表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

寝取り恋愛、寝取り抜きで。

作者: 花逆 狗

作者は、寝取られが大嫌いです。

「痛っつ……」


親友からの「大事な話がある」という呼び出しに応えた僕に待っていたのは、その親友からの拳だった。

人気のない夜の公園、差し込む光は街灯からの明かりのみ。

そんな状況では、親友の、伊中雄司(いなかゆうじ)の表情ははっきりと見えず。

何故いきなり僕を殴ったのか。

一体どういうつもりなのか。

それを推測することは難しかった。

危害を加えられたというのに、僕はそんなことを考えながら頬を擦る。

幸いにも、雄司は二度目の拳を振るうつもりはなさそうだった。

表情の伺えない親友と、痛みに耐える僕。


「呼び出した相手に対して、いきなり殴りかかるなんて何考えてるんだよ?雄司」


最初に声を発したのは、痛みがようやく治まってきた僕の方からだった。

話を聞かないことには何がどうなっているかが分からない。

努めて明るい声で、ほんのちょっとおどけて行った僕の問いかけにも、雄司は沈黙で返してくる。

黙り込むのも勘弁してほしいが、どうやら、殴ったことに対する謝罪をする気もないらしい。

そんな態度に対して僕は軽く嘆息すると、今度は恨みがましい声で雄司へと声をかける。


「あのな、君のために、こんな夜中に君の呼びかけに応えてやった親友に対して、なにか言うことはないのかよ?」


こんな闇の中では、こちらの表情も相手に伝わないであろうことを確信して、雄司を睨めつける。

けれど、僕の思惑は外れて。

何故かハッキリと、雄司がこちらに厳しい視線を向けて、僕を睨みつけていることがわかってしまった。


「……じゃない」


向けられた視線に動揺する僕に、雄司の絞り出すような声が届いた。

何を言っているかは分からずとも、その声は視線以上の怒りを孕んでいることはすぐに理解できた。


「な、なんだよよく聞こえないぞ、親友?」


少しでも雄司の感情が収まるように、先程の恨み言をなかったように軽口を叩く。

けれど、それが良くなかった。


「お前は、親友じゃない!お前が親友であるわけがない!」


僕の言葉に激昂する雄司。

幸いなことに、出会い頭に放ってきた拳を再度振るうつもりはないようだけれども、その言葉の持つ怒りは凄まじいものがあった。

「俺たちは親友ではない」これまでの関係を否定する、シンプルで強烈な宣言。

雄司は僕に対してそれを突きつけてきたのだ。


「い、いきなりなんだよ雄司。意味がわからない。でも、その、僕が悪かったなら謝るからさ。ちょっと落ち着いてくれよ」


宥める僕の言葉には、なんの反応も返さない雄司。

いや、それどころか怒りが膨れ上がっているのが感じ取れる。

それでも僕は、彼が何故怒るのかが知りたくて、より怒りを強めることが分かっても、問わずにはいられずに、問いかける。


「なあ雄司、君は親友じゃないなんて言うけど、そんなことないよな?小学校からの付き合いだろ?僕達。だからさ、いきなり親友じゃないなんてやめてくれよ!何かあったなら謝るからさ!なあ雄司!」

「ふざけるな!何かあったならだと!それはお前が一番分かっているだろう!」


「親友」というワードが地雷とわかっていて尚問いかける僕に、怒声で応える雄司。

その怒りはついに限界を迎え、堰を切るようにその理由が放たれる。


「お前は、日向子(ひなこ)を……俺の幼馴染を、俺の、大切な幼馴染を」


呻くように発せられる一語一語に怒りを含ませながら、絞り出すように告げられる言葉。


そこには、僕の彼女である羽生日向子(はにゅうひなこ)の名前があって。

けれど、僕がそのことに反応する間もなく、彼の怒りの答えが、続けられた。


「お前は日向子を脅して、アイツと付き合った」


雄司は答えを告げて、そして続ける。


「お前は、日向子に好きな人をばらされたくなければ付き合えと迫った」


そこには雄司の怒りと、事実があった、


「お前は、日向子が俺のことが好きなことを知って、それを利用して、脅して。許せるわけないん

だ。お前は最低だ太一。最低で卑怯な俺の敵だ。お前との関係は、今日で終わりだ!」


最後には叫んで、僕が、白島太一(しらしまたいち)が許せないと、親友でないと言葉を浴びせかける雄司。

そんな彼に対して、僕は。


()()()()()()()()()()()


なんだそんなことかと。

なんでもないことのように、どうでもいいことのように応えて。

すぐさま、地面に組み伏せられていた。


「痛いなぁ、雄司。最初に殴ってきたのもそうだけど。暴力は良くないぞ」

「お前、どういつもりだ。日向子を苦しめて、なんだとはなんだ」

「苦しめたつもりはないけどなぁ」

「お前っ」


交わす言葉に、雄司の怒りは増して。

伸し掛かられる僕の両肩を掴む手もまた、更に力を増していく。


「あのさぁ、雄司。日向子日向子って」

「お前が、日向子を気安く呼ぶな」

「雄司にとっての羽生のことなんだけどさ」


ギリ、と。

僕を組み伏せる両手が首元に近づくのを感じて、慌てて呼び名を名字へ変える。


「俺にとっての日向子だと、俺の大事な幼馴染だ、それを、お前は」

「そう、幼馴染だよな。大切で、大事なんだろうけど、幼馴染なんだよな?」

「当たり前だ、日向子は、俺の」

「じゃあ、夕薙(ゆうな)は?」

「え?」


僕が出した名前に、力は緩み、呆けた返事をする雄司。


「ああ。僕の幼馴染である夕薙は。宮前夕薙(みやまえゆうな)は何なのか教えてくれよ」

「そ……れは俺の彼女。ぐっ」


雄司が言い終える前に頭突きを食らわせて。

組み伏せてくる彼を引きはがし、距離をとる。


「お前っ」

「とりあえず落ち着けよ。暴力はなしでいこうぜ、雄司」


再度こちらを害そうとする雄司を制して、僕は言葉を続ける。


「なんで僕が羽生にそんなことをしたのかをさ。ちゃんと教えてやるからさ」


そう言って、僕は笑う、少しだけ。


「なんだ、何がおかしい」

「いやそりゃおかしいよ。だってさ、雄司。僕は君と。僕の幼馴染である夕薙のためにしたんだからさ」


僕の態度を訝しがる雄司に対して、真相を告げる。

君達のためにしたのに、と。

僕が君達のことを思ってしたことで、殴られるなんておかしいと告げる。


「俺達のためだと、意味の分からないことを」

「いや分かれよ。すぐ分かれ。最低限僕のさっきの問いかけで察してくれ」


雄司の言葉を遮って、僕は指摘する。

分かるはずだ、と。

そう、分かるはずなんだ。

少なくとも、僕が夕薙の名前を出した時に。


「なあ雄司、本当に分からないのか?だったら君は夕薙の彼氏失格だよ」


僕の言葉に、揺れる彼は、それでもこちらへの視線の強さを変えない。

どうやら本当に理解できないようで。

しょうがない、どうやら隠し通すのは無理そうで。

全てをここで明かすしかないようだった。


「いいか、雄司。君には夕薙という彼女がいる。そして、彼女と羽生もまた幼馴染で親友だ。そんな羽生が、君のことを好きだという」

「そうだ、そしてお前が脅して……」

「脅してはいないさ」

「嘘をつくな!日向子が、そう言ったんだ」

「まぁ、羽生にとっては脅されたと感じたのかもな」

「やっぱりお前が」

「話は最後まで聞けよ」


こちらの話をさえぎるように、怒りを発する雄司。

なあ、雄司。

ここまで話して本当に気づかないのか?

僕の親友に対しての、幼馴染に対しての、僕の気持ちをさ。


「なあ雄司。もしも、もしもだ。羽生が君に。君に告白したらどうなる」

「どうなるって、そんなの当然!あ。いやそれは、そんなのは決まって……」


僕の問いかけに、即座に答えようとして。

ようやく雄司は気づいたのだろう。

自分の怒りがどこから来るのかに。


「確かに決まっている。君は告白を断る」

「いや、それは……」

「断るんだよ。当たり前だ。君には彼女がいる。大切で、大事な幼馴染からの告白でも。君は断る。もう親友ではないけれど、それくらいは僕にもわかる」


そうでなくてはいけない。

だから、彼の怒りは余りにも正しいけれど。

その怒りは彼の幼馴染のためだけではなくて。

彼自身のためでもあって。

僕の幼馴染で、彼の彼女である夕薙への裏切りでもあることに、気づいてしまったのかもしれない。


「そうしたら、僕達と彼女達との関係はおしまいだ。今まで通りに付き合うなんて出来やしない」

「そんな、ことは……」

「そんなことはある。間違いなく関係は変わっていた。だからこそ僕は、羽生に提案した」

「提案……」


ようやく、僕の言葉に耳を傾ける彼に。

諭すように、説き伏せるように、僕の意図を、僕の魂胆を告げる。


「羽生が雄司のことが好きなのはわかった。けれど、羽生が今の関係を壊したくないのも分かった。だから」

「だから……」

「今だけは我慢して、その気持ちを伝えないで欲しいと。今は大事な時期だ。もうすぐ大学受験だってある。だからこそ今伝えるのだけは止めて欲しいと、そう提案した」

「そんな、ことは」


僕の言葉にたじろぐ雄司。

それでも、必死に抵抗するように。

僕の誤りを指摘する。


「そんなことは日向子は言っていない。それに、今の説明でなんでお前は日向子と……」

「それは羽生のせいだ」

「日向子のせい、だと」

「羽生はそれでも思いを止められなかった。だから、僕は彼女に言ったんだ。

君がそのつもりなら僕から先に雄司に気持ちを伝えるぞと」


確かに。僕は彼女を脅して、迫ったのかもしれない。

それでもそれは、雄司のためで。

夕薙のためで。

僕にとっても幼馴染の、羽生日向子のためだった。


「それが嫌なら、嘘でいい、形だけでも僕と付き合ったふりをしろと言った。受験が終わるまででいい。その気持ちを抑えてくれと。そう言った」

「そんな、馬鹿な」


今度こそ、雄司の怒りは霧散する。

それは、きっと。

先程の自身の怒りの理由を心から理解したからだろう。

本当ならば、雄司は夕薙を優先すべきで。

だというのに彼は直情的に、日向子への思いで動いて。

それはきっと裏切りだから。

僕達四人の、幼馴染の関係の、色々な、様々な物への。


「誓って言うけど、付き合っているフリだから。体に触れるどころか手さえ繋いでいないんだ、僕は」

「なんで、日向子は……」


ついには、雄司は膝から崩れ落ちて。

僕に向けてでなく、地面につぶやくように疑問を口にする。


「耐えられなくなったんだろうな、きっと」

「耐えられない?」

「ああ、嘘でも。嘘だからこそ。自分の好きでない人と付き合っているという現実。自分の好きな人には彼女がいるという事実。だからこそ、日向子は、本当の事ではなくて僕に脅された事実だけを君に言った」


僕の言葉に更に俯いて。

雄司はついに、押し黙ってしまった。


ああ、僕がやったことはなんだったんだろう。

幼馴染の関係を維持するために。

これからの為に。

少しでも悪くない様に、少しでもマシになるようにと思って、必死に考えて動いたというのに。


目の前の彼には親友を辞めると告げられ、そして彼は真実を知って傷を負って。

日向子には気持ちを抑え込むという苦しみを与え、嘘をさらに重ねさせ。

そしてこうなった以上、真実は暴かれて。

僕達四人の関係も壊れ夕薙にはきっと疑念が生まれるだろう。

もしかしたら雄司は日向子を選ぶのではないか、と。


僕は、三人の幼馴染を傷つけてしまったのだ。

()()()()()()()()()()

日向子を本当に僕の物にでもしてしまえば良かったんだろうか。

下卑た漫画のような、好いた気持ちを利用して、奪う。

寝取ってしまうような恋愛を、すればよかったのだろうか。

真実さえわからなければ。

きっと誰一人として傷つかなかったのかもしれないんだから。


どれくらい、そうしていただろう。

ようやく、雄二は立ち上がる。

こちらには目もくれず、言葉も発せず。

ふらふらと雄二はこの場を去ろうとする。


「なあ、雄司。お前は、裏切らないよな?こんなことになったけど。夕薙だけは、彼女だけは裏切らないよな!?」


僕の言葉に、何一つ反応を返さない彼に。

嫌な予感を覚える。

もしかしたらあいつは……それでも、僕は彼を止めることは出来なくて。


きっと次に出会う時には。

僕達の関係は。

僕と雄司と夕薙と日向子の関係は終わってしまうのだと確信できた。


嘘の、寝取るような恋愛。

そんな物は存在しなくて。

寝取り恋愛から寝取りを除いてみれば。

そこには、何も残らなかったのだ。


僕は、雄司が姿を消すまで、その姿を見送るしかできないのだった。



これで、この話は終わりだ。




―――だって、()()()()何も残らない。


振動音とメロディ。

自身のスマホに表示された通話相手を見て。

僕は笑みを深める。


「もしもし、羽生?上手くいったかな」

「ありがとう、太一君。今ね、雄司からメッセージが来たの。大事な話があるから聞いて欲しいって」

「おめでとうだね。ああ、でも最後の一押しが肝心かな」


僕は。通話相手である羽生日向子へと軽やかに返答する。


「うん、これから私は絶対に雄司と()()みせる。絶対にこのチャンスは逃さない」

「だね。彼が責任から逃げるわけないし……なにより今日の感じだと滅茶苦茶羽生に針が振り切れてたよ」

「ほんとっ?そこまでしてくれたの太一君?」


これから雄司を寝取る。

そんなことを楽しそうに語るぼくの幼馴染に。

僕は当然の様に返答する。

そう、僕の寝取る恋愛は嘘だったけれど。

そこから取り除かれたものは。そこにそのまま残っていて。

別の場所に寝取り恋愛が残っていた。


仕掛けはそんなに難しくもない。

僕は、羽生の気持ちを知って。

そして彼女の願いをかなえるために動いた。

どうすれば雄司が彼女である夕薙を捨てて、羽生への思いに応えるかを考えて。


僕がやったことは何だったろうって?

簡単だ。

幼馴染を傷つけた。それだけ。

なんだか、とても楽しそうだったから。


「あのね、太一君。本当にありがとう。貴方のお陰で、ようやく私の思いは叶う、でもね」

「なにかな?羽生」

「その、なんで私に協力してくれたのかな?自分が悪者になる嘘までついて」

「ああ、それは」


そんなことを言われても。

僕は面白そうだからやっただけなんだけど。


「あのね、もしかして太一君も、夕薙のことが好きで、それで都合が良くて、私に協力してくれたのかな」


黙り込む僕に、羽生は自身の考えを述べる。

ああ、確かにそれは。

理由としてはとても納得してしまいそうだ。

けれど、それはあまり楽しくない。

だから、僕はこう答えよう。


()()()()()()()

「え?」

「僕は、昔から()()()のことが好きで。だから君が好きな相手と結ばれるのが。僕は嬉しいから」

「そんな、太一君。そんな、こと言われても」


僕の答えに、羽生は言葉に詰まる。

そうだろう、好きな相手がいる相手を。

自分のものにするために、奪うような彼女にとって。

僕の言葉は理解できないだろうから。

まぁ、面白くするための嘘なんだから、彼女に効くのは当然なんだけど。


「最後にごめん。でも僕のことは良いんだ。きっと成功させてくれ、羽生。君の幸せを願っている」

「あの、本当にごめんなさい、ううん、ありがとう太一君。貴方の気持ち、胸にしまっておくね」


そうして、通話は終わって。

僕の口角は、きっと最大限に吊り上がっていたと思う。

ああ、楽しいな。楽しいな。

羽生の思惑が上手くいけば、これまでとは違う、複雑怪奇な関係性になることは間違いなくて。

僕は今にもスキップしようとして。

スマホが振動音とメロディを奏でていることに気づく。


その相手は、最後の幼馴染である。夕薙で。

きっと電話の内容は、相談であることが想像に難くなかった。


さて、どうしようか。

彼女には、どう答えようか。

こんなに楽しいことは、やめられない。

奇妙でねじ曲がった僕たちの関係は、出来れば切り上げたくはない。

それじゃあ僕はどうすべきか。

それは。


「もしもし、宮前?」

「太一君、あの私もうどうしたらいいのか」

「大丈夫、全部わかってるから。いや、違うな()()、僕のせいだ」

「太一君のせい?」

「そのことについて、説明する。でも雄司に疑われたくないから。送信履歴は消すんだ。大丈夫。あいつは良い奴だ。君のことを裏切ったりなんか絶対しない」

「でも、雄司は、日向子と」

「きっと僕が何とかする。だから僕のことを信じて欲しい」


きっと今の彼女の心は不安だらけで。

付け込むことは簡単だろう。

そうしたら雄司は果たしてどうするんだろうか。

そうして雄司が動いたら、今度は羽生だ。

君の為に、僕が一番好きな君の為にと偽りの思いをぶつければ。

もしかして彼女の心も動いたりするのだろうか。


うん、そうだ。

僕のやる事は決まった。

とてもステキで愉快で、堪らない、寝取り恋愛を始めよう。

作者は寝取られは大嫌いですが、寝取りは好きです(謝罪)

寝取りというか相手の気持ちをこちらに向ける恋愛好きなんだよなという方。

作者と同じく寝取りは好きな方。

そして、少しでも面白いと思ってくださった方。

評価していただけると大変うれしいです。

よろしくお願いします。


追記(7/19)

作者底辺作家なので、今までで一番ポイント入れていただいて感謝することしきりです。

正直なところ、後半勢いで追加したので、序盤で寝取ったみたいな台詞を主人公に入れて

それは全部嘘で寝取り恋愛から寝取りと恋愛を抜いたら何一つ残らなかった、みたいな

EDの方が綺麗に短編になったかなと思います。

誤字報告等々本当にありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 何とも複雑怪奇な……これは四角恋愛でしょうか? 主人公が本当に好きな相手は一体、と思いつつ、もしかしたらそんな相手はいないのかもと思い直してみたり。 この4人の関係性が好きで大切だったのか、…
[一言] ただの愉快犯?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ