PR 残り火 作者: 檸檬 掲載日:2025/05/12 洗濯物、足も心も畳まれてこの身を包んだ布達を ただここに在るだけを許されるものになりたい 星のよに花のよに 誰と言わず弔いの魂が記念碑のように星煌いて 息詰まり雪をもとめる心ありて石を手に沁み入る冷たさ 夕焼け雲へ吸い込まれるように髪を風に梳かし歩いて 剥き出しの神経がそら豆のスジを取るようにポキリと音立て 深夜の食堂、イケオジが無口に作る揚げだし豆腐、軟骨からあげ 七輪の炭の残り火消えるまで夜風の歌に耳を澄まして