複数の櫻華さんのキャラクターをお借りしております。
『まだ、なのでしょうか・・・』とユーミンが話すと相手のパーティーの1人で僕やユーミンと同じ暗殺者らしい人が『まだ、みたいだな』と話すとユーミンが『・・・そういえば、《武士》の人とみなさんはどういう関係なのですか』と話すと相手のパーティーの人たちはどういう関係か話し始めたんだ。
『所長とフェイデットさんと俺と土方さんと蒲公英とフルートと瑞穂は、現実で同じ弁護士の事務所の仲間。確か・・・シークさんも俺たちと同じ職業だったはず・・・ですよね』と話す人に続けて、『・・・と、私は所長から聞いていますよ。さらに現実で知り合いだとも』と話せば、『私とホークは、ゲーム内の知り合いです。それから、一緒に狩りやクエストに参加するほど仲良しの友人関係でもあります』と話す人に続けて、『ああ見えて、夜櫻は日本サーバーでは名を轟かすほどの有名人なんだよね』と話せば、『私と夜櫻さんは、伯母と甥っ子・・・という関係です。以外かもしれませんが、夜櫻さんは私の母の姉なんですよ』と話せば、『・・・で、俺はそのランスロットの母親が運営するギルドに所属するメンバーの1人で、夜櫻の友人の1人・・・って感じだな』と話し終わると相手のパーティーの人たちが夜櫻さんと呼ぶ人が戻って来て、『たっだいま〜。みんな、待たせたね。ユウマ君を連れて来たよ』と話すと僕らと相手のパーティーの人たちはユウマと夜櫻さんを温かく出迎えたんだ。
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夜櫻さんと俺は、夜櫻さんのパーティーの人たちとパーティーのみんながいるのを確認するとみんなが俺のところに集まって来たんだ。
『ユウマが1番最初に死亡して大神殿送りになったからヘイトを稼ぐのが大変だったよ』とアリフが話せば、『私はMPが残りわずかだったから、夜櫻さんたちのパーティーの手助けがなかったら今頃どうなっていたかわからないよ』とミーシャが話せば、『兄さん、私はアリフ君の次にヘイトを稼いでいたから危なかったかもしれないよ』とユーミンが話し終わると俺が話し始めたんだ。
『みんな、聞いてくれ。俺は大神殿で復活したときに夜櫻さんにいわれたことがある。今の状態では絶対に向上しない。それを改善するには、夜櫻さんたちのパーティーの戦闘を見学して何かをつかむ必要があると俺は考えているんだ。みんな、どうかな』と話すと俺が想定していた展開にはならなかった。
それは、みんなが賛成してくれたことだ。みんなの話を聞けば、何かを得るには夜櫻さんたちのような上の人たちの行動から学ぶのが1番とのことだった。
そう結論付けると夜櫻さんの前に行き、ユーミンたちを助けていただいた事と、今の状況を改善するには夜櫻さんたちのパーティーの戦闘を見学して何かをつかみたいということを夜櫻さんに伝えると、夜櫻さんの提案でお互いのパーティーの自己紹介をすることになり、夜櫻さんから自己紹介をするようになった。
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『まずは、あたしだね。この2パーティー全体のリーダーでもある・・・夜櫻よ。種族はエルフ、メインは《武士》のレベル90、サブは《放浪者》のレベル90よ。この12人の2パーティーでは、第1パーティーの盾役を務めているよ。ビルドはヴェンジャンスだけど・・・必要であれば、囮やアタッカーとしても活躍できるよ』と夜櫻さんが話している間俺はあることを考えていた。
《メイン職業が武士で、サブ職業が放浪者の夜櫻さんか。う〜ん。まだ、思い出せないなあ》と考えているうちに次の人の自己紹介が始まった。
『俺は第1パーティーのサブリーダー兼サブアタッカーの土方歳三だ。種族は人間、メインは《盗剣士》のレベル90、サブは《指揮者》のレベル90だ。ビルドはフェンサーとデュアルブレイドを状況に応じて使い分けている。今回のパーティーメンバーにはデュアルブレイドの《盗剣士》が2人いるから、今回はフェンサービルドの方だ』と土方さんが話すと続けて夜櫻さんが『あたしがとっしーと呼んだら、彼のことだからね〜』と夜櫻さんが話したのは土方さんのニックネームのようだった。夜櫻さんの話を聞いていた土方さんは、苦笑いしているように俺は感じていた。
『私は、第1パーティーのメインアタッカーを務めているガブリエルと申します。種族はハーフ・アルヴ、メインは《盗剣士》のレベル90で、サブは《ルーンナイト》のレベル90です。ビルドはデュアルブレイドです』とガブリエルさんが話すと続けて夜櫻さんが『あたしがエルって呼んだら、か・・・ガブリエルのことだからね〜』と夜櫻さんが話したのはガブリエルさんのニックネームのようだった。それを聞いていた俺は《か・・・って、夜櫻さんは何を話そうとしたんだろう》と考えていると次の人の自己紹介になっていた。
『私は、第1パーティーの支援と援護と戦域哨戒を担当していますフルートといいま〜す。種族は狐尾族、メインは《吟遊詩人》のレベル90で、サブは《狩人》のレベル90ですぅ〜。ビルドはプリマアクターとコンサートマスターのハイブリッドですぅ〜』とフルートさんが話すと続けて夜櫻さんが『あたしがフーちゃんと呼んだら、彼女のことだからね〜』と夜櫻さんが話すと俺はフルートさんに対して、微小に苦笑いをしていた。
『私は、今回は第1パーティーのサブ回復役を担当しています・・・瑞穂といいます。種族は狼牙族、メインは《召喚術師》のレベル90、サブは《設計士》のレベル90です。ビルドは生粋のビーストテイマーです。よろしく』と瑞穂さんが話すと続けて夜櫻さんが『あたしがみーちゃんと呼んだら、彼女のことだからね〜』と夜櫻さんが話したのは瑞穂さんのニックネームだった。
『私は、第1パーティーのメイン回復役と情報監視者を担当しています・・・蒲公英といいます。種族はハーフ・アルヴ、メインは《森呪遣い》のレベル90、サブは《鍛冶屋》のレベル90です。ビルドはシャーマンとウィッチドクターのハイブリッドです。よろしくお願いしますね』と蒲公英さんが話すと続けて夜櫻さんが『あたしがポポちゃんと呼んだら、彼女のことだからね〜』と話したのは蒲公英さんのニックネームだった。蒲公英さんのニックネームを話した夜櫻さんは続けて話して『以上が第1パーティーだね。それじゃあ・・・第2パーティーのみんな。自己紹介をよろしく』と話すも、なぜか夜櫻さんと俺以外は苦笑いをしていたんだ。
次回予告
夜櫻たちの第2パーティーの自己紹介でユウマたちが唖然とします。なぜ、唖然となったのでしょうか。
期待してお待ちください。