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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第三章 キョウからアースへ
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093 水洗トイレ

 お嬢様の視察は、またまだ続いた。


 「あ、あれは何かしら?」


 「あれは、トイレでございます」


 「トイレ?」


 「用足し場」でございます。


 「用足し場にしては、臭い匂い、しないしどうなっているの?」

「ちょっと見てもいいかしら」


 「これは何かしら?」


「これは、洗面台でごさます、ここに手をかざすと、水が出てまいります」


 「・・魔道具の一種か、なんと贅沢な」


 「で、こちらが便器でございます」

「ここに腰掛けていただき、用が済んだら、このボタンを押していただくと水が流れます」


「・・・・・王都で最近、水で流す用足しが流行りだしたと聞いていたが、これか」

なんと贅沢な、これはぜひうちにも欲しい。


 お嬢様を案内して、食堂に来た。


 「ここが食堂になります、朝と昼、さらに寄宿舎の人には夜もここで食事をとってもらいます」

「もうお昼を過ぎましたので、昼食にしましょう」


 「そうだな、どんな物を食べさせるのか、監督責任があるからな」


 昼は、ハンバーグかカレーライスかオムライスの予定だ。、

今日は、カレーにしようと思い、ダンレンジの4番11番22番を押した。


「この黄色い部分と白いつぶつぶを、こうやってすくって食べてください」


 「こうか?」 ん、何かちょっと辛いが、うまいぞ、後を引く味だ、スプーンが止まらん。


 「で、そちらのが野菜盛り合わせと、チャイという飲み物です」


 タチアナは、これはすごいと思った、王都の学園には行った事がないが、

おそらくそれ以上だろう、なんなんだ、この星野という男は・・。

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